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無題
東洋松本 /
2017-08-29 21:23:00
No.4290
ミラクル3さん、こんばんは。
参照先の1分17秒過ぎに平石選手が3塁打を放ちますが、彼の当時の体格はどのくらいに見えるでしょうか?
当時はまだ伸縮性のほとんどないユニフォームを着用しているはずです。
それから池田ナインの下半身は現代の選手ほど発達していないように見えないでしょうか?
「科学トレーニング」の件ですが、筋トレには以下の原則があります。
?12〜14回が限界のウエイトを扱うと筋力よりも筋量の増加に効果的(ボディビルダーや、柔道・相撲など向き)
?8〜10回が限界の?よりも重いウエイトを扱うと野球選手をはじめ瞬発系の競技向き(筋量増加は僅か)
?の場合、限界まで追い込みません。限界の1〜2回前に止めます。逆に?は限界まで行いますが、ボデイビルダーは限界どころか、上級者はパートナーに僅かな力で補助してもらい、限界を超えて1〜2回更に追い込みます。こういう手法を用いることで筋肉を巨大化させていきます。
柔道の木村政彦選手が実践したことで知られるように、こういった概念は随分昔からあり、今も変わっていません。画期的に変わったとすれば小山裕史氏が初動負荷理論を発表した事くらいと思いますが、イチローが実践するこのトレーニング手法は筋量・筋力のアップを目的としないはずです。
「白球の記憶・池田高校」で検索すると、軽いダンベルを高速で上げ下げする当時の選手の筋力トレーニングの姿が映っていますが、これはまさに一種の初動負荷トレーニングです。
繰り返しますが、初動負荷トレーニングでは筋量増加は皆無であり、私の知る限り筋力アップが目的ではなく、人間本来の能力をいかんなく発揮させる事並びに柔軟性の向上を目的としているはずです。
次に近年流行りのピラティスに代表される「体幹トレーニング」ですが、ピラティス自体は20世紀初頭には確立されています。
科学的トレーニングについて
東洋松本 /
2017-08-29 21:39:00
No.4291
すいません。間違って途中で投稿しました。以下続きです。
もちろんやまびこ打線の時代以前から野球選手はピラテイスは取り入れていました。
ところが最近注目されているのはなぜでしょう。
ミラクル3さんはお子さんがないそうですのでご存じないかもしれませんが、現代の小中学生のスポ―ツ現場で腰痛に悩む子どもが少なくありません。
我々の時代では考えられなかった事です。
これは、子どもが外遊びする機会が減ったことがその理由としてあげられるそうです。
腰痛にはほぼ例外なく、ちょう腰筋という腹筋の奥深くにある筋肉が弱っているそうですが、昔の子どもは外遊びで活発に動き回る事で自然とちょう腰筋など体の体幹が鍛えられていたという事です。
現代選手は体幹を高校入学後にしっかり鍛えないと、腰痛・肩痛などすぐにケガをしてしまいます。
甲子園常連校の練習に半年ほど通うとよく分かりますが、彼らは荒川土手を駆け上がるダッシュを繰り返すような古典的な練習が大半であることに気付きます。
実際の野球の動きに出来るだけ近い動作の昔ながらなやり方がほとんどかと思います。
「工業科学が進歩=トレーニング手法も進化」なら、陸上100mの日本記録が20年も破られないはずはないのではないでしょうか。
Re:非常に興味深く読ませていただきました
ミラクル3 /
2017-08-29 23:43:00
No.4294
こんばんは、東洋松本さん。
すいません。参照先がわからなかったですので、平石選手の体格についてはコメントできないです。
池田ナインの映像は何度も見ました。下半身は太く見えますが、実際のところは、どうだったのでしょうか?
