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ネットとコンテンツ産業について
仁八 / 2012-11-20 15:40:00 No.3239

唐突な質問…というかアンケートなんですけど、
アニメや音楽を手掛けるようなクリエイター達の創った動画に、募金できるようなシステムがあればいいと思いませんか?

今の時代、Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトは世界中で活用されており、
アニメ・音楽などのコンテンツは今までにない位の規模で視聴されていると思います。
なのに現状、
アニメ業界全体は好調ですが、製作側の労働環境は劣悪だったり、
音楽業界はCDとダウンロードの狭間でもがき苦しんでいたりしています。
だから自分は、そのようなコンテンツを創る人たちがもっと良い環境で働けるようになるべきだと思うのです。

そこで、クリエイター達が作った(関わった)動画には、
視聴者が感動をうけたら10円でも100円でも気軽に振り込めるサービスがあっても良いと思うんです。
例えばアニメやドラマを最終回まで面白く見れたら、100円位あげても良いと思う人はけっこう居る気がします。
しかし実際に作品の売上に貢献するには、3000円を超えるBDなどしかなく、(グッズは何か違う気がします)そのハードルはとても高いです。
そのような取りこぼしは、無視できない数あるんじゃないか?と考えます。
10万再生を超える動画は多いのですし、その1割が100円出すだけでも100万。
制作側も評価が目に見えて、モチベーションが上がると思います。
もしこんなサービスがあったとしたら、皆さんは使いますか?或いはどう思いますか?

(このサイトの主旨と離れた、しかも長文の投稿でMOMAさんすみません。しかしそこまで離れてないとも思い、このたび投稿しました。出来れば意見をください。)

Re: ネットとコンテンツ産業について
カーネル / 2012-11-20 22:15:00 No.3240
この投稿をみて気になって調べてみたら、個人向け有料配信サービス(ちょっと意味合い違う?)結構やっているみたいですね。
音楽だとmyspaseなイメージがありましたが、そんな事もないみたいです。
http://yesmagazines.net/?p=519
動画だと、USTREMEがすでにやっているし、youtubeがやる、と発表しているみたいです。
これから、どうなっていくんでしょうね。
すごい個人的ですが、朗読コンテンツを配信する、という企画にちょっと絡んでいた事もあります。
当面は無料、ゆくゆくはそのアプリをプラットフォームに、作品を有料配信したい、ということを目指していました。

そういえば、以前週刊アスキーのインタビュー記事で、「自分は今、インディーズで、音楽をつくって売るところまで全部自分でやっている」という記事を読んだ事があります。
その人は、宅録した音源をアルバムとして、2000円で売り、それが一日5枚売れれば10000円になるから、普通に生活できる(細部違うかも)と言っていました。
そういうやり方もありなんだなーと思った記憶があります。
無料じゃないコンテンツにどれだけ払うかどうかはわかりませんが、そういう事が直接制作者にいくシステムと文化ができればいいですよね。

Re: ネットとコンテンツ産業について
MOMA / 2012-11-25 18:45:00 No.3243
海外では音楽をそういった形でDLさせるという試みをやった
アーティストもいましたね。

ある程度実績や余裕がないと怖くてやれないのと、
そういったシステム作りが非常に権利関係がめんどいのと、
配分どうするんだで揉めるのでなかなか難しいのではないかと。

あれば面白いとは思いますけどね。

Re: ネットとコンテンツ産業について
メークイン / 2012-11-26 22:35:00 No.3245
参考ですが、今年の8月に坂本龍一がUSTREAMチップという仕組みを使ってライブを行っています。
「Oh!en project presents "Ryuichi Sakamoto おひねり Live #1 081812"」
http://www.oricon.co.jp/news/music/20...

実際には1,100人からおひねりとして合計約60万円集まったそうです。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/...

寄付の問題として、中高生ではクレジットカードへの敷居が高すぎることがあると思います。
最近は電子書籍(Kindle等)も盛り上がってきてますが、最後は決済の問題が出てきます。
結局は誰でも簡単に決済できなければ使えないというだけだと思います。(誰もこの問題を解決しようとしていないですし…)

Re: ネットとコンテンツ産業について
仁八 / 2012-11-27 18:25:00 No.3246
>>カーネルさん
USTREAMは面白いですよね。アプリ作成は自分の思う理想に近い形態な気がします。
>>MOMAさん
動画提供側に配分を取り決めさせ、寄付(?)を受け取る権利を買わせるということで考えていました。
どちらにせよ、大きいものほど面倒になるとは思いますが。
>>メークインさん
坂本さんのはかなり自分に近いもので参考になりました。
中高生にとっては確かにハードルが高いですね。

皆さんご意見ありがとうございました。

Re: ネットとコンテンツ産業について
カーネル / 2012-11-27 23:46:00 No.3247
この話、もう少し深く考えた時に、払う側はどの年層で、お金をどうやって払うのがベストか、という事に行き着くと思います。
CDはなんだかんだいってもやっぱり10代後半〜20台前半がターゲットです。
また、例えば24時間テレビなどでの寄付をしているのも、同じ年層がメインなのではないでしょうか。
単純な寄付、ということを考えればもっと年層が上なのかもしれません。
今日Eテレをみていたら、日本GP個人ライダーに個人サポート制度(一口5000円)ということをやっている人がいました。
それはネットでやっているらしいですが、これは現金郵送もやっているみたいです。
そういうふうに、どの世代がどうやってお金を払うように流れを作るか、というのが課題なのかなーなんて思いましたが、あってるかな、コレ。

Re: ネットとコンテンツ産業について
仁八 / 2012-12-01 09:48:00 No.3248
>>カーネルさん ありがとうございます。
どの世代がどのようにお金を払うか?はかなり近いテーマです。

自分は今その10代後半〜20代前半に属していますが、殆どの同世代は、高すぎるというのも含めてCDを買う習慣が既にありません。
でも、熱狂的ファンというのはやはりいて、彼らはしっかりCDも買います。
逆に、達郎やユーミンのベストが絶好調な所を見ても、中高年はCDで買うという習慣がまだあるのかなと。
(まぁ、例の二人に関しては経歴が長いので、単に「デジタルでは味気ないから」という人も多いと思いますが…)
両者とも、「本当に気に入った」ものならお金を出すのですが、それにギリギリ届かない位のものにはお金を出さない印象があります。
それはやはり、現状のCDなりDVDなりの購入ハードルが高すぎるからではないか、と。(違法ダウンロード等はまた別問題として)
そこをどうにかするべきだと思うのです。

音楽でもなんでも、ネットによってコンテンツ産業はより身近になり、楽しみ方も幅広くなったと思うので、
クリエイターにとってそれにあった販売形式…というか活動形式が確立されたらなと思った次第です。


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