ミラクル３さん、こんばんは。

・智弁学園２×−１高松商（延長１１回）
　延長戦の熱戦は、１１回裏、村上投手自らがセンターオーバーの２塁打を放ち劇的なサヨナラ勝ち、春夏を通じて甲子園初優勝をかざりました。

　試合終了から７時間以上立ちましたが、未だ興奮が冷めません。本当にいい試合でした。昨日「いい試合を期待する」と書きましたが、期待以上でした。

　智弁学園はこの展開でよく勝ちましたね。同点に追いつかれた直後の８回裏の２アウト２，３塁で４番福元選手が打ち取られるなど、智弁学園にとってはイヤな流れでしたからね。

　高松商にとっては、初回のノーアウト２，３塁を逃したのがあまりに大きかったですね。また、１０回表に先頭の安西選手がヒットで出たのに、送りバントを決められなかったのも響きました。

　何よりも痛かったのは、ポイントゲッターだった美濃選手が完全に抑え込まれたことでしょう。智弁バッテリーも、美濃選手がキーマンということで、彼の打席では、他の選手以上に気を使っていたように思いました。

　智弁学園は、試合を重ねるに従って強くなっていきましたね。岡本選手や廣岡選手のような大型選手こそいないものの、攻守によくまとまっていました。

　そして、村上投手がよく投げ抜きましたね。決して三振を取りまくるタイプではありませんが、ランナーを背負ってから、本当に粘り強かった。今日も、結局最後まで高松商に連打を許さなかったですからね。

　天理が初の全国制覇を果たしてからちょうど３０年、ようやく最大のライバルに肩を並べましたね（天理は　春夏通算３回優勝しているので完全に追いついてはいませんけどね）。智弁和歌山が全盛期を過ぎた印象がある中、「本家」が存在感を増して行くのか、注目されるところです。

　古豪・高松商の復活は、四国の野球ファンにとってうれしい限りだと思いますが、私にとっても感慨深いものがあります。近年は低迷しているものの、かつて、四国は間違いなく全国一の野球王国であり、「四国四商」はその象徴でした。強力打線に積極的な走塁と、高松商の試合は見ていて楽しかった。今大会をきっかけに、「野球王国」の復活に期待したいですね。

　それにしても、今大会は準々決勝以降にサヨナラゲームが４試合、延長戦が３試合と終盤に盛り上がりを見せましたね。そして優勝候補といわれた学校が次々と消えていきました。間違いなく各学校の実力差はなくなっている、そう感じました。

　こんばんは、Redfoxさん。いつもながら、凄いデータ力ですね。

　決勝戦も素晴らしかったです。まさに期待以上でした。決勝戦がいい試合でないとモヤモヤ感が残りますが、私も未だに熱戦の余韻が引きません。

　村上投手自らが決めましたね。浦投手は、ツーアウトランナーなしになってホっとしたのかもしれません。ヒットが出た時にタイムを掛けた方が良かったと思うのですが…。

　確かに、智弁学園には嫌な流れでしたね。場内も高松商びいきでしたし。

　高松商にとって、１回と10回のチャンスを逃したのが響きました、10回はノーアウト２塁のチャンスでしたが、その場面でフライを打ち上げてしまいました。

　美濃選手は当たってましたからね。智弁バッテリーは徹底マークしたのでしょう。

　智弁学園は攻守によくまとまっていました。大型選手がいなくても優勝できるのですね。

　今日は高松商に連打がなかったのですか。鹿児島実、龍谷大平安、高松商をそれぞれ１点に抑えたのですから、村上投手がМＶＰですね。

　天理と智弁学園にライバル関係は、私が中学生の時から続いています。ともに全国を制したとは感無量です。

　智弁和歌山は全盛期を過ぎた感がありますね。それは寂しいです。

　高松商の復活が四国全体を活気づけるといいですね。私も「四国四商」が刷り込まれていますので。特に高知商の走るイメージが強いです。

　今年は優勝候補の敗退が相次ぎましたが、準々決勝以降は熱戦が多く、印象に残る大会になりました。

　それでは、この辺で失礼します。各学校の実力差はなくなっていると、私も思います。