ボデイビルダーの筋トレが限界を超えて追い込みことは聞いたことがあります。プロ時代の清原選手がそうして筋力を増加したそうですけど、否定的な意見が多かったように記憶しています。
木村政彦選手の鍛錬は、「空手バ×一代」で読みました。うさぎ飛びでの鍛錬に驚いたものです。
池田の鍛錬は理にかなっていたわけですね。私の読み間違いであれば、お詫びします。
現代の小中学生のスポ―ツ現場で腰痛に悩む子供が多いことも、その原因も知りませんでした。
確かに、外で遊び回る子供を見ることは少なくなりましたね。ゲーム機やスマホの普及によるものでしょうね。
荒川土手を駆け上がるダッシュを繰り返すことで体幹を鍛えているわけですね。横浜高校は、専用グラウンドまで走ることで下半身を鍛えているそうです。
昔ながらのやり方が正しいわけですね。水分摂取の概念は間違っていたようですが…。
やはり経験者の見方は違いますね。非常に興味深く読ませていただきました。
それでは、この辺で失礼します。私が筋トレで筋肉がつかない理由がわかりました。
少し訂正します
東洋松本 /
2017-08-30 07:57:00
No.4297
ミラクル3さん、おはようございます。
参照先ごめんなさい。懐かし1977【夏甲子園】東洋大姫路×東邦 決勝 で検索すると見れますが、平石選手の当時の体格は身長180?、80?(程度)だったそうです。
少し書き方が悪かったので訂正いたします。
誤)荒川土手を駆け上がるダッシュを繰り返すことで体幹を鍛えている。
正)荒川土手を駆け上がるダッシュを繰り返すような古典的な練習方法が現代でも主流。
こういう練習は主に下半身を逞しくしますが、腸腰筋もかなり刺激されますので体幹トレにもなりそうです。
最近の中学1年生の野球部員にこれをやらせると、半数くらいは翌日腰痛を訴えますからいかに腸腰筋が弱いのがよく分かります。
池田ナインの下半身は太く見えますよね。実際にもすごく逞しかったのは間違いないようですが、ユニフォームがゆったりしているので、太腿の筋肉の盛り上がりは目に見えません。
大阪桐蔭時代の森友哉の太腿の筋肉の盛り上がりは凄かった印象がありますが、横浜商業時代の荒井・高井の3・4番も同じような体格ではなかったでしょうか?ただ、ゆったりユニのせいで筋肉の盛り上がりは分かり難くないですか?(横浜商はこの二人以外は実際には線が細かったですね。ビッグ7で一番細身の選手が多かったでしょうか?)
>>昔ながらのやり方が正しいわけですね。
というよりも古典的な手法がいまだに主流だという事だと思います。ミラクル3さんも母校かお近くの東亜学園の練習を見学されてみてはいかがでしょう?面白いですよ。
器具を使ったウエイトトレーニングをやっているところも多いですが、これも昭和50年代中盤には県立高校ですらやってましたから、「最新の科学的な」とは言えませんね。
木村政彦選手は腕立て伏せを1000回していたとされていますが、腕立てはともかく毎日うさぎ飛び1?メートルとはスゴイですね。普通の人なら膝を壊すともうのですが。
柔道は野球などと違い、瞬間的な筋力と比較的長時間筋出力が求められる場面との両方の性質が筋肉に求めらると思いますが、バーベルなどのウエイトトレーニングで瞬発力を、腕立て伏せなどで筋持久力を磨いていたのではないでしょうか?
