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第9日 〜ロースコアの接戦に〜
Redfox / 2017-08-17 21:18:00 No.4165
ミラクル3さん、こんばんは。今日は強豪同士の見応えのある試合になりましたね。一転してロースコアの展開になりました。これまで、勝利チームは必ず3点以上取っていたのに、一気に2得点・1得点で勝つチームが現れました。

秀岳館が負けるときは大抵このパターンですね。3季連続ベスト4の実績をひっさげて乗り込んできましたが、またも勝負ところでミスが出ました。最後は中村選手に3ランを食らって息の根を止められました。

鍛冶舎監督は、これでお役ご免ですか。結局、全国制覇は果たせませんでした。息のかかった選手を引き抜いてチームを強化するのは、合理的ではあるのでしょうが、それだけで勝てるほど甲子園は甘くないと言うことでしょうか。

大阪桐蔭は守りきっての勝利でしたね。徳山投手、12安打を浴びながら1点で凌ぐことができたのは、長打を1本しか許さなかったことと、フォアボールを1つしか与えなかったのが要因でしょう。

そして、何といってもバックの好守ですね。初回のセンターライナーを好捕し併殺に仕留めた藤原選手のプレー、3回の同点を阻止した山本選手のバックホーム、の2つのビッグプレーはまさに値千金でした。今年の大阪桐蔭はこういう展開でも勝つことができるのが強みですね。

ここ数年不振が続いていた智弁和歌山ですが、よくチームを立て直してきましたね。鋭い打球は飛ばしていたものの、大阪桐蔭の攻守に阻まれ攻めきれませんでした。

ただ7回はもったいなかったですね。スリーバント失敗、けん制アウト、走塁ミスが重なり得点できず、その裏にバッテリーミスで決勝点を取られたのですから。

初戦は大量点で勝った仙台育英と日本文理でしたが、一転して一点が重い試合展開になりました。両チームがファインプレーを連発し、フォアボールもほとんど出ませんでしたが、結局は仙台育英が、併殺崩れの間にあげた1点を守りきりました。

佐々木監督は9回にキャッチャーを交代させましたが、どうやら正捕手の渡部選手が熱中症で病院に運ばれたようです。大したことがなければいいのですが。

大井監督も今大会限りで退任ですね。甲子園での実績が全国最下位クラスだった新潟のレベルを引き上げた功績は大きいと思います。2009年の準優勝チーム、2014年のベスト4のチームは、いずれもほとんどが県内出身者で構成されたチームでした。全国制覇の夢を引き継ぐ指導者が現れるといいですね。

Re: 第9日 〜ロースコアの接戦に〜
こば / 2017-08-17 22:21:00 No.4168
横から失礼します。

大阪桐蔭‐智辯和歌山は終始智辯がペースを握っていたように思えますが終わってみれば12被安打で1失点、仰せの通りフォアボールが1つしかなかったこと、そして守備ですね。

ここまで劣勢で勝ち切る力、ある意味底力を感じました。

智辯和歌山も強かったし大阪桐蔭も強かった、ただ強さの中身が違う感じでした。痺れました。

大井翁は名監督というより名物監督に思います。

同じ県内の、中越高校という文理が出てくるまでの私学一強校の鈴木春祥という指導歴30何年の大ベテランの監督が、当時新鋭ライバル校の大井監督を評して「まさに天真爛漫、県人には無い人柄」と語っています。

大井翁の甲子園初出場は就任10数年が過ぎた97年夏に、決勝でその中越を倒してだったそうですが、優勝を決めた後に、
「鈴木さん、やっと甲子園いけますよ!」
と屈託のない笑顔で寄ってきたて、負けた悔しさを一瞬だけ忘れてしまったと語っていました。

大井翁がここまでやってこれたのは、監督として優秀過ぎなかったからだと思います。

コーチや選手があまり監督に頼らず、最後は自分たちで何とかするしかないという自立心が、全国でも戦える戦力を備えるようになった珍しいケースではないかと思います。

大井翁はことあるごとに「ウチは細かいことはできないんで、打つしかない」と言い続けていますが、毎年結構クレバーで小技も利き、実は守備のレベルの凄く高いチームで出てきます。

