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キャプテンやプレイボールは
杜都 /
2015-04-18 00:27:00
No.82
こんばんは
キャプテンとプレイボールは 野球玄人が好む 野球漫画と違い ルールブックの盲点を突いた攻撃や 高校野球最高の技術と戦略を用いて…というのはあまりないですね。あくまでもひたむきに野球をする少年の成長を飾ることなく描いた作品です。言うならば、非常に地味なのです。
ちばあきお氏は少年に野球を通じて 部員のごたごたや対立をまとめていく際の言動のようなものを指南してくれています。
野球自体はスマートではなく あまりにも泥臭い野球です。だからファンが多いのですね。
谷口タカオと山田太郎はよく比較されます。バッティングの実力は山田太郎が数段上でしょう。個性的な選手や 投打に軸のそろっている明訓に比べると 墨谷は 草野球レベルの選手が有能なキャプテンによって鍛えられたぐらいです。
墨谷高校が谷口3年時の実力は たとえて言うならば 明訓が同じ神奈川代表の80年の横浜とするならば、80年の西東京代表の国立より かなり劣るぐらいの実力ではないかと… 80年の早実が佐野投手が絶好調を迎える年の東都実業の戦力に相当すると考えれば、自然と 明訓>東都実業>>>>墨谷という図式が成立してしまいます。
Re: そういう作品なのですね
ミラクル3 /
2015-04-18 20:56:00
No.85
こんばんは、杜都さん。
キャプテンとプレイボールは、そういう作品なのですね。う〜ん。私好みではないかもしれません。
なるほど、ちばあきお氏は、チームワークの大切さなどを描いているのですね。
泥臭い野球を好むファンは多いと思います。そういうファンは、21世紀枠に関して肯定的かもしれないですね。
明訓は、超高校級が何人もいるチームですからね。そういうところが、私の好みと合致しているのだと思われます。
80 年の西東京代表の国立よりかなり劣るぐらいの実力ということは、本当に地味なチームなんですね。
80年の横浜と早実は、明らかに横浜の方が実力が上でした。明訓>東都実業>>>>墨谷という図式がよくわかりました。
それでは、この辺で失礼します。詳しい分析、ありがとうございます。
Re: キャプテンやプレイボールは
投稿はじめ /
2015-04-18 23:22:00
No.88
ミラクル3さんが言われている、
>80年の横浜と早実は、明らかに横浜の方が実力が上でした、
についてですが。
何かの雑誌で読んだ覚えがあるのですが、荒木大輔が「決勝で初回にボークで失点してしまったのですが、あれ疲れからじゃなくて、相手の迫力に圧倒されて動揺してたからですよ。試合が始まってすぐ『準決勝までの相手とは全然レベルが違う』、『これが全国大会の凄さなんだ』と決勝戦で初めて知らせれた気分でしたから。」みたいなことを言ってました。
となるとあの大会で横浜が大苦戦した箕島や天理と早実が対戦していたらどうなっていたか。
早実が勝利していたとしても、荒木の連続無失点記録は難しかったかもと想像してしまうのですがミラクルさんの考えはどうでしょうか?