もしかして力が強すぎたので、肩関節を脱臼する癖があり、特殊な腕立て手法(千代の富士で有名)で肩のインナーマッスルを鍛える意味もあったかもしれませんね。
我々の時代は「水を飲むな」でしたが、体液の塩分濃度の視点からすると実はこれも一概に間違いではなかったようです。
でも今が水分補給は一番正しいですね。
清原も桑田もウエイトトレーニングで失敗しましたね。桑田はノーラン・ライアンが自著でウエイトトレーニングの重要性を説いたのを勘違いしたと後年述べていましたが、ライアンのそれはシーズン通してケガなく戦う事を目的していたのに、筋トレすれば球速が速くなると勘違いしてしまったそうです。1988年の不調はこれは原因だったそうですが、すぐに間違いに気づいたそうです。
私は「ディップスが球速アップには最高」とか言うダルビッシュには呆れます。
長文になるので控えますが、多くの中高生に誤解を与えています。槙原の発言もそうですね。
私はプロが、純粋な野球少年や野球ファンをミスリードする事に怒りを覚えます。槙原氏の発言でついついムキになって連投すいませんでした。
Re:色々と勉強になります
ミラクル3 /
2017-08-30 23:31:00
No.4298
こんばんは、東洋松本さん。
平石選手は、確か6番だったように思います。その辺は記憶が曖昧ですけど。
平石選手は180cm、80?でしたか。もう少し小さく見えるのは、目の錯覚でしょうか?
「荒川土手を駆け上がるダッシュを繰り返す」と体幹トレにもなるのですか。如何にも厳しいトレーニングですね。
池田ナインは、どっしりして見えました。特に江上、水野、高橋といった選手の下半身がどっしりした感じでした。
古典的な手法が未だに主流ということですね。機会があれば、早実や東亜学園などの練習を見たいです。
器具を使ったウエイトトレーニングは、そんな昔から県立でもやっていたのですか。それも知りませんでした。
うさぎ飛びは膝に悪いらしいですね。木村政彦選手は、よく膝を痛めなかったものです。
当時の柔道の試合時間は5分だったでしょうか? これには、筋持久力も必要ですね。ただ、木村政彦選手は、短い時間での1本勝ちが多かったそうです。
なるほど。体液の塩分濃度の視点では、「水を飲むな」は間違えではないのですか。
80年代は「水を飲むな」でしたから、82年のスペインワールドカップで、選手が皆、試合中に水を飲んでいるシーンに違和感を覚えたものです。
桑田投手は87年に大活躍しましたが、88年の不調の原因は、間違ったウエイトトレーニングをしたことだったのですか。すぐに間違いに気がついたのは、さすがの野球IQの高さですね。
ダルビッシュ投手は、今やピッチャーのオピニオンリーダーですからね。その発言が中高生に与える影響は大きいはずです。
槙原氏は口がうまいので、その発言につい納得してしまいました。
それでは、この辺で失礼します。色々と勉強になります。
脳の錯覚でしょうか?
東洋松本 /
2017-09-01 20:36:00
No.4302
ミラクル3さん、こんばんは。
「日本ゴルフツアー機構 - 平石 武則選手のプロフィール」で検索すると現在の体格は180?、88?となっていますが、1年前くらいにゴルフの試合で見た時はもっと「貫禄」がありましたから、実際には現在90?を超えているのではないでしょうか?
高校時代は大体80?くらいだと聞いた記憶がありますが、映像では175?強、70?〜75?位に見えますか?
私は実際の体格を知っていますから、見た目とサイズが一致します。脳が勝手にそうのように適合させようと補正しているのでしょうか?ミラクル3さんは私に聞いたばかりなので脳の補正が出来てない状態だったのでしょうか?
とにかく昔のユニフォームと映像が原因でしょうか?実際より小さく見えないですか?
82年のサッカーの話題が出ましたが、当時の選手の太腿の逞しさは現代の選手をはるかに凌ぐように見えるのは私だけでしょうか?
木村選手全盛期頃の試合時間は分かりませんが、柔道や相撲は組んでいる間は必ず筋出力を出しっ放しかと思います。一瞬に筋力を爆発させて終わりの野球などとは違うと思うのです。
こういう競技特性に合ったトレーニングをしていたのではないでしょうか?つまり、バーベルなどで少回数のトレーニングで一瞬の爆発力を、自重トレーニングを多数回で中程度の筋持久力を、ランニングやうさぎ跳びで基礎的持久力をという具合に。
陸上の400mや800m走の選手でもゆっくりランニングで基礎的持久力を養う事が重要だそうですが、木村選手が経験的に気づいていたのか、誰かに教わったのかは分かりません。
82年のスペインワールドカップで、選手が皆、試合中に水を飲んでいたのですか?
