そういえば「SMAP 010」はなぜかCDアルバムではなくビデオでのリリースになってましたね。なんの意図かはわかりませんが。

「世界に〜」以降のSMAPの曲って個人的に「全曲B面」みたいに思えてきていまいちこれ！って感じの曲が少なかったように思います。
やたらメッセージ性を持った曲をあてがわれたり、作家陣の豪華さだけが喧伝されたり、狙いはものすごく分かるんだけどいまいち合ってなくて、ジャニ側が無理に背負わせ過ぎている印象でした。
LET IT BEとかPeace!とか歌ってた頃の、軽やかな佇まいの彼らが懐かしいです。

010もほかの作品と変わらないライブ作品のようなので謎でした。013で製作スタッフを一新してからは若干イマイチに感じていたのですが、「世界に〜」がヒットしてからは確かに大きくなりすぎて曲も慎重になりましたね。04年にシングルを出せなかったのと、05年1発目の制作陣だけ豪華だった（曲の反応は普通…）のとか象徴的でした。

近年のアルバムは制作陣の豪華さだけが目立っている上に、結局誰だか分からない暗号のような制作陣が並ぶ嵐の方が何倍も売れてしまう辺りに限界が見えている気もしますね。嵐は楽勝っぽいけどSMAPはあれでちゃんと儲け出ているんでしょうか。売上の印象よりもずっと儲け少なそう…。