＞世間ではカンニング大事件が何だか必要以上に話題になってて驚いたものだが、安室とかが主演していた某カンニングコメディを思い出した。
＞リアルに事件になると物凄いシリアスかつ人が死んだレベルの重罪人みたいな扱いになっていて、それはそれでビックリだ。
「安室とかが主演していた某カンニングコメディ」は確か、大学の期末試験だったよな。
2002年に一橋大学の学生26人がの学期末試験で携帯メールを使って集団カンニングをした事件があったらしいけど、
今回ほど集中報道はされなかったよな・・・。
韓国の集団カンニングは結構覚えてたんだけど、一橋カンニング事件はうっすらとしか記憶に無い。
やはり、今回は初動報道が大きすぎたのと、日本の学歴は大学入試にウエートを置きすぎているからだろうかね・・・。

そもそも最初って情報漏えい問題として扱われていたのに、
気がつけば「カンニング＝悪」な話に変わっていってることに違和感を感じました。

記憶違いならすみません。

カンニングがここまで騒がれたのは記憶にないですねぇ…。これまでってせいぜい新聞にそこそこな大きさで記事になっても2日後にはもう忘れてる…程度だったと思うんですけど。今回のは「カンニング」というワードが出るたびに思い出される筆頭になりましたね。

あてはめた罪状は偽計業務妨害。最初は誰がやったか不明で、事前流出とか組織的犯行の可能性があった＝偽計業務妨害の疑いがある、という形で警察の捜査＝通信記録等の開示OKとなる。

で、調べてみたら単独犯で個人によるカンニングだった…。単に個人がカンニングしただけで逮捕にはならないけど、結果的には「試験を妨害した」のは確かであるということで偽計業務妨害適用という判断になった。こんな感じでしたっけ？

カンニングというのは本来犯人が判明して発覚するものでしたが、今回は順序が逆で「誰か分からないけどカンニングがあったことだけが先に判明」という点が斬新だったというのが大きかったんでしょうか。

ただそれにしたって、報道は完全な吊し上げとしかいいようがなく、少なくとも地域レベルでは実名報道したに等しいわけで、酷すぎるように思いました。周辺の人のインタビューなんかあれはもはやインタビューじゃなくて、必要な答えを引き出しているだけでしたし。

大学にはお金払っていくわけですから、偽計業務妨害の場合は「試験」を「商売」に言い換える事も可能なわけですが、そう考えるとなんともいえない気分になります。



あと余談ですが、問題の投稿は、試験中という切迫した状況下においても、言葉は丁寧、しかも回答してくれた方にきちんとお礼もしていたようです。昨今の「ぶしつけに質問してそれっきり」といった投げっぱなしな風潮は、ここ最近はこの掲示板にも影響が表れ始めていますが、それを考えると実にしっかりした人だったんだろうなぁと思いました。