私の高校時代は水のみ禁止でしたが、実際には監督は「顔を洗って来い。」と言ってその間わずかに飲むのを見て見ぬふりしてました。今思えば「ラクダ状態」の体になっていたのではと思います。また中学時代の監督は麦茶持参を義務付けていました。いま思えば先進的ですねが、高校に入ってから「ラクダ」体質に戻るまでは地獄でした。
槙原氏は悪意はないと思います。勘違いでないとすると、「最新のトレーニングと食事で・・・」と言っておけばテレビ向きの短いコメントで済みますし、受け入れやすいと思うのです。
私の高校時代は疲労回復にレモンスライスの砂糖漬けを皆タッパに入れ、激しい練習直後は黒糖(非常に糖分の吸収が速くビタミンミネラル豊富)や牛乳を飲み、筋肉の疲労取りと修復。
毎朝に肝油ドロップ。中にはアリナミンAを飲んでいる学校もありました。
砂糖レモン汁がバッグのなかで漏れたり、黒糖も管理が面倒でしたが、いまは錠剤のサプリメントで管理が楽ちんですね。
Re:錠剤のサプリメントは便利ですね
ミラクル3 /
2017-09-02 00:18:00
No.4305
こんばんは、東洋松本さん。
プロゴルファーは体重を少なめに申告するのでしょうか? ゴルフには全く疎いですので、その辺はよくわからないです。
高校時代の平石選手は、そんなに大きく見えないです。昔のユニフォームと映像が原因かもしれないですね。
82年当時の選手の太腿が、今の選手より逞しいかどうかは、正直言いまして、よくわからないです。ただ、サッカーの選手は、当時の方が逞しかったと思います。
柔道や相撲と野球で使う筋肉が違うのは、未経験者ですが、いちおう、わかります。
なるほど。木村選手は、様々な筋力を合理的なトレーニングでつけたわけですね。
木村選手の猛特訓は、「空手バ×一代」に詳しく載っています。自己流だったのではないでしょうか?
82年のスペインワールドカップの映像を持っていますが、選手が皆、試合中に水を飲んでいました。82年のスペインは100年に1度の猛暑でしたら、水を飲まなかったら試合中に倒れたでしょうね。
東邦の坂本投手の話では、阪口監督は練習中に水を飲むのを禁じていたそうですが、選手は、監督の目を盗んで飲んでいたそうです。
中学の指導者の方は先進的だったのですね。高校時代は大変な思いをされたことがよくわかります。
槙原氏はテレビ向けのコメントをしたのでしょうね。今は、我流でものを言えばバッシングが酷いですし。
レモンスライスの砂糖漬、黒糖、牛乳ですか。それも先進的だったように思えます。
肝油ドロップは、幼稚園の頃から飲んでいました。今は飲んでないですけど。
錠剤のサプリメントは便利ですね。私もサプリのお世話になっています。
それでは、この辺で失礼します。サプリを10種類以上も摂取しています。
甲子園大会のレベルは上がっているはずです
東洋松本 /
2017-09-02 19:42:00
No.4307
ミラクル3さん、こんばんは。
レモンの砂糖漬けは私が小学生時代からみな親に持たされていました。水をこっそり飲むのを指導者は黙認し、体液のミネラル濃度を維持するためレモンの砂糖漬けを口にさせる。
ラクダ体質だから出来た事だと思います。
近年はサプリが普及して便利になりましたが、ポカリスエットが発売されたころから球児もプロテインパウダーなどを口にしていましたから栄養管理の本質はその頃からそれほど大きな変化はないと思います。
相撲部屋の食事方法も経験的に大昔から確立されていましたし、野球選手はこれとは逆に多回数の食事を摂る必要のある事も私が高校生の頃から既にスタンダードでした。
トレーニングの進化というのもウソだと思っていますし、球児個々の運動能力が上がっていないと思うのも以前書いた通りです。
ただし、甲子園大会のレベルは確実に上がってあると思います。
矛盾しているように思われるかもしれませんが、以前書いたように、強豪校への球児の集約化が進んでいるからだと思うのがその理由です。
以前他の方が山口県のレベル低下の理由を玉国監督のような良い指導者が公立にいなくなったことを挙げられていましたが、これは全国的にそうなのではないでしょうか?