これも優秀なコーチ陣と選手たち自ら「全国で戦えるには」と考えた結果のように思えます。

勝利インタビューでも、あまり難しい話や高尚な話、高等な野球理論もありません(笑)。

自ずと、優秀な後継者はもう育っていそうです。

お疲れ様でした。



Re:大阪桐蔭−智弁和歌山には痺れました
ミラクル3 / 2017-08-17 23:05:00 No.4171
 こんばんは、Redfoxさん。

 強豪同士の試合ともなりますと、ロースコアの展開になりますね。特に大阪桐蔭−智弁和歌山のロースコアの接戦には痺れました。

 秀岳館は、今日もミスで負けました。スクイズの場面は、川端投手がホームで刺せましたね。

 中村選手のホームランは強烈でした。まさに秀岳館に引導を渡した一発でしたね。

 鍛治舎監督の手法には、色々と批判があったそうです。昨夏の予選の熊本工戦は、完全アウェイの雰囲気でした。昨夏、北海に負けたのは、鍛治舎監督自信に油断があったのかもしれません。

 徳山投手の被安打は12でしたね。日記を訂正しました。

 被安打12で1失点という試合は、ほとんど記憶にないです。こうしてみますと、長打とフォアボールが大量失点に繋がるのがわかりますね。

 大阪桐蔭の守備力は流石の一言ですね。私は最後のゲッツーが特に印象に残りましたが、Redfoxさんが書かれたプレーは、まさにビッグプレーでした。この2つのプレーがなければ、試合を落としていた可能性が高いです。

 大阪桐蔭は、どんな試合展開になっても、選手が落ち着いています。履正社戦、大冠高校戦、智弁和歌山戦は、いずれも違う展開での勝利でした。

 今大会で、「智弁和歌山、復活」を引用づけましたね。大阪桐蔭との一戦は、もっと上で見たかったです。

 結局、7回の攻防が明暗を分けましたね。7回表に嫌な感じで無得点に終わり、7回裏にバッテリーミスで決勝点を献上してしまいました。藤原選手を打ち取っただけに、もったいなかったですね。

 第3試合は、あっという間に試合が終わった感がありました。1−0という試合は全く予想外でしたね。

 ゲッツー崩れでの1失点は、日本文理には惜しまれますね。あの当たりでゲッツーは無理でした。

 渡部選手が熱中症になったのですか。中1日では回復が難しいかもしれませんね。

 私が高校野球を見始めた時代は、新潟勢は出ると負けといった感じでした。大井監督が新潟代表のイメージを確変させましたね。

 2009年と2014年のチームは、ある意味、奇跡的なチームと言えるかもしれません。地元は大盛り上がりだったそうです。大井監督の後継者が、果たして現れるでしょうか?

 それでは、この辺で失礼します。明日も熱戦に期待しています。

Re:また名物監督が1人去って寂しいです
ミラクル3 / 2017-08-17 23:22:00 No.4172
 こんばんは、こばさん。

 大阪桐蔭−智弁和歌山は、智弁和歌山が押しまくっていましたね。終始、ランナーを出してましたし。

 それでも、耐えて勝つのが大阪桐蔭なのですね。底力あっての勝利というのがピッタリだと思います。

 大阪桐蔭と智弁和歌山の間には、目に見えない差があったのでしょうか? そうとしか思えない試合でした。

 大井監督が名物監督というのは、そのインタビューからもわかりますね。大井節と言うのがピッタリだと思います。

 新潟の県民性は詳しくは知らないのですが、大井監督は、新潟県人らしくない人なのですか。ご紹介の大井監督のエピソード、いいエピソードですね。

 大井監督とコーチ、選手とはいい距離感だったわけですか。2014年のチームは個性豊かな選手が揃い、大井監督の天真爛漫な性格とマッチしたように思います。

 甲子園で勝つには、小技と守備力も不可欠かと思われます。2009年のチームは、伊藤投手を中心に守備力も高かったですね。

 大井監督の勝利インタビューはシンプルな感じがしました。それも、大井監督ならではだったのですね。

 後継者が育っているのですか。それで安心して勇退できるのですね。

 それでは、この辺で失礼します。また名物監督が1人去って寂しいです。

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