まずは久しぶりの援護射撃。
　和洲野部　瑠壬さんの「けいおん！」二次創作です。

http://novel.fc2.com/novel.php?mode=t...

　和洲野部さんは実際にステージに上がる人でして。
　音楽活動の経験が反映されているのだろうなと。

　まぁ僕の場合「経験」を反映させようのない話ばかりなんですが(笑)

　ところでしょっちゅう感想を求めている僕ですが、逆に回ると確かに難しいなと。
　趣味で書いているものに対してケチつけるのは論外。
　いや…こう書くとこの小説に問題があるようにとれちゃいますが^_^;
　ただ完全に原作通りとはいかないんですよね。
　どうしたって違う人間だから違ってくる。
　トレースするつもりでも。

　じゃあ「設定を変えりゃいい」というのはありえない。
　少なくとも僕は否定された気分になる。
　ひどく不愉快ですね。
　そもそも設定変えるならその作品で二次創作する意味がない。

　おっと。ｄｉｓっているようにとられかねないのでフォローしますけど、この作品。「梓の憂鬱」の場合は改編ではなくて掘り下げ。
　書いた時点では続編がなかったそうなので。
　ふくらましたらまさかの続編発表で。

　僕の場合「らんま１／２」にインスパイアされて「ＰａｎｉｃＰａｎｉｃ」が出たわけです。
　けど乱馬は女子として通学なんてしていない。
（ちなみに一時的に女子に固定された時もすぐにハーブを追って出たので通学してないはず）
　それをさせる以上「早乙女乱馬」の名前は使えない。
　だから「同じ体質の別人・赤星みずき」が出てきたと。

　ぶっちゃけた話、オリジナルの方がよほど楽。
　縛りがないんですから。

　ところで歴史上の人物を「いじった」場合はある種の改編なのか。
　それとも『インスパイア』なのか(笑)
　そもそも新撰組あたりから前だと、もう面識のある人はいないでしょうしね。
　単なるモデルと。

　まぁその極端なのが知る作品では「戦国ＢＡＳＡＲＡ」で(笑)
　もっとも武将を女体化させるのよりはまだ史実に忠実かもしれない。

　閑話休題

　二次創作ならとにかく可能な限り合わせないと意味がない。
　もし「這いよれ！　ニャル子さん」で作るなら、クトゥルー神話を読み、平成ライダーを最低でも「仮面ライダーＷ」からみて、ジョジョにも一通り目を通さないと作れないのではないかと(笑)

　これは極端でも、最低でも明かされている設定はぜったい遵守。
　性格。対人関係。自己代名詞。その相手をなんて呼ぶか？

『ＰＬＳ』で言うならなぎさに私服でスカート穿かせちゃいけない。
　はかせるなら必ずパンスト着用と。
　詩穂理は胸を自慢したりしちゃいけない。

　ようするに、原典でやってないことはやらない方が無難。
　今回紹介した作品の場合、あずにゃんは結構本編でも悩んでましたからありだと思います。

　ちょっと重くて、「けいおん！」の雰囲気としては異質かもですね。
　テーマ上やむをえませんし、原典否定でもないからいいと思いますが。

　うーむ。どうしても「いまだ根に持つ一件」が尾を引いている書き込みだ(笑)

　ところで僕が二次創作をするなら？
「クウガ」の放送外のエピソードで行くか？
「５５５」では本気で考えたけど。
　かなりそそるけど意外に割り込みにくい。

　「絶望先生」は書きかけたんですが、あのラストの展開見たらもうかけない。

　二次創作に一番必要なのは、結局はその作品に対する「愛」ということかな？

いつも紹介をして頂き、ありがとうございます。

＞二次創作は意外に難しい

まさにその通りで、それを加筆修正時に改めて実感しました。
むしろ「意外に」は外してしまうのが正解かも（苦笑）

特に「けいおん！」の場合は大ヒットした作品ですし、作品世界が確立されているのでコレを崩す事はかなり難しいです。

むしろマイナーな作品の方が捏造しやすいかも？ですが（笑）マイナーな分、読み手がイメージしにくくなるかも・・・

実は「かなりマイナーな戦術シミュレーションゲーム」の二次創作物も温めているのですが、元がマイナー過ぎて「最初の一滴」が小さすぎてなかなか膨らまない（苦笑）

＞ただ完全に原作通りとはいかない

意識したのは「もしかしたら有ったかもしれない時間」です。
話が枝分かれしないように、と意識した部分はありますが・・・これ書いてた時はまさか続編が出るとは思っていなかったので（笑）

ちなみに・・・
実はさらに続きを書いていたのですが、それは完全にお蔵入りです。
そちらでは部室にあったムギのティーセットはすでに片付けられていて、唯の私物が残っている。
機材面では律のドラムセットを借してもらっていると言う設定に。

＞　二次創作に一番必要なのは、結局はその作品に対する「愛」ということかな？

その通りだと思います。

しかし思えばコミックス1巻を買った時はまだ独立前で、会社帰りに書店（すでに閉店して久しい）で見かけてジャケ買いしたんだよなぁ（笑）
それがこんな事（？）になるとは、その方が「意外」な気もします（笑）

PS：公開先で評価をして頂き、ありがとうございました。

>
> いつも紹介をして頂き、ありがとうございます。


　応援ということで。お互いに(笑)

> むしろ「意外に」は外してしまうのが正解かも（苦笑）

　「世界が全部出来上がっているから楽だ」という考え方の人もいるかもなぁと。
>
> 特に「けいおん！」の場合は大ヒットした作品ですし、作品世界が確立されているのでコレを崩す事はかなり難しいです。

