準決勝・決勝前のあの大雨。
ベスト４進出他校と異なり、雨天練習場を持たない日藤のＧでの直前の調整不足を懸念していました。このチームには珍しい守備の乱れは、そんなところにも原因があったのではないでしょうか。

たしかに桐光さんはよいチーム。関東トップレベルでしょう。しかし、決勝の桐光のベストメンバーであの程度なら、率直に言って射程範囲内だと思います。日藤と松坂・横浜高校とのゲームを３試合見た私からみて断言できます。事実、神奈川最高峰の打者である桐光・町田選手は、古谷君の前に手も足も出ず空振りの三振でした。あのシーンが印象的です。

ところで、数年前に日藤はある秋季関東大会出場直前のチームと練習試合を行いました。結果は日藤の大勝。日藤打線が相手の誇る投手三羽カラスをボコボコにしてしまいました（このチームで大丈夫かな、と思いましたが、案の定大会で群馬代表に初戦負けでした）。
そのとき相手校さんは、関東大会に備えて朝にＨＲで出席をとった後、授業免除で終日練習をしているとのことでした。
その是非はともかく、修学旅行に行けない２年生部員の代償として、日藤もこの時期その位練習に集中できる環境を用意してやれないものでしょうか。