少子化で生徒の取り合いがし烈になった私学がレベルの高い指導者と良い環境を揃えて球児の獲得競争に走る。
30年前に比べ、トップ50の平均点は確実に上がっていると思います。ただし、トップ200の平均点は30年前の方が高かったと思うのです。
昔は大阪から有望選手が出る事は稀でしたが、今の大阪は有望選手の輸出大国ですね。昔は大阪でくすぶっていたような選手が、今は東北のチーム代表として甲子園でホームランをかっ飛ばす。
私はリアルでよく見る兵庫県のベスト16のレベルは確実に下がっているように感じますが、ベスト4の平均点は30年前より上に感じます。
有望選手が甲子園大会に集まりやすくなった(全体のレベルアップ)。全員がフルスイングするような指導。用具の進化。
ホームランが量産されるはずですね。
サッカー選手は昔の方が逞しかったのですか?
当時のパンツが短く、太腿の逞しさがよく分かります。逆に現代はパンツが長く、鍛え上げられた筋肉は見えにくい。
これが私のいう「昔のサッカー選手が逞しく見える」理由です。
Re:トップ50とトップ200の比較は目からウロコでした
ミラクル3 /
2017-09-03 00:30:00
No.4311
こんばんは、東洋松本さん。
レモンの砂糖漬け、如何にも体に良さそうですね。今、私は、レモン汁を毎日飲んでいます。
栄養管理の本質は、そんなに変わっていないのですか。その辺りは明るくないです。
甲子園大会のレベルは確実に上がっているとお聞きして、何か嬉しくなりました。
強豪校への球児の集約化といえば、大阪桐蔭が真っ先に思いつきます。新チームになっても、戦力が低下しないのは驚くべきことです。
私学優勢の背景には少子化もあるのですね。現代は、どの業界も、若い人材の奪い合いになっています。
トップ50とトップ200の比較は目からウロコでした。トップ50の平均点が上がっているので、甲子園大会のレベルが上がっているわけですね。
大阪は人材の宝庫という感じです。東北の私学強豪校では関西弁が飛び交っているそうです。
ホームランが量産されるも、よりよくわかりました。全員がフルスイングするような指導は蔦監督が草分けでしょうか?
昔のサッカー選手の太腿の逞しさに驚嘆したものです。パンツが短いユニフォームの方が好きでした。
それでは、この辺で失礼します。この歳になると、なかなか筋肉がつかないですね。
打撃重視について
東洋松本 /
2017-09-05 21:39:00
No.4321
ミラクル3さん。
全員がホームランを打てる打者を揃えたのは池田高校が走りですか?私は原貢監督の東海大相模かと思っていましたが当時の記憶があまりないので自信がないです。
ただ、原辰徳選手が甲子園でフライ性のセンターオーバーを放った時、解説者が「すごく大きなあたりですねえ。やはり原選手は(パワーが)違います。」みたいな事を言ったのを鮮明に覚えています。
今では陳腐な当たりですが、この辺りからも用具の進化を感じます。
相模にしろ池田にしろ、打てる打者が揃っていたのでそういうチーム作りが出来たのだと思います。守備と投手はある程度育てることは出来ますが、打撃は99%センスですから。
現代はゆうりょく選手の集約化でそういうチーム作りがやりやすくなっていて、甲子園でも「大差が付きやすく」、「5点差をひっくり返すような試合が珍しくなくなっていますね。
また、優勝候補でも調子を落とすと初戦で大敗したりします。
選手の集約化についてですが、私が社会人になった30年前くらい前にチームの先輩に愛媛県の川之江出身の方がおられました。その方は「川之江は伝統的に中学軟式野球が(全国レベルで)強いんだが、有望選手は川之江に残らずわざわざ住民票を移して松山商業や今治西に行ってしまう。」と言っておられました。
それが今は済美や県外などの私学に向かうそうですが、和歌山や高知でもそういう感じでしょうか?
