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WBC終了
ueno弟 / 2006-03-08 00:40:00 No.238
三先生の皆さん、卒業おめでとうございます!!これからはみんな別々の道となりますが、生涯を通して仲のよい友達関係であってほしいと思います。
さて、WBCアジアアラウンドも終わりました。私自身、このWBCに携わりたくさんのものを得たなかで、今回はバッティングキャッチャーという一番近い場所でみた考察を述べたいと思います。細かくあげるときりがありませんのでここでは3つのことをあげます。まず、ヘッドの角度です。キャッチャーからみるとインパクトまでヘッドが全く落ちず、まさに上から斬ってボールにスピンを与えていました。そのため、インパクト時のグリップの位置が非常に低い位置にありました。特に、松中選手は真上から地面に向かって斬っているように見え、きれいな逆スピンがかかりホームランを連発していました。次に、ターンのスピードです。とにかく、ボディーターンが鋭い!!今までキャッチャーをしてきて、だいたいバッターがつまるタイミングはわかります。しかし、日本代表レベルになるとつまるとおもうタイミングであってもボディーターンが速いためなんなくアジャストします。このスピードには大変驚かされました。基本的に私自身が今までつまるだろうと思うタイミングでスイングしてきます。つまり、ボディーターンが速い結果スイング自体も速いため、ピッチャーの投げた球をより自分の近いところで初動してもアジャストできるのです。このことは、頭ではわかっていましたが間近で体感できてよかったです。最後にインパクトの強さです。これは2つめのボディーターンに関係してくることかとおもいますが、とにかく各選手インパクトの力強さを意識していました。特に、イチローや西岡はインパクトの瞬間に毎回「んっっ」と声を出しています。それほどその瞬間に力を爆発させようとしているように感じました。また、インパクトの瞬間を強くするにはしっかりと振りぬき巻きこむ必要があります。つまり長い加速距離をかせぎ、その加速過程でインパクトをむかえることにより力強さが生まれるというわけです。そのため、各選手基本的には引っ張る角度の打球となり、どのコースのボールであってもしっかりとフィニッシュまで巻き込んでいます。イチロー選手もポール際のホームランを何度も放っていたことをはじめ、とにかく巻き込むことを意識しているように思いました。外角に対しても、「ながす」というよりも逆方向に「ひっぱる」という印象を受けました。結果、基本的にきれる打球ではなく、まっすぐ伸びていく打球でした。
 以上バティングキャッチャーをした中での考察でした。言葉だけでは伝えられる限界がありますので、できる範囲で現場で伝えていけたらと思います。またなにより感じたのが自分の中に沸いてきた野球に対する想いでした。憧れの選手の練習に携うことができ、また試合ではその選手達が多くのファンから大声援を受けるなかで言葉にはできない感情が沸きあがり鳥肌が立ちました。自分が本当に野球を好きであり、ほんの少しでも憧れの選手に近づけるようにがんばりたいと思える瞬間でした。これから各リーグでシーズンインになりますが私も社会人野球という舞台で気持ちを引き締めてがんばっていきたいと思います。高校生ももうすぐ春の予選ですが野球を楽しむ気持ちを忘れずがんばってください!!

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