本日全中決勝があり、じっとしていられず、長崎から観戦に行きました。前半20分過ぎから見ることができましたが、静学が圧倒的な攻めで島一が守るという状況でした。前半0-0で折り返し。後半も静学7番、10番のドリブル突破、2列目、3列目から中央からのドリブルシュート、ショートパスからのスペースへ抜け出てからのシュートを島一ＧＫ12番がファインセーブの連続でしのぐ、といった展開でした。また、島一キャプテン3番を中心とした最終ラインの攻防も見応えがありました。その後も島一エンドでの一方的な展開が続き、後半0-0で延長戦（5分−5分）へ。島一は延長前半より中盤に18番を投入しリズムを変えるように両サイドからゴール前にクロスを数回入れるも決定的なシーンはなく、静学10番の中央からの素晴らしいドリブル突破からのシュートをまたもやＧＫ12番がセーブし、延長後半に突入。延長後半2分、静学ドリブルからの突破によりファウルを受けやや左サイドゴールより17、8ｍ付近からＦＫを得る。左足からの強烈なシュートをＧＫが再三のセーブを見せたが、跳ね返ったボールが静学5番の前へ！ヘディングで決め、ようやくゲームが動く。島一も3番をＦＷに投入し、アーリークロスを入れるが万事休す。静学は中高大学と一貫したシステムで多くのタレントを要し前評判通り、全員の能力が高くＤＦからの攻撃参加、個人技術など目を見張るものがありました。島一は地元開催によるモチベーションの高さで此処まできましたが、素晴らしいプレーを見せてくれました。賞賛に値すると思います。また、ファイナルゲームをコントロールされた長崎県審判団の皆様大変おつかれさまでした。

力的にはやっぱり静学が上でしたか。でも島1頑張りましたね。

全国レベルの中学サッカーを見れるいい機会と思い、サッカーをする中学生の息子を連れて、遠く島原まで決勝戦を観戦に行きました。『静学』と言えば誰もが知る学生サッカー界の名門中の名門校。地元開催での決勝戦としては、これ以上ない相手ではないでしょうか。試合内容は?、?、?を中心に高い個人技で攻める静学に対し、ＧＫ?のファインセーブと、フィジカルで負けないタフな守りで相手の攻撃をしのぎ、少ないチャンスを待つ島一という感じでした。静学のＧＫなどは、まるで高校生か大学生のような体格で、他の選手のプレーも高校サッカーを見ているようでした。島一の選手も、この暑い中、走り負けない体力は、日頃の練習を物語っていましたし、相手の攻撃に守る場面が多かったですが、決して引いて守っていたという感じではありませんでした。結果は、０−０のまま突入した延長後半、再三の好セーブを見せた島一のＧＫ?が、静学のシュートを両手ではじいたところをヘッドで押し込まれ、これが決勝点となりました。試合終了のホイッスルの後、この暑さの中、精魂尽き果てた様子でグラウンドに倒れ込む両チームの選手達の姿が印象的でした。今週土曜日から『宅島杯』が始まります。参加する中学およびクラブチームの皆さん、今日の決勝戦の島一のように、強豪相手でも決して気持ちで負けず、強い気持ちを持って勝利を信じて頑張って下さい。勝ち負けは必ずどちらかに付きますが、今までやってきた力を全て出し切ることが大切であり、今後のサッカーや人生にとって、大きな財産になるはずです。