今期はQ10と相棒とSPECを見てます。
Q10は脚本の木皿さん特有の不思議で暖かい雰囲気が出ていて良かったです。
特に主人公の家族のシーンにらしさを感じました。

相棒は初期から見ていた自分では信じられないくらいの人気作になっていますが、
内容は昔と比べて大幅に変わったわけではないので、今作も楽しみたいです。

SPECは前作のケイゾクを見ていなかったんですが、楽しめました。主演の２人の今までにない役柄が新鮮です。前作にも興味が出たんですが、いきなり映画だけを見ても理解しにくいんでしょうか？

Q10はつまらなくはないですが、10年前だったらもっと楽しく見れただろうなぁと少し年老いた気分になりました。あの頃は憧れでしたが、今はもうあーいう青春感がまぶしいです。

ケイゾク映画版はいきなりはキツイと思います。不思議な空気を醸し出しつつも事件自体は普通にトリックを解説して犯人も暴くんですが、直後に完全にオカルトというか生死が混在した世界に突入するのでワケが分からないと思います。これを生み出しているのが連ドラ時代からの宿敵なんですが、連ドラ時代から不思議な能力を持っていたのが映画ではマイワールドを構築して主人公たちの前に迫るので、予備知識なしでは何がなんだかです。

特に冒頭で爆発なさるお二方とかは連ドラとSPから見てないと関係性が見えない上に、その後平然と登場するので（生死が混在した世界に入り込んだため）いきなり見たときは何が何だかさっぱりでした。

でもそれ以上にギャグとかが冴えていたので映画をいきなり見てもそれなりに楽しめたのとこういう不思議世界にあまり意味を求めず、自己解釈して楽しめるタイプであれば大丈夫かと(たとえば「マトリックス」の世界観をリローデッドのあのじいさんの説明だけじゃ何が何だかわからねーよ！っていうタイプだといきなり映画は無理だと思います）。