Re: 無失点記録はなかったでしょうね
ミラクル3 /
2015-04-18 23:53:00
No.89
こんばんは、投稿はじめさん。
あのボークの場面、1アウトから足立、愛甲、片桐に3連されて1点を失った後の、2アウト1、3塁からでしした。
荒木がそんな恐怖感を抱いたことは、投稿はじめさんの書き込みで初めて知りました。
『準決勝までの相手とは全然レベルが違う』…早実は相手に恵まれての進出でしたら、荒木がそう感じたのはわかります。
対照的に、横浜は、初戦の高松商、3回戦の鳴門、準々決勝の箕島、準決勝の天理と、強豪とばかり当たりました。
もし早実が箕島や天理と早実が対戦していたら、荒木の無失点記録はなかったでしょうね。それどころか。チームが負けていた可能性が高かったと思います。
80年の早実は、くじ運が実に良かったです。準決勝まで、横浜。天理、箕島、広陵、滝川、鳴門、高知商、高松商、松商学園と当たらずに済みましたからね。以上の高校は、全て潰し合い合いの中で姿を消しました。
しかし、81年夏と82年夏の早実は、くじ運に恵まれませんでした。報徳学園、池田とは決勝戦で当たりたかったです。
それでは、この辺で失礼します。夏は、東邦高校に注目しています。
Re: 都立国立ではなく浦和市立が
杜都 /
2015-04-19 20:32:00
No.90
こんばんは
プレイボールは読者を 驚かせるような魔球や奇跡のスクイズ
やホームランは滅多に登場しません。箕島高校の野球のほうが
ノンフィクションながらずっと奇跡的です。弱小校がなんとかして強豪校に挑もうとする 谷口の姿勢は派手さはないものの
常にすがすがしいものが感じられます。相手投手を攻略の糸口をなんとかして発見する場面は読んでいて胸躍らせるものがあります。
田口壮氏も ちばあきおの作品に感銘を受け 谷口タカオは人
生の師匠であるとまで言っています。(リンクを参照ください)
ところが国立高校や城東高校が墨谷高校が重なるかといえばあまりそうは感じれないのです。国立の市川さんの映像を拝見しました。甲子園でまともに戦えるか というのが・・・全国の強豪校の 強さを 市川さんは この時点で認識しているのではないかと思えます。
あと 大人になった後箕島戦を振り返った感想では 東京都と(和歌山の)レベルの差を感じてこれは勝てないなと さらに箕島や尾藤監督のようなテレビでしか見たことのないチームや監督と まったくの素人集団が対戦できるということの喜びも大きかった という感じで振り返っています。
Re: 続き
杜都 /
2015-04-19 20:39:00
No.91
このインタビューからふと思ったのですが、1980年当時の西東京は全国の屈指の強豪校 箕島にしてみれば、それほどではなかったのではないかと推測できます。国立は素人集団ながら、西東京を突破したのはまんざら奇跡でもなかったんだなと思えたのです。(市川さんのインタビューはリンクを参照ください)
記録でも市川さんは8試合(延長18回もしている試合を含め)81イニングにも登場して失点はわずかに6点ですから…凄い投手だったんだな と感じました。墨高の投手陣なら81イニングで東東京大会だとすると少なくとも30点は取られるでしょう。
墨谷高校に一番イメージが近いのは、第70回大会にでてきた埼玉代表の浦和市立です。小柄な選手が多く地区予選のチーム打率も参加校中最低 失礼ながらスラッガーもこれといった注目選手もいなくピンチのときマウンドで見せる星野投手の笑
顔 攻守交代の時のきびきびとした全力疾走ばかりが印象に残っているチームです。
力量的には甲子園の強豪に比べて引けを取るチームですが 強運と無名の無欲で次々と強豪チームを僅差で撃破していく これこそ ちばあきお氏の描く世界です。もっとも らしいのは3回戦の宇都宮学園戦 まさか勝っちゃった!という感じ さらに 準々決勝の宇部商戦10回 ワンアウト2・3塁の大ピンチで4番と勝負 セオリーでは考えられないのですが、流れを引き寄せるための背水の陣を敷いたそうなのです。11回の表にの攻撃では、今度は一か八かのセーフティバント(かすかな記憶)で キャプテンが出塁 キャプテンに続けと選手がなんとかつないぐあたりは、ちばあきおの世界を地でいくチームです。
そして、優勝するのではなく準決勝あたりで甲子園常連校に破れて爽やかに去っていくあたりもまた
好カードの横浜 箕島戦も映像で見れました。最終回に二塁に送れていたら、場内の雰囲気からして箕島が延長戦に持ち込むが、しかしなんとなくですが 横浜が激戦を制したのではないかと思えます。
