ギリシャ問題が連日主要新聞を騒がしていますが､日刊ゲンダイさんはどうなのでしょう？
むしろギリシャ問題に向かうあまり安倍晋三氏への攻撃の手を弛めないか､そちらの方が心配です(笑)

冗談はさて措き､ギリシャとEUには多少関心があるのですが､初歩的なところでつまづきました｡
『EUには離脱の(または除名)の規約があるのか？』｡これすら私は知らなかったのです(答えは『無い』とのこと)｡

なるほど加盟にあたってはコペンハーゲン会議(規約)を基に審査が行われるのは知っていました｡すなわち､『議会制民主主義･人権･市場経済』が完備していることが大前提｡

一方､EUではギリシャのみならずスペインやイタリアもお荷物になってしまい､ドイツと同等の通貨(ユーロ)をこれらの国が持っていることに対し､独は不満を抱いていないのでしょうか？

ドイツ･マルクとリラやドラクマが同じ価値になるなど普通考えられません｡

だからEU離脱を考えるならギリシャよりもドイツにあてはまると思いました｡

ところが先日久しぶりに経済に詳しい友人と話す機会があり訊いてみました｡
『ああ､肝心なところをマスコミは書いていないな｡言いたい事はわかるよ｡でも､ドイツが今もマルクを維持していたら恐ろしいマルク高で輸出できなかっただろう｡だから3流国との通貨共存は彼らの利益でもある｡本当に損ならとっくに脱退してら』

あと『ギリシャの国債を我が国でたくさん買った(買わされた)銀行があるのかどうかまでは知らない』そうです｡

日刊ゲンダイさん！私にでもわかるように国際政治･国際経済のお話もっと解説頑張って下さいよ｡安倍氏批判は必要ですが､両立は可能でしょ？

　こんばんは、Cancanさん。

　心配なさらなくて大丈夫ですよ。ゲンダイもギリシャ問題を取り上げていますが、連日、安倍への攻撃をしています。

　昨日のゲンダイでも、女性弁護士が140人集まって、反安倍集会を行ったことを書いてました。「安倍政権には、体が震えるほど怒りを覚える」との声を紹介していましたが、私もです。

　EＵからは簡単に離脱できないようですね。ギリシャがEＵに加盟したのは1981年ですが、当時は冷戦時代でしたので、地勢学上、重要な位置に位置するギリシャの加盟には、アメリカも賛同したそうです。

　釈迦に説法とは思いますが。ドイツやイギリスとイタリアやギリシャの経済格差は、「EＵの南北問題」と言われます。

　おっしゃるように、ドイツ･マルクとリラやドラクマでは、通貨の強さが違い過ぎました。リラ時代のイタリアは、とんでもないインフレでしたし。

　ご友人のお話は、私も勉強になりました。私も、経済は得意ではありませんので…。

　ゲンダイには、ギリシャ問題をコラムで連載して欲しいです。コラムなら、わかりやすく書けるでしょうから。

　それでは、この辺で失礼します。戦争法案の強行採決は、あってはならないことです。