日藤野球部の皆さん、本日はお疲れさまでした。
日藤が一冬を超えて成長したように相手もパワーアップしていましたね。昨秋の横浜高戦で見たときに比べ、体のキレやパンチ力が格段に上がった印象です。が、今日の試合を見る限り、?野球センスでは負けてない、?パワーもそれほど大きな差は感じない、?技術の正確性では一歩譲る、?選手層の厚さはかなわない、?練習量と元気では勝るとも劣らない。

相手の先発完投した左腕・山田投手（背番号１０）は決して大きな体ではありませんでしたが、キレのある速球と変化球で三振の山を築きました（１５奪三振）。が、日藤打線も果敢に７安打を奪い、またヒットにこそならなかった打球でも押し込まれずに力強いスイングで振り返していたところに「あと一歩」まで迫っているものを感じました。エース・大倉君も力投しましたが、やや甘く入った球は確実にヒットされてしまいました。これも「あと一歩」の詰めでしょうか。５回から救援に入った布施君は力のこもった荒れ気味の速球でグイグイ押し、あの相模打線が振り負けているシーンが何度もありました。８回の９〜２番打者を３者連続三振に切って取ったのは見事でした。今日の試合、初回２死からの３失点、３回も２死からのスリーラン被弾で、がっぷり四つに組む前に足元をすくわれたような恰好。これが試合巧者ということなんでしょう。
夏に向けて１年生も含めた総合力でどこまでチーム力を上げられるか。「あと一歩」、ぜひがんばってノーシードから勝ち上がってください。いつも応援しています。以下、参考記録です。（敬称略）

保土ヶ谷球場　曇り時々晴れ　２時間１０分
日大藤沢０００　０２０　０００＝２
東海相模３０３　０１０　００ｘ＝７

＜日藤＞
（攻）７安打うち２二塁打（半場、玉谷２点タイムリー）、１盗塁、４四死球
（投）大倉　４回　８安　６失点　２四球　２三振
　　　布施　４回　２安　１失点　４四球　５三振
（守）無失策

＜東海＞
（攻）１０安打うち１本塁打２二塁打、６四球
（投）山田啓　９回　７安　２失点　４四死球　１５三振（毎回）

以上