以前に投稿した質問にたくさんの回答をいただきましてありがとうございました。

今回質問したいのはよくネット上で「邦楽、J-POPの質、レベルが下がった」とか「オリコン年間ランキングのレベルが落ちた」など言われますが、具体的にどの年ぐらいから年間ランキングの上位ラインラップが同じ歌手ばかりで新鮮さが無くなったなと思われますか？

年間ランキングを調べたらKAT-TUNがデビューして即年間1位を獲った2006年からジャニーズ系グループが上位にランクインが多くなってきた（この年の年間トップ10だけで４曲も）
のでこの2006年あたりからかなと思いますけどいかがでしょうか（ファンの人には申し訳ありません）

自分は09年からかなと思います。それまでも段階的に落ちていってましたが、嵐が占拠し始めてから一気にバランスが…。去年はやり過ぎの境地（記録としては面白かったですが）。

アイドル時代にしても嵐とAKBの独占体制でそろそろつまらない。この2組だけプッシュ度も桁違いですし。やっぱり（今年はマルモリがありますが）いろんなアーティストがひしめき合うチャートが面白いなぁ、と。

同じく2009年からだと思います。
2008年までは、世間の売れている曲との整合が何とか保たれていましたが、2009年以降は単なるアーティストの複数枚リリース戦略で買わせる人気投票にしか見えません。
(逆に言えば嵐・AKB48以外の歌手のパワーがなさすぎます)

それでもアルバムチャートに目を向ければ、人気や実績に比例した年間チャートは今も続いていると思います。

だいたい皆さんと一緒で、ここ2年間くらいだと思ってます。

ただ、AKB48の独禁法事件（桜の花びらたち2008・最高10位・売上2.5万枚）のニュースを見た当時、「こういうことやっても数字が伸びないなら、誰が何やってもミリオンは二度と見られないだろうな」と思ったので、形は多少歪でも、ミリオンというものを見れたのは嬉しかったです。しかもそれが同じくAKB48の作品だっただけに。

今年はマルモリあるし、去年だったら「また君に恋してる」のロングヒットがあったし、まだまだヒット曲が出る可能性はどこにでもあるんだなぁという風に感じてます。


アルバムはミリオンこそ出そうにないので水準としては下がってるのが残念ですけど、今年はなかなか面白いことになりそうですね。
70〜80万枚の範囲で、AKB48・嵐・EXILE・少女時代・Lady Gagaの5組が僅差で争うことになると思われるので、結構楽しみです。
レベル云々は大事だけど、見ていて面白いチャートであるのが一番いいですね。

僕もここ2・3年かなと思ってます。最近でジャニーズやＡＫＢ系以外で売り上げが高いのが紅白効果の演歌系やポニョやマルモなど子供系などのヒットぐらいしかなくて、ORANGE RANGEとかレミオロメンとかケツメイシみたいな（当時としては）あたらしいアーティストのヒットがないように思えて残念です。

「レベルが下がった」＝「売上下がった」とするなら01年以降で異論はないかと思いますが、「質が下がった」という意味では質の価値観がそれぞれだし、アイドル＝質が悪いとも思わないのであまり考えておりません。

個人的にこれヒットしたっけ？的な感覚が増えていったのはKAT-TUNが複数ランクインするようになった06年以降です。そこから年々特定アーティストというか初動でドカンした人のみになっていって2010年ついにとんでもないことになっちゃったという感じですかね。

アルバムは複数買いしにくいこともあり、人気が出ていることは出ていると思いますが、ここに来て数字が伸びずにかなり盛り下がっている感じがするので何とも寂しいところです。