B'zレビューが新たに更新されていると言うことで、1作目から拝見させていただいています。
改めてデビュー当初はチープさが半端なかったことを認識しつつ、
90年代は、ユーロビートからハードロックテイストへ徐々に変化、
『The 7th Blues』のようなブルーステイストの強いアルバム、
かと思えば、『Friends』シリーズのようなAORテイストの普段のB'zのイメージとは違った路線のアルバムを出してきたり、
様々な音楽の多様性が見られて面白かったなあ〜と思いながら読んでいました。

『The 7th Blues』のレビューで書かれていた「00年代以降、B'zはマンネリだと言われていた」ことについては、
確かに自分も『ultra soul』のヒット以降から、B'z王道のハードロックテイストの楽曲が続いてしまっている印象があり、
90年代のB'zを一応知っている自分としては、ちょっと物足りなさを感じてしまう所があります。

勿論、未だに初登場１位を取り続けているだけに、完成度の高い楽曲を出し続けてきてくれてるから、今でも満足はしているのですが、
『FRIENDS?』のレビューで書かれていた通り、たまには普段のB'zとは違ったイメージのアルバムも出してくれればいいのになあ･･･とは思いますね。(^^;
現にTAKソロは、オーケストラとコラボレーションしたり、ラリー・カールトン氏とコラボした時はジャズテイストの強いアルバムを出すなど、
B'zとは違うイメージのアルバムを出してきたりしてますし･･･。

残りの旧作も改訂される予定なのでしょうか。楽しみにしています。

B'zスレッドが2つありましたが、感想なのでこちらに書きたいと思います。

おそらく今の路線が固まったのは「ZERO」以降だと思いますが、それまでの路線も今聞くとチープの塊ですが、当時では最先端のイメージがありました。
ちなみに私が一番最初に聴いたのは、シングルリリース当時の「君の中で踊りたい」です。
その頃はTM NETWORKの亜流のイメージが先でした(衣装も含めて)。
それから半年後に宮沢りえの出演で話題になった富士通のPC"FM TOWNS"のCMに「BAD COMMUNICATION」が使われた事で突如ブレイクが始まってしまったという感じです。
(1989年は、宮沢りえが関わると何でも話題になった)

しかし今までの路線を急に変更出来なかったので、中途半端な感じでリリースせざるを得なかったのが3rd『BREAK THROUGH』だったと思います。
それからはシングル・ミニアルバムで徐々にバンド路線へ微修正をしていった感じです。
急にハードな曲調になり今のパブリックイメージへと変えたのがシングル「ZERO」だったと思います。
(この曲より前の作品のPVは、今ではお蔵入りしていますし)

チャート的な事を言うと、『BAD COMMUNICATION』は総合アルバムチャート(CD+CT)ではTop10入りしていませんが、部門別のCDチャートでは1週だけTop10入りしていたと思います。

また1stアルバムの『B'z』が短いと書かれていますが、当時LP,CD,CTの3形態でリリースしており、LPに入る容量を基にした考えでアルバムが作られていると思うので、40分弱という時間はやや短いながらも、当時では普通の事でした。

俺が最初にB'zを知ったのは「FIREBALL」で、その時は全く関心が無く、「Calling」がドラマ主題歌だったので初めてレンタル→金銀ベスト→「HOME」から飛んで「今夜月の見える丘に」以降は「juice」を除いて全シングルアルバムレンタルだったと思います（20周年ベストと「熱き鼓動の果て」「イチブトゼンブ」は購入しています）。

そんな感じなので最初に聞いたオリジナルがなんと「ELEVEN」です。とっつきにくくてしょうがなかったです(笑)　その後で「LOOSE」まではさかのぼり、レビュー予備軍の方では1度全作やったりもしたんですが、今回改めて最初から順番に聞いてみて「LOOSE」以降も改訂しています。

「MONSTER」以降は当時の感想とたぶんあまり印象が変わらないので変更はしないかもしれません。

そういえば1stの頃はまだLPもあった時代なんですねぇ。

B'zのアルバムレビュー、更新乙です。
見たら、「ELEVEN」の評価が星3から星4に上がってましたね。
それしても、MOMAさんが始めて聴いたB'zのオリジナルアルバムは「ELEVEN」ですか。初心者お断りアルバムから入ったんですね...。
自分はB'zは「OCEAN」から聴き始めて、「OCEAN」がレンタルで出た時に「OCEAN」と当時の最新アルバム「THE CIRCLE」を借りました。
てな訳で自分が最初に聴いたオリジナルアルバムは「THE CIRCLE」です。ロックなアルバムだけど、訳と聴きやすかったという印象です。