閲覧者が限られているにもかかわらず､私のブログにも読者登録して下さっている方がいらっしゃいます｡実際､頻繁に“あしあと”まで残して下さる方がいるのは幸いです｡

その中で非常に音楽に詳しく文章力にも長けた人が居られ〜仮にDさんと呼んでおきましょう〜､Dさんの記事にニック･ボックウィンクル氏の亡くなった記事が書かれてありました｡

D氏の記事にもやはり“反則ではタイトル移動なし”ルールを最大限利用していた旨が綴られてあり､実際私もYOU TUBEを覗いてみました｡

確かに､実力者である点は間違いないですね｡特に優れた技の持ち主で､スピードも結構あります｡しかも40代になってからAWAチャンピオンになったようで､年齢を考慮すれば動きは冴えていると思います｡

その一方､怪力レスラーではないし､反則はあくまでタイトル防衛を目的としています｡これは反則というより“狡猾”と呼ぶべきものでしょう｡

できれば20代の試合振りが見たかったです｡ただ､私が現実のプロレスを殆ど見ておらず､プロレスを格闘技の面ばかりで捉えているきらいがあるのは認めざるを得ません｡

それでも若い頃のボックウィンクル氏は､きっとザ･ミシガニアン(タイガーマスク第90話)に近かったのではないでしょうか｡

　こんばんは、Cancanさん。

　ニックが亡くなったのですが…。それは知りませんでした。ご冥福をお祈りします。

　ニックはアメリカではヒールでしたが、日本では英雄扱いでしたね。ブラック・ジャック・ランザとのタッグで、78年の世界最強タッグ選手権に初来日したのが思い出されます。

　ジャンボ鶴田戦など、ニックの試合を何度か見たことがあります。アメリカで、巷間、言われているような弱いチャンピオンには思えませんでした。技に切れがありましたので。

　確かに、ニックは力はありませんでした。力、技、スピードを合わせ持つレスラーは、現実にはいないということですね。
　
　ニックは、「反則ではタイトル移動なし」を最大限に悪用しました。ですので、アメリカでは人気がなかったわけですが。

　ニックの若い頃の試合は、私も見たことがありません。ザ･ミシガニアンに近かったとすれば、誰からも敬意を集めたものと思われます。

　それでは、この辺で失礼します。ニックが入場する時に掛かったハワイアン・テーマが好きでした。