　となると「掘り下げ」ですね。
　広義ではアニメのオリジナルストーリーなんかもそれになりますし。

　「ひだまりスケッチ」の今季ではなく、第三期でゆのが自宅のキーを紛失して友人宅を順番に泊まる展開がありまして。
　あとから原作で読んだのですが、原作じゃ宮子のところだけ描写で。
　アニメではそれを時間たっぷりかけて他の面々のところまで泊まったとこを描いて。
　こういうのを掘り下げと呼んでます。

　ちなみに現在のアニメ版ジョジョは掘り下げどころか…(笑)

> 話が枝分かれしないように、と意識した部分はありますが・・・これ書いてた時はまさか続編が出るとは思っていなかったので（笑）

　あれだけキレイに終わったものが、まさか続編出るとは思いませんしね(笑)

　まぁ「読者が泣きさけべばキャラが生き返る」とも言いますが。
　有名なところではシャーロック・ホームズ。
　転落死してシリーズ終了のはずが続けざるを得なくなり。
　そこで出た設定が「ホームズはバリツの達人だった」と。
　バリツ…柔術のことらしいですが

> しかし思えばコミックス1巻を買った時はまだ独立前で、会社帰りに書店（すでに閉店して久しい）で見かけてジャケ買いしたんだよなぁ（笑）
> それがこんな事（？）になるとは、その方が「意外」な気もします（笑）

　まさしく運命の出会い…というよりアニメ化で物凄いことになったというか。

>
> PS：公開先で評価をして頂き、ありがとうございました。

　たとえば単に「読んだよ」なんて一言でも、無反応よりははるかにいいので。
　今回はそんなに長くないから最後まで読み切れ、終結しているので星をつけられましたけど。

「本編の延長線」の場合と「完全にパロディ」の場合とでは、また違うように思います。

たとえば『アルプスの少女ハイジ』のクララがおじいさんに鉄拳をぶちかますマンガは、「クララはそんなことしない」って非難されたりはしてませんし（たぶん）。

作ってるほうに悪い感情がなければ、それほどひどいものにはならないだろうとは思うんですけど・・・
同人誌とか常に物議かもしてますし（「これはアリだろう」「いや、いくらパロディでもこれはない」とか）。
ちょっと線引きは難しいかもしれません。


> ようするに、原典でやってないことはやらない方が無難。

それだとＨ同人誌は・・・（苦笑）。
「原作に忠実」だと、そもそも同性のチームメイトに「俺はお前を愛してるんだ」なんて言わないですしね。

> ところで歴史上の人物を「いじった」場合はある種の改編なのか。

スポーツもの作品で「実在の選手」とかが出てくる場合とかもですね。この人物像は本人の通りなの？とか。

『AKB0048』の場合は未来の世界で「襲名」した人たちなので「別人」なんですけど、一応「イメージ」は合わせてるのかなあ・・・モデルの本人達の区別がつかない（笑）のでわかりませんが。

> 性格。対人関係。自己代名詞。その相手をなんて呼ぶか？

さらにクロスオーバーものの場合は「違う作品の登場人物に対してどんな風にしゃべるのか」も考えないといけなくなります。
『スーパーロボット大戦』なんてシナリオ大変そうですし（この人とこの人は歳近いからタメ口、この人には敬語・・・とか）。

> 結局はその作品に対する「愛」ということかな？

その極地が『冥王神話ロストキャンバス』と『仮面ライダースピリッツ』ですね。


> まぁ僕の場合「経験」を反映させようのない話ばかりなんですが(笑)

反映されてると思いますよ。
みんなで遊びに言った時の楽しそうな感じとか、
お店に入ったときの空気とか。

>
> 「本編の延長線」の場合と「完全にパロディ」の場合とでは、また違うように思います。

　確かに。

> 作ってるほうに悪い感情がなければ、それほどひどいものにはならないだろうとは思うんですけど・・・

　いやぁ。元になる方を書いた身としては「設定変更」はダメだしされているみたいでどうも。

> ちょっと線引きは難しいかもしれません。

　難しいですね。

> それだとＨ同人誌は・・・（苦笑）。
> 「原作に忠実」だと、そもそも同性のチームメイトに「俺はお前を愛してるんだ」なんて言わないですしね。

　ある種の「掘り下げ」なんですかね？
　「秘め事」なのを上手くやって、本編とは関係ないところと。

> スポーツもの作品で「実在の選手」とかが出てくる場合とかもですね。この人物像は本人の通りなの？とか。

　「巨人の星」「侍ジャイアンツ」などでの川上（哲治）監督は標準語ですが、ご本人はかなりの熊本訛りで。
　長嶋さんに至ってはアニメだと野太い声ですが、本人はいわゆる一つの甲高い声で(笑)

　でも王さんと金田さんは大体本人に似ている(笑)

　まぁあくまでモデルということで。
　ましてや歴史上の人物などは、ほとんど本人見たことある人いないし(笑)
　やりたい放題ですな。

> その極地が『冥王神話ロストキャンバス』と『仮面ライダースピリッツ』ですね。

　ああ。わかる。両方とも読んでますから。
（ＬＣの外伝は手だしてないけど）

> 反映されてると思いますよ。
> みんなで遊びに言った時の楽しそうな感じとか、
> お店に入ったときの空気とか。

　そうおっしゃっていただけると。