平石さんの話です。

東邦の坂本は横で見ていると大した事ないが、実際打席に入ると手元でボールが大きくホップしてきた。

東邦戦で三本間に挟まれあわやというケースで、三塁への送球が自分の背中に当たりこの幸運で先取点が入ったが、ここでアウトになったら姫路に帰れない（というような内容だったはず）と思い、相手三塁手の森田選手に体当たりしてでも落球を誘おうかと思った。」

今治西の三谷投手は球威もある上制球も抜群だった。新チーム結成以来、うちの打線があれほど抑え込まれたのは初めてではないか。

一番の思い出は、その今治西との試合で、跳ね返ったボールを素手でダイレクトに掴み素早く送球し、走者を間一髪本塁で刺したこと。数年前に「僕そのプレー覚えていますよ！」と言ったら本当にうれしそうでした。

松本さんとの交流は現在でもあるそうです。

　こんばんは、東洋松本さん。平石さんの話、ありがとうございます。

　やはり実際に打席に入らないとわからないのですね。ホップする球は如何にも打ちにくい感じです。

　あの背中にボールが当たった選手は平石選手だったのですね。その場面は覚えているのですが、選手の名前は失念していました。

　東洋大姫路ナインは、決勝戦を前に、「１年生投手には絶対に負けられない」と言っていたそうです。チーム力からしても、その思いは強かったと思われます。

　東洋大姫路も、三谷投手から９回までに点が取れなかったですからね。延長10回に取った決勝の１点もスクイズによるものでした。

　球威があって制球の抜群では、智弁学園や早実が打てなかったのも無理はなかったのですね。

　私も、跳ね返ったボールを素手でダイレクトに掴み素早く送球し、走者を間一髪本塁で刺したプレーは記憶にあります。打ったのは三谷選手でしたね。

　松本投手との交流が今もあるのは素晴らしいですね。江川投手の作新学院ナインは交流が全くないそうですし。

　それでは、この辺で失礼します。77年の東洋大姫路は、兵庫県史上最強のチームだと思っています。