同僚の話では鳥取ですら天理のエースが鳥取出身だとか、創志学園のベンチに鳥取の子が4人いるとか、そういう感じだそうです。
もはや人口の少ない県の公立高校が甲子園に出るのは希少になり、その上勝つのは至難な状況ですね。
それからミラクル3さんは筋トレしてもなかなか筋肉がつかないとの事ですが、ティップネスはメニューを組んでくれないのでしょうか?
最初の2ヶ月くらいは簡単に筋肉が付きますが、それを過ぎると個々に合ったパーソナルメニューを組まないと停滞してしまいます。
ベンチプレスは胸の筋肉を刺激しますが、大胸筋を追いこむ前に肩又は腕の筋肉がくたばってしまえば、大胸筋は元気なのにバーベルをそれ以上挙げられないという事になってしまいます。
そうするとベンチプレスを控えてその代わり別の種目で大胸筋を刺激し、肩や腕のメニューを充実させるのですが、特に肩の筋肉は複雑なうえ、肩を刺激する種目は10種類近くあり、どの組み合わせをどのウエイトを用いてどの順番でやるのかは、その人に最良のメニューを組める優秀なインストラクターに頼らないといけません。
シュワルツネッガーが10代のころから確立されていた事ですが、個々の状況判断が出来なければ上手くいきません。
高校野球部員30人すべてに最適なのパーソナルメニューを組めるはずもなく、彼らは年中バーベルを上げていますが、気分転換に毛の生えた程度の効果しかないと考えています。
「冬の間にウエイトトレーニングと走り込みの成果で体重が7?増え、球速が5?アップした。」
センバツ前に新聞に載りがちな記事ですが、冬場で食が進んだ事と成長期で単に体が大きくなったに他なりません。
帰宅部の生徒でも高校卒業時には入学時より身長が10?体重が10?増えている事は珍しくないと思うのです。
相模は金属バット解禁の
Re: 無題
東洋松本 /
2017-09-05 21:43:00
No.4322
すいません。「相模は金属バット解禁の」は消し間違いです。
Re:無手勝流でやっています…
ミラクル3 /
2017-09-05 22:57:00
No.4324
こんばんは、東洋松本さん。
そうですね。全員がホームランを打てる打者を揃えたのは、原選手が2年の時の東海大相模かもしれません。
当時より用具の進化したのは確かだと思います。用具も日進月歩と言いますし。
私は、そういうチームが好きです。5点差をマクれるチームに魅力を感じます。
川之江といえば、79年選抜に出場した川之江高校が印象に残っています。防御率が1位だった鍋島投手らは、川之江に残ったのですね。
今は、強豪私立は、どの県からも生徒が集まるようですね。横浜なども、そうです。
ティップネスでは、個人メニューを組んでくれると思います。ですが、無手勝流でやっています。それがいけないんでしょうね。
ベンチプレスはやっていないです。パーソナルトレーナーが付かないとベンチプレスはできないですので。
ティップネスには肩を刺激する器具は、そんなに多くないです。利用できる器具は、いちおう全て利用していますが。
「冬の間にウエイトトレーニングと走り込みの成果で体重が7kg増え、球速がkmアップした」は、眉唾なのですね。私は鵜呑みにしていました。
それでは、この辺で失礼します。ティップネスでのトレーニングメニューを一考した方がいいかもしれませんね。
更新されましたね
カムバッカー /
2017-09-10 00:10:00
No.4339
初めまして。カムバッカーといいます。
色々、勉強になります。
100メートルの記録は更新されたようですね。
100m走より球速の伸びが凄いのはなぜ?
