私は競馬には縁がありません｡というかギャンブル全般ですね｡

昔､父がサンテレビの『競馬展望』を見ていたので､訊きました｡出演者はアナウンサーと評論家の2人。

『この人､あれこれ予想しているけど毎回当てているの？』｡すると父は何を今さらという顔で答えました｡
『ああ､当ててるよ｡本命だけだけどさ』｡加えて『逆に言やぁ､穴を当てる芸当なんざこいつにゃ不可能ってことさ』と｡

『新聞はどうなの？新聞で穴が出そうなレースをよく載せるのがあれば､それを買えばよいと思うけど…』と再び尋ねました｡

『そんなものはない｡いや､たまにスポニチが大穴を的中させている』｡そして『だがな､複数の新聞が大穴を予想して皆がそれを買い､実際にその組み合わせで入ったとしても配当金は下がるんだよ』｡

『子供に説明する話じゃねぇけどな､そこがパチンコや宝くじとは違うところよ｡仮に本命と言われた組み合わせでも実際に誰も買わなければ一気に配当が上がるんだ｡まあ､詳しくは大人になりゃわかる』

以上のような説明を子供時代に父から受けました｡『ガ○は黙ってろ！』(○の中は『キ』)ではなく､単に詳細を話すのが面倒くさがりの父でした(笑)　と言って､まだ生きてますが｡
大正生まれの父母健在です｡

何でも後年父が話してくれたことによると､競艇でオッズでは高倍率だったのが実際にはさほどの配当金が付かなかった例もあるようです｡

中央競馬ならさほど影響しませんが､ローカルなレース場だと1人が買うだけで大きく配当金の額が変わる場合も少なくない､と｡

以上､ミラクル3さんには周知の事実で､すみませんでした｡

　こんばんは、Cancanさん。

　私に縁のあるギャンブルは麻雀だけです。競馬、競輪、競艇と違って、他力本願でないところが魅力です。

　パチンコもやらないですねぇ。以前、ウルトラセブンで、あっという間に2000円すって、それから全く打ってません。

　私のオヤジも競馬をやっていました。小学生の頃、府中競馬場や新宿南口の馬券売り場に連れて行ってもらいました。

　当時の新宿南口の馬券売り場は、人生にうらぶれた連中の吹きだまりで、子供心に馬券を買いに来ている連中を軽蔑していました。

　競馬は、穴狙いばかりをやっていると、負け続けます。それは、Cancanさんの父上も実感されていたと思われます。

　ローカルなレース場は、来場者が少ないですからね。1000倍が1人が買うだけで500倍になることもあるかもしれませんね。

　オヤジは昭和３年生まれでしたが、2001年に亡くなりました。胆管癌という悪質な癌に罹ったのですが、癌の痛みがほとんどなかったのが救いです。

　それでは、この辺で失礼します。競馬の解説者が本命ばかり予想していては、つまらないですね。