長崎日大（０−３）大分鶴崎
海星（２−１）佐賀北

今日は、雨がひどくて大変だったみたいですね。
海星・長崎日大の選手の皆さんお疲れ様でした!!
海星は、また明日もあるので体を休めて明日も頑張って下さい。
長崎日大は、惜しくも敗れてしまいましたが、またの活躍を期待してます！

鹿児島城西（３−１）宜野湾
大分鶴崎（３−１）筑陽学院
鹿児島実業（２−２．ＰＫ３―２）鵬翔
東福岡（２−０）海星

鹿児島城西（３−２）大分鶴崎
東福岡（３−０）鹿児島実業

明日の決勝は（鹿児島城西vs東福岡）です。

＜女子＞

島原商業は神村学園（鹿児島）に惜敗。
鎮西学院は福岡の誠修に（２−０）で勝利。準決勝で鳳凰（鹿児島）に（０−５）敗退したものの、ベスト４に入り全国大会出場権を獲得したそうです！

鹿児島城西 ３（１−１．２−０）１ 東福岡

決勝戦は強風の中行われました。ピッチの状態は前日までとは違いボールもしっかり動き、芝生も乾いていました。

前半は風上の東福岡が試合を優勢に進めました。東福岡はサイドの選手がタッチライン沿いまでワイドに開き、サイドアタック（特に右サイドから）を何度も仕掛けてチャンスを作る展開。コーナーキックを何度も奪い、前半ハーフくらいにそのうちの１本をヘディングシュートでねじ込み先制（ゴールライン側にいた選手が戻りながらディフェンスの選手の背中側に隠れてマークをはずしヘディング）。その後も何度となくサイドを起点に試合を優勢に進めますが、シュートはわずかに枠をとらえられず。一方鹿児島城西はＦＷの９番・１１番にボールを集め、起点を作ろうと展開するもなかなか攻められませんでしたが、前半終盤に右サイドに速いパス回しから展開し、右サイドから切れ込みセンターリング。シュートに持ち込もうとするが東福岡のディフェンスに一度阻まれましたが、こぼれ球をすばやくつめてきた選手がディフェンスにぶつかりながらも押し込み同点。
後半は風上に立った鹿児島城西が前半同様にＦＷの２枚を起点に、そこから中盤の選手がスペースにどんどん入り込み試合を優勢に進める。そしてコーナーキックが風でいつも以上に曲がり、クロスバーに当たりそこからのこぼれ球を９番が押し込み逆転。
東福岡は選手交代（サイドや攻撃の選手）でチャンスを作ろうとするが、鹿児島城西のディフェンスラインをなかなか突破できず。逆に鹿児島城西は奪ってから速いパス回しとＦＷが起点になったり、スペースに走り込んだりしてチャンスを作る。そのＦＷ２枚が動いて空いたスペースに他の選手が走り込みスルーパスが出てきて、ＧＫとの１vs１を冷静に押し込み追加点（３−１）。
後半終了間際は東福岡が交代で入ってきた選手が活発に動き、風下ながらも攻め込むが鹿児島城西の必死のディフェンスにゴールを割ることができずにそのまま終了。

東福岡はサイドアタック・鹿児島城西はＦＷの選手を起点に中盤の選手が絡む攻撃で、お互い運動量豊富で激しい体のぶつかり合いの非常に緊迫した試合でした。

風上のチームが試合を優勢に進める試合になったので少し残念です（風が味方しなかったらどういう展開になったのか見てみたかったです）が、レベルの高い試合でした。

長崎勢はもっとレベルアップしないとなかなか九州の上位チームには勝てないでしょうね。
鹿児島城西・東福岡のように人もボールもどんどん動く、パススピード・１vs１でのドリブル、シュートを狙う姿勢（シュートで終わる姿勢）、１vs１での守備、ディフェンスラインの統率（ＧＫの声掛け）、狭いプレッシャーのかかった中でのボールテクニックと判断など多くのことでまだまだ学ばなければいけないのではないでしょうか。