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先週の続きです。
チョッパーオーナー◇vbg / 2014-02-18 18:59:00 No.277
 今日は昨日に比べて気温が下がって寒い一日になっていますが、
日差しはもう春の感じです。今年の朝はあまり氷がはらないような
気がするのですが、その反面雪が・・・。
 ところで先週、この掲示板にてWAXについて少しお話しましたが、
本日お店が落ち着いていたということもあり、簡単に比較テストしてみました。
まず、ボンネットに掛かっているWAXを完全に落とします。
http://www.chopper-sensha.com/img3/3.jpg
一見するとボンネットが乾いているように見えますが、水の膜が一面に
張っている状態で濡れています。
http://www.chopper-sensha.com/img3/1.jpg
ちなみに端っこはWAXが効いている為、疎水状態(撥水)に
なっています。
今回は以下のWAXを比べてみました。(一部ポリマー剤)
・swissvaxシールド
・シュアラスター マンハッタンゴールド
・グリオズ Spray On Wax
・ブリスジャパン ブリス 
・オートグリム ハイディフィニションWAX
http://www.chopper-sensha.com/img3/10...
http://www.chopper-sensha.com/img3/11...
http://www.chopper-sensha.com/img3/12...
ちなみにこのような感じで分けてます。
http://www.chopper-sensha.com/img3/4.jpg

 写真ではわかりにくいですが、ツヤ・光沢・ツルツル感ともに
シールド→ハイディフィニション→マンハッタン→spray on →ブリス
といった感じの順に良く思います。ただシルバーという淡色系の
ボディーなので、濃色車だともっと顕著に差が出ます。
実際、中性洗剤で一度洗ったら変化はあるのか試してみました。
http://www.chopper-sensha.com/img3/5.jpg

 結果はSpray on waxは吹き上げる時に掛けるだけという簡単施工が売りの
ツヤ出し剤なのでかなり撥水は弱って予想通りです。
ブリスは広告文言に「弱撥水から疎水性に変わる」というようなものが
あった気がしますが、これは上の製品と同様に落ちただけではないのかな?と疑問が・・・。
マンハッタンゴールドは少し意外でした。全般的に固形WAXは
耐久性がポリマー等コーティングに比べて低いです。実際、保管車庫の状況にもよりますが
1〜3か月ぐらいで部位によっては落ちます。ただ中性洗剤で一度洗っただけで
ツヤはあるにせよ、疎水性に変化があるとすると、数回の雨で取れてしまうかもしれません。
ちなみにシールドとハイディフィニションWAXは手触り感のツルツル感は消えましたが、
さほど水の流れ方に変化は見えませんでした。
http://www.chopper-sensha.com/img3/6.jpg
http://www.chopper-sensha.com/img3/7.jpg
http://www.chopper-sensha.com/img3/8.jpg

 今回シュアラスターとブリスは比較的使っている方が多い気がしたので、
あえて量販店で購入しましたが、サンプル品が少しあれば買う必要はなかったなと
今さらながらに思います。
ブリスは時々持ち込みのお客様がいらっしゃいますので施工することはありますが、
シュアラスターはかなり久々に使いました。ん〜、なんと使いやすい事か。濃色車でも
チャチャッと施工してもムラにならなそうな印象です。ただ、溶剤が多い感じで、
耐久性に疑問です。
シールドは強烈なツヤと撥水力がありますが、施工に手がかかります。ただ、撥水が大好き!!と
いう方には気に入られると思います。
ハイディフィニションWAXも癖がありますが、使い勝手と性能のバランスはシールドに負けてない感じです。
Spray on waxはとても楽な簡易ツヤ出し剤です。ツヤと防護性は毎回洗車する
度に使えば、塗装も比較的キレイに維持できる気がします。
ブリスはいまだ人気の理由はなんでしょう。つかみどころのないポリマー剤と
いったところが正直な感想です。ゼロウォーターよりは数段効果がある感じですが。

今回の使用ケミカルについて
1−swissvax シールド
カルナバ含有率―40%
価格     ―かなり高い 20000円〜
 特徴     ―テフロン配合・強撥水・強防汚性・手塗り推奨・マニアック度満点
欠点     ―少々使いづらい・高額・入手経路が限定的 でも個人的には好きです。

2−シュアラスター マンハッタンゴールド
カルナバ含有率―1%〜数%? 公表していないようです。
 価格     ―リーズナブル 4000円〜5000円
特徴      ―石油系溶剤多い?・光沢が良くムラが出にくい・使いやすい
 欠点     ―耐久性がなく被膜が貧弱・溶剤多め(主観です) 

3−ブリスジャパン ブリス (WAXではなくポリマーですが)
 成分     ―フッ素系ポリマー、ケイ素系ポリマー、ガラス繊維、セルロース 
 価格     ―80ml1600円程度でありましたが、高いのか安いのか…。
 特徴     ―簡単施工が売り
 欠点     ―いまいちつかみどころがない。液体WAXとピッチクリーナーが
         合体したような印象を受けました。

4−オートグリム ハイディフィニションWAX
カルナバ含有率 ―非公表ですが、結構高めだと思います。
価格      ―内容量も少なく高い部類。ザイモールのチタニウムと同等価格
特徴      ―ポリマー配合で耐久期間長め・保護力やツヤなど全体的に良い
欠点      ―塗り込みがおもく、癖がある。ムラになりやすく厚塗りすると失敗します。

 以上、簡単な見比べをしてみましたが、いかがでしたか。
もっと細かく比較するには結構大変かもしれません。またこれらのケミカルは
人それぞれ感じる物が違うので、あ〜そうか・・・程度に流してください。
他にも色々なケミカルがありますが、どれも色々な効果と謳い文句が踊っています。
実際の性能や使い勝手はやはり使ってみる以外にわかりえないものなのですが、
買わなくてはいけないんですよね・・・。もっともっとサンプルが市場に出回りますように。
グラニタイズ―カリフォルニアゴールド、パーマラックス…ちなみにうちに転がってます・・・。

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