H Jungle With tとSMAPの過去曲回顧おもしろかったです。
「リリース当時云々」ということが書かれていた内容が多かったので、私自身の当時の記憶を書いてみます。
　
※H Jungle With t「FRIENDSHIP」
浜田雅功ソロ名義でのリリース予定だったのが、突如変わった事を覚えています。
なので当然曲調はジャングルではないですし、この名義でリリースすること自体がかなり意外でした。
　
※SMAPデビュー期
当時は光GENJIとの比較よりも、前年にデビューした忍者と比較してました。
2ndシングルが10位だったので、今回も失敗アイドルの仲間入りだと思ったくらいです。
「Can't Stop!!-Loving-」はリリース時でも寒気がするほどの時代はずれな曲でした。
また今では信じられないかもしれませんが、「夢がMORIMORI」が始まった頃、同級生(女性も)の間では「SMAPが出ているのが邪魔」という意見が多数派でした。
当然、音松くんは評価以前に黙殺です。 (当時はアイドル扱いされると真面な評価がされない時代)
「雪が降ってきた」あたりから評価が徐々に変わっていき、CXドラマ「あすなろ白書」とシングル「$10」で今のSMAPの原型が出来上がった感じです。
　
もしもこの時期にSMAPがブレイクしなかったら、ジャニーズ事務所はどのようになっていたのだろうか…。
同時期に今では絶対にキャスティングすらさせないだろうNTV「同窓会」というドラマに多数出させていましたし。

存在自体をずっと知らなかったので当時の状況はさっぱりだったんですがソロ名義の予定だったんですか？後追いで聞いてもロゴも曲調も違うし、新展開かと思いきやその後も無いしで妙に浮いたシングルという印象でした。

光GENJI→SMAP→TOKIOだとずっと思っていたんですが、忍者なんていうグループがいたと知ったのはここ5,6年くらいだったような気がします。「Can't Stop!!-Loving-」の古さもそうですが、初期TOKIOの異常な古さも気になるところでしたが…ジャニーズが少々時代に乗り遅れていた感じだったのでしょうか？

1番古い記憶は「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」でそのころはあまりSMAPと意識して聞いてなかったと記憶してます。

「FRIENDSHIP」リリース前は『浜田雅功「曲名未定」』のような書き方で、雑誌やCDショップの新譜情報で書かれていました。

ジャニーズ関連のデビュー順序は、光GENJI→男闘呼組→忍者→SMAP→TOKIOです。
また男闘呼組と忍者の間に、浅井企画預かりですが、ジャニーズ事務所の2人が参加していたCHA-CHAがいます。
(今は勝俣州和, 西村知美の夫がいたアイドルグループといった方がわかりやすいかも)
90年代初頭のジャニーズ事務所のアイドルは、少々どころではなく、80年代的な印象が強く残り過ぎて、完全に時代遅れで世間から見放されていました。
特に忍者は、デビュー曲から美空ひばりカバー3連発という無謀なリリースがたたり、すぐに売れなくなりました。
仕方なく、賞味期限切れで痛々しい姿となっているが、それでも一番売れていた光GENJIをSMAP台頭まで長い間プッシュせざるを得なかった状況です。
TOKIOの頃になると、80年代的な古めの楽曲は、逆に珍しくなったため差別化のためにしていた印象です。

ひばりカバー3連発って壮絶ですね。光GENJIは末期はSUPER 5になってメンバーが削減されていたような…。後輩たちに歌い継がれる忍たまの曲が残っただけマシだったかもしれませんが、解散した時は全く記憶にないんですよね。

V6を新進気鋭のエイベックスに任せたのはその辺りを意識していたんでしょうか。当初はすぐ終わる予定だったとも聞きますけど。

メンバー2人の自発的な脱退で光GENJI SUPER5が始まったのですが、TVで披露したのが1曲(「Melody Five」)だけで、その後音沙汰なしで、翌年夏のコンサート最終日に急に解散してしまいました。
Mステでは、解散の意思表示としてローラースケートを脱ぐパフォーマンスがあった気がします。
その頃は光GENJI自体が既に過去の歌手扱いでしたから、記憶がないのは仕方ないと思います。
(私と同世代でも意外と何時解散したか知らない人は多いです)

V6は一年限定のユニットだったようです。(当時は未公表)
V6がなぜエイベックス所属なのかは、わからないのですが、新しいノウハウを得ようとしていたのではないかと思います。
(同時期のSMAPもビクター任せの作品でしたよね)
4thシングルまで、エイベックスが専属契約していたDave Rodgers作曲のユーロビート作品でしたし。

NEWS以降自社レーベル所属方針になっていたジャニーズですが、キスマイと今度デビューのグループがまた他社に割り振るようになっているので方針転換でしょうか。やけに低年齢層をデビューさせているのも気になるところです。声変わりとか美少年系だと数年でオッサン化して容姿が変わりすぎるなどの不確定要素があって男子の場合厳しい気もするのですが…。