話題となっております。早実が箕島や天理とあたっていたら おそらく、中盤まで荒木大輔投手にてこずって得点が入らず 早実がリードすると思いますが 終盤もつれるでしょうね 勝負は時の運だと思います。
Re: 田口壮選手
ミラクル3 /
2015-04-19 23:12:00
No.92
こんばんは、杜都さん。
プレイボールは、そういう漫画なのですね。水島新司氏の漫画は完全にフィクションなので、高校野球ファンの中には、プレイボールの方が好きだと人が、けっこういると思います。
箕島の奇跡は、ノンフィクションとは思えなかったです。ただ、チームが大型化したのに伴って、吉田戦を除いて、奇跡のスクイズやホームランが出なくなりました。
リンクを読みました。田口壮氏の話は深いですね。
いつぞや田口選手が、「どんなにいい成績を残しても、51番のようにはなりたくない」と、イチロー選手のことを揶揄していました。ファンサービスをしないイチロー選手を快く思っていなかったのでしょうね。
市川投手は、「間違って甲子園に出てしまいました」と言っていましたから、全国の強豪と伍して戦えないと思っていたと思われます。
市川投手のその感想は、初めて知りました。今にして思えば、箕島高校と対戦できて良かったと思います。負けても悔いなしの相手で、思い出にもなったでしょうから。
それでは、いったん失礼します。
Re: 当時の西東京をレベルが高くなかったです
ミラクル3 /
2015-04-19 23:50:00
No.93
こんばんは、杜都さん。
市川選手のインタビューを見ました。予選決勝の試合は、実況が島村アナで、インタビュアーが佐藤アナだったんですね。
確かに、当時の西東京をレベルが高くなかったです。対照的に東東京はレベルが高く、選抜準優勝の帝京、秋の都大会の優勝校・二松学舎、そして早実が3強と言われていました。
市川投手は、なかなかの好投手でした。でなければ、前年のチームより打力が数段落ちたとはいえ、箕島相手に好投はできなかったと思います。
88年の浦和市立は、こじんまりとまとまった好感の持てるチームでした。負けても失うものがないチームという感じでしたので、相手は戦いにくかったでしょうね。
宇都宮学園戦、宇部商戦は、浦和市立が勝つとは、誰も予想できなかったでしょうね。宇部商の玉国監督が、「4番打者の差で負けた」と、試合後のインタビューで言っていたのが記憶にあります。
準決勝の相手は広島焼だったでしょうか? 4−2くらいの接戦だったように記憶しています。
横浜−箕島では、9回裏の先頭バッターの森川選手に代打が送られました。前年、奇跡のホームランを打っている右の森川選手に代えて、敢えて左バッターの選手(名前は失念しました)を送ったことに、実況の土門アナも驚きの声を出しました。
そのバッターがヒットで出たのですから、「尾藤監督の采配、恐るべし」と思ったものです。次打者のバントを愛甲投手がセカンドに投げてアウトにしたことで、流れが変わりました。もし成功していても、打線が下位でしたし、横浜が逃げ切ったと思われます。
早実が箕島や天理と対戦していたら、ロースコアの接戦になったでしょうね。私も、球運があった方が勝ったと思います。
それでは、この辺で失礼します。貴重なリンク&画像、ありがとうございました。
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キャプテンとプレイボールは 野球玄人が好む 野球漫画と違い ルールブックの盲点を突いた攻撃や 高校野球最高の技術と戦略を用いて…というのはあまりないですね。あくまでもひたむきに野球をする少年の成長を飾ることなく描いた作品です。言うならば、非常に地味なのです。
ちばあきお氏は少年に野球を通じて 部員のごたごたや対立をまとめていく際の言動のようなものを指南してくれています。
野球自体はスマートではなく あまりにも泥臭い野球です。だからファンが多いのですね。
谷口タカオと山田太郎はよく比較されます。バッティングの実力は山田太郎が数段上でしょう。個性的な選手や 投打に軸のそろっている明訓に比べると 墨谷は 草野球レベルの選手が有能なキャプテンによって鍛えられたぐらいです。
墨谷高校が谷口3年時の実力は たとえて言うならば 明訓が同じ神奈川代表の80年の横浜とするならば、80年の西東京代表の国立より かなり劣るぐらいの実力ではないかと… 80年の早実が佐野投手が絶好調を迎える年の東都実業の戦力に相当すると考えれば、自然と 明訓>東都実業>>>>墨谷という図式が成立してしまいます。