東洋松本 /
2017-09-10 13:20:00
No.4340
カムバッカーさんはじめまして。
私の拙い文章を読んで頂き恐縮です。
桐生選手が快挙を達成しましたね。
数字上の気象条件も伊東選手がバンコクで10秒00を出した時とほぼ同じで、文句なしの記録だと思います。日本人はもちろん黄色人種で初めての10秒切りですから、彼の名は永遠に語り継がれる事でしょう。
1993年 10秒19 朝原宣治 (同志社大)
2017年 9秒98 桐生祥秀 (東洋大)
24年間で2.1%記録向上
1993年 158キロ伊良部秀輝(ロッテ)
2016年 165キロ大谷翔平(日本ハム)
24年間で4.4%記録向上
陸上競技場の進化は目覚ましく、全天候型走路の代名詞とも言える初期のタータン素材の走路など、日本中どこを探しても既にありませんね。
今や日本の競技場の90%以上はウレタン素材かと思いますが、これも日々進化しており、最新の走路は素材の異なる3層構造だそうです。
1層ごとに微妙に固さと素材を変え、スパイクピンが刺さりやすく、引っ掛りやすい。それでいて上方向の力が加わると抜けやすい。そして地面反力が最適になるような考慮もされているそうです。
陸上競技場には必ず、そこで使用できるスパイクピンの指定が掛かれた掲示物があります。今回桐生選手が記録を出した福井の競技場では使用できても、10年前に整備された競技場では使用できないスパイクピンがある可能性があるという事ですが、こういう具合に日々進化している競技場の走路面とスパイクとを考えると、桐生選手が凄いのか、工業科学の進化で伊東浩司選手を超えたのは分からなくなってしまいます。
桐生選手と同走した多田選手も自己記録を更新したこと、そして今回快挙が達成された福井県営陸上競技場は最近走路面を更新したばかりだという事からも、「工業科学の進化により」という思いが強くなってきます。
翻って工業科学進化の恩恵が皆無のはずのプロ野球投手の球速が、陸上100M走の記録以上の伸びを示す事に違和感を感じます。
桐生選手は高校時代の自己記録を4年目経ってやっと更新しましたが、高校野球のスター選手のプロ入り後の球速の伸び具合はどうでしょう?
私には高野連やプロ野球機構の商業的な一面と、スピードガンの角度測定補正機能の不確かさという一面が大きく影響していると思えてなりません。
Re:驚きの記録ですね
ミラクル3 /
2017-09-10 22:49:00
No.4342
こんばんは、カムバッカーさん。初めまして。
100mを9秒台で走る日本人が出現したのは驚きです。日本人の身体能力からして不可能だと思っていましたので。
それでは、この辺で失礼します。私も、当掲示板で色々と勉強させていただいています。
Re:本当に勉強になります
ミラクル3 /
2017-09-10 22:57:00
No.4343
こんばんは、東洋松本さん。
東洋松本さんの解説、本当に勉強になります。
私も、今回の記録は「工業科学の進化により」だと思います。全くの素人ですけど。
確かに、プロ野球投手の球速の伸びには違和感がありますね。かつては150?は、まず出ない数値でした。また、150kmを長打することも考えられませんでした。
アメリカは日本より乾燥しているので空気抵抗が少なく、日本より球速が出るそうです。
それでは、この辺で失礼します。近い将来、170kmが出るかもしれませんね。
アンツーカー
カムバッカー /
2017-09-18 19:22:00
No.4359
私の子供の頃(元ヤクルトの宮本慎也さんと同じ生年月日です)は、アンツーカー(土)の公式グランドもあったのですが、今は、ほとんどないと思いますね。
