これより名乗りをお願いいたします。

次回５４１回はいさおさんが幹事をしていただけるとのこと、よろしくお願いします。名乗りが終わりましたらバトンタッチいたします。

旅遊の句

河太郎住むてふ淵や五月闇　　　　○ひ
さくらんぼ銜へし鳥の名は知らず
一面に闇撒き散らし蚊食鳥　　　　◎ひ
夜振の火かざし少年川上へ　　　　◎ふみ
木天蓼の葉の白々と塩の道

五枚戴きました。有難うございました。前回が出来過ぎということがよく分かりました。

二酔の句

広すぎる古き実家や五月闇　　〇純
我が指をにぎる赤子やさくらんぼ　　〇樹〇旅
蝙蝠や取り壊さざる製材所
木天蓼や細くなりたる崖の道　　〇蒼
火の粉散る夜振の舟の止まりゆく

◇4枚
眼をとめてくださった皆様、ありがとうございました。

《蒼天句》

かはほりや茜へ闇を一つずつ

夢殿に終はる読経や五月闇　　　　　　　　　　◎二〇いさ

その尻のカーブを愛でてさくらんぼ　　　　　　〇いさ

木天蓼やロシアンブルー目もくれず

ただ兄の尻ばかり追ふ夜振りかな 〇樹


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　計５枚

　二様、いさ様、樹さまのご厚情身にしみました。
有り難うございました。

ひとみ名乗ります

図書館は大玻璃囲ひ五月闇　　　　　　　○い
蓋取れば皆同じ向きさくらんぼ　　　　　○蒼○二○い
幾何模様描いてこうもり夜を呼ぶ
木天蓼の花をリフトの素通りす
夜振火をけふの肴に酌み交はす　　　　　○樹

５枚頂きました。い様はじめ、ありがとうございます。

樹里の句

深々と蝙蝠の闇ありにけり
小面の遠きまなざし五月闇 　◎旅〇純
水底を水の奔れる夜振の火 　〇ふみ
さくらんぼ指のさきよりはにかめる 　◎純〇ひ◎蒼
木天蓼の花に移れる山日かな

９枚頂きました。旅遊さん、純子さん、蒼天さんはじめ皆さまありがとうございました。

いさおの句

木の国の闇の深きに夜振の火　　　　　　○ふみ○純○ひと
寺町の辻を自在に蚊喰鳥　　　　　　　　○ふみ○樹○旅
出回ればはや消えゆけりさくらんぼ
奥の院万燭つつむ五月闇　　　　　　　　○ふみ○純○二
木天蓼の花ちる岬札所道

９枚頂きました。３枚のふみもと様、２枚の純子様をはじめとして皆さまありがとうございました。

ふみもとの句

盗人の如くに夜振動き出す　　○樹○旅○蒼
さくらんぼてふ太陽の子どもたち
木天蓼に花弁当に玉子焼
駄菓子屋の奥に三畳五月闇　　○純○蒼
蝙蝠の夜に授かる力かな

５枚いただきました。皆様、ありがとうございました。