ご存知地元の強豪で、神奈川ボーイズを代表するチーム。
日藤にも、選抜ベスト４や日大で活躍したＮ君を始め、３年生のＭ君やＳ君、その他２年生・１年生にもＯＢがいます。とくに、今年はジャイアンツ・カップで準優勝など大活躍です。
来年も、優秀な選手たちが日藤に入学してくれるのでしょう。

一方で、日藤出身プロ選手の多くは、中学・軟式野球の出身者たち。今春甲子園レギュラーの約半数も、部活の選手たちです。私の縁のある中学校のある地域にも、シニア・ボーイズの強豪チームがあります。その結果、部活の野球部には相対的に身体の小さい非力な選手たちが多い形になってしまいます。しかし、野球に対する情熱はみな同じ。毎朝夕、ボールを追いかけています。

全員がノックを受け、全員でトンボをかけるという、当たり前のことが当たり前に行われている日藤。本格的な照明施設や合宿所、室内練習所もありません（例の「特待生」問題とも無縁でした）。試験前には練習も休止。通える範囲からやってくる部員のみでもって構成される日藤。そんな母校野球部を誇りに思うと同時に、中学校時代無名の選手たちがメンバーとなり、また甲子園で大活躍してくれることを楽しみにしております。