藤巻亮太のソロアルバム、僕もシングル曲がどれもしっくり来なかったので、あまり期待していなかったのですが、
レビューの通り、初期のレミオロメンを彷彿させた曲が多く、予想以上の改作でびっくりしました。

ソロでどう変わるのか不安はありましたが、結果的には、後期レミオロメンでずっと感じていた変な気負いが無くなった感じがあって、
音楽的にはプラスの方向に傾いた見たいで、ホッとしました。
今後の活躍にも、期待できそうで楽しみになって来ました。

ただ、売上が大きく下がってしまった影響か、近所のTSUTAYAですら1枚もレンタルで扱ってない所もあり、
結局ワザワザ隣町のTSUTAYAに行ってやっとレンタルできたなど、見つけるのにはかなり苦労しました(汗)。

前田啓介氏に関しては、「なるほどなあ･･･」と思いました(一昨日のマイラバのレビューでも触れられてましたね)。
確かにレミオロメン活動休止前の時も、「Sakura」でシンセベースを弾いてたり、
昨年出たライブ盤でも、いくつかストリングスアレンジを担当してた見たいで、
一番、小林武史氏に影響を受けたと思い起こさせる箇所がありましたね。

メンバー間の音楽性の価値観も少なからず変わってしまったことも、
活動休止の要因だったのかなあ･･･とも思いました。

ソロになってからはレンタル回転も酷かったようですね。こちらでもシングル2枚目の時点でギリ1枚入荷、アルバムも確か1枚か2枚程度しか置いてませんでした。

相当暗い内容だと思っていたので当初は聞く予定すら無かったのですが、とりあえずでも聞いてみて良かったです。初期レミオロメンのようなサウンドがソロで聞けるとは思いませんでした。

前田啓介に関してはおっしゃる通り、後期の作品で単独でストリングスアレンジをしていた上に、マイラバでもやっていたのを知ったので、ストリングスに関しては小林武史に代わって共同アレンジャーになった皆川真人ではなく、前田啓介が仕切っていたのかなと思います。