大阪都構想が否決されました｡

私は大阪府民/非大阪市民なので､投票権がありませんでしたが､投票権があればどうしたかは､非常に難しい問題です｡

ただ、ニコ生で右派系市民団体とこの件で議論した印象では、彼ら（彼女達）の殆どは賛成で、なおかつ橋下氏が嫌いのようです。
感情におぼれないのは評価できました。いや、別に口汚くやりあったわけではありません（笑）　ただ色々と聞いた限りでは、『都構想』なるネーミングが失敗だったのではないかと言う点です。

個人的には、小選挙区制の選挙結果と同じく四十九％以上の人が賛成票を投じているので、それを無視してはいけません。
大阪市の二重行政に関しては誰しも何がしかの問題を感じているのです。
だから、好き嫌いは別として橋下氏の引退には反対です。

一方、これが安倍氏の憲法改正となると話は別。新聞等の報道によりますと、安倍さんは都構想が否決されるのを見て、憲法改正に慎重になったそうです。

私は『はっ？』と思いましたがすぐに納得しました。
安倍氏は九十六条の改正条項を改正したいそうじゃないですか？
改正条件の緩和から目指す、と。これ狡猾なやり方ですが、普通の改正と異なるのは、否決後の態度。
仮に、その他の条項を改正発議⇒否決になっても辞任までする必要はありません。
しかし改正条項の改正に失敗（国民投票による否決）したら即やめねばならないでしょう。

御用評論家は改正条項を改正した法治国家は他にもあると述べていますが（例えば北欧）、一番最初に改正条項から手を付けた例はないはずです。

確か森田実さんだったと思いますが、『これは一番してはならないことだ』と仰っていました。『恥知らずだ』と。森田先生、ご心配なく！安倍さんは危ない橋は渡りませんから（笑）

　こんばんは、Cancanさん。

　難しい選択だったとは思いますが、橋下の思想、性格が全く相いれませんので、私が大阪市民でしたら、間違いなく反対票を投じていました。

　そういう感情論は、本来なら嫌悪すべきです。ただ。橋下は、虫唾が走るほど嫌いですので…。

　なるほど、『都構想』というネーミングが失敗だったですね。大阪人にとって、「都」は、敵である東京都を連壮させますからね。

　確かに、憲法改正とは条件が違いますね。そもそも、憲法改正の前に96条を改正するとのは姑息です。

　森田実さんは、正論を吐きます。だから、テレビから干されているのでしょうけど。

　安倍は小心者ですからね。危ない橋は渡らないでしょう。

　私は、願わくば、安倍の病気が再発して欲しいです。人の不幸を願うのは非人間的ですけど、安倍の場合も別です。

　それでは、この辺で失礼します。私は、ゲンダイにだいぶ毒されているようです。