飯島秀雄さんが引退したのは「自分は土での走り方しか出来ないし教えられないから」とテレビ番組でおっしゃっていました。今はスポーツ店を経営されているそうです。
アメリカでは多田野投手が150キロ出ましたよね。逆にアメリカから巨人に来たミセリ投手が全然球速が出なかったですね。
Re:アンツーカーのグランドが懐かしいですね。
ミラクル3 /
2017-09-18 23:05:00
No.4361
こんばんは、カムバッカーさん。
カムバッカーの生年月日は、元ヤクルトの宮本慎也氏と同じなのですね。私の生年月日と同じ有名人はいないです。
確かに、今あるアンツーカーの公式グランドは思いつかないです。
飯島秀雄氏がロッテに入団したことは、「巨人の星」で知りました。牽制球で一塁に戻ることに苦労したとのことです。
アメリカと日本で球速が違うのは、湿気が違うからだと思います。多田野投手が150kmを計測したのは信じられないです。
それでは、この辺で失礼します。アンツーカーのグランドが懐かしいですね。
スパイクのピン
カムバッカー /
2017-09-19 13:53:00
No.4366
こんばんは、カムバッカーです。
アンツーカーの時代では、陸上競技では6ミリ、9ミリ、12ミリ、15ミリ、18ミリなんていう、とがったピンが使われていました。
今は、タータン用の平行ピンといわれていたのの、進化した系のピンが使われていると思います。
空気抵抗と初速
東洋松本 /
2017-09-19 14:26:00
No.4367
ミラクル3さん、こんにちは。
空気抵抗が低いと初速と終速との差が小さくはなると思いますが、初速への影響は無視できる程度ではないでしょうか?
アメリカと日本とで有意に初速への影響があるとすればマウンドの固さの違いではないかと思います。
雨上がりでぬかるんだマウンドでは球速が上がらない事を何度か経験しています。
ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。
参照先の1分17秒過ぎに平石選手が3塁打を放ちますが、彼の当時の体格はどのくらいに見えるでしょうか?
当時はまだ伸縮性のほとんどないユニフォームを着用しているはずです。
それから池田ナインの下半身は現代の選手ほど発達していないように見えないでしょうか?
「科学トレーニング」の件ですが、筋トレには以下の原則があります。
?12〜14回が限界のウエイトを扱うと筋力よりも筋量の増加に効果的(ボディビルダーや、柔道・相撲など向き)
?8〜10回が限界の?よりも重いウエイトを扱うと野球選手をはじめ瞬発系の競技向き(筋量増加は僅か)
?の場合、限界まで追い込みません。限界の1〜2回前に止めます。逆に?は限界まで行いますが、ボデイビルダーは限界どころか、上級者はパートナーに僅かな力で補助してもらい、限界を超えて1〜2回更に追い込みます。こういう手法を用いることで筋肉を巨大化させていきます。
柔道の木村政彦選手が実践したことで知られるように、こういった概念は随分昔からあり、今も変わっていません。画期的に変わったとすれば小山裕史氏が初動負荷理論を発表した事くらいと思いますが、イチローが実践するこのトレーニング手法は筋量・筋力のアップを目的としないはずです。
「白球の記憶・池田高校」で検索すると、軽いダンベルを高速で上げ下げする当時の選手の筋力トレーニングの姿が映っていますが、これはまさに一種の初動負荷トレーニングです。
繰り返しますが、初動負荷トレーニングでは筋量増加は皆無であり、私の知る限り筋力アップが目的ではなく、人間本来の能力をいかんなく発揮させる事並びに柔軟性の向上を目的としているはずです。
次に近年流行りのピラティスに代表される「体幹トレーニング」ですが、ピラティス自体は20世紀初頭には確立されています。