今度倖田來未がカバーアルバムを発売するようですが、良くも悪くも話題になっているというか…
まあ「ピンクスパイダー」とかは原曲が原曲ですし批判覚悟の上でカバーしたんだと思いますが…　
よくカバーしたってだけで言われたりもしますが「カバー」ってそこまで悪い事ではないんじゃ?って思っています
カバーによって有名になったケース(歌うたいのバラッドとか)もありますし、
若い世代をファンに持つ歌手が10年、20年前の歌を歌うことで原曲も知ってもらう…みたいなこともありますよね　
そう考えると、そこまで悪いことでもないのかなーと
しかし、僕はhideのファンではないので、hideファンである場合には違う感想を抱くのかもしれませんが…結局は「サブカル・ロックカバーには下手に手を出すな」ってことでしょうか(笑)

今回については、hideファンが怒ってるから叩かれているのもありますが、おそらく「倖田來未」そのものが嫌いだから叩いているということじゃないのかなと思います。
現に「ピンクスパイダー」をアレンジした人はあんまり叩かれていないように思えますしね。
羊水発言の時もそうですが、嫌いな層が騒ぎまくっているのが大きい感じがします。

まあ、前回のカバーアルバムの時には大して話題になっていなかったので(misonoのカバーをするぐらい)良くも悪くも話題になるだけマシなのかなとは思います。

ただ、「ピンクスパイダー」や「ラブリー」(MV)などのマイナスなイメージばかりが流れているのでセールス的に厳しいかもしれません。

カバーについてはトリビュートアルバムでも○○をリスペクトなどとありますが、本当にリスペクトしてるのかよ・・・って思うのは過去にもチラホラありましたし、正直コレに限ったことじゃないですしね。

個人的には、原曲に忠実にカバーするのも有りだと思いますし、思いっきり別ものにするのもいいんじゃないんですかね？
有線とかでガンガン流れてきて不快とかならまだしも、それ以外では聴かなければいいだろうし。

カバーの評判が悪い…程度だったらありましたが、叩かれているというレベルだと普通じゃないですね。

ただ最近のヤフーが2chの反応をまとめただけのまとめサイト並に恣意的なネット記事までガンガントップで紹介するという4,5年前でも考えられなかったようなことをやっているので、そのせいで一部でだけ騒がれているだけの話が広がってしまっている印象はあります。Twitterでの拡散も大きいでしょう。

倖田の件に限らず、この辺りのネットの状況、何だかここ数年で一気におかしな方向に進んでいる気がしてなりません。Twitterから距離を置くことにしたのもこの流れにいつの間にか染まって自分でも気づいてないといった状況になっていくんじゃないかという危機感も1つの理由です。

まあ今回は小沢健二やhideなど未だに熱心なファンが多いミュージシャンのカバーですからねえ……。
（そういえば2人ともバンド・ユニットでヒットしてソロでも新たなファン層を獲得したミュージシャンですね）

とはいえカバーに当たってはどういった層にアピールするのかを意識するのがキモな気がします。

つまり、原曲を知っているミーハー層に訴えたいのなら原曲のイメージを尊重したアレンジにする必要がありますし、
自分のファンに訴えたいのであれば、自分のカラーを前面に出すべきだと思います。

収録曲を見たのですが、「どうにもとまらない」が気になります。笑
「め組のひと」のカバーもよかったし、この人は昭和の曲をカバーした方が合っている気がします。笑
それだと倖田さんのファン層から需要があるかは疑問ですが……。笑

話が少しずれますが、誘導的な記事は多いですよね。
自分がそれで気になるのは、最近のまとめサイトでの、
嫌いな人が多い企業名「〜なの！助けて！」みたいなタイトル記事とかです。
嫌いな企業（あるいは人物）が、自分より下の立場にいるかのようなタイトルでアンチを釣るような…
気持ちのいいものではないですよね、こういうのは。自分にも確かに嫌いな企業とかありますけど。

テレビは情報操作が〜なんて話はよくネットで聞きますけど、
それと同等、いやそれ以上にネットは情報（というより印象？）操作がヤバいと思います。
人間は悪い情報の方が広まりやすいって言うのはありますけど、注意してかんとなぁと思いますね。

今回のカバーは、確かに自分も「リスペクト…うーんやっつけ感はあるなぁ」とは思いましたが
別に気に入らないなら、それはそれでおいといても良いんじゃないかと思います。
自分の好きな曲が、自分の気に入らない形でカバーされてたら、憤慨したくなる気持ちは分かりますけど…
叩くのはまた違う話だと思います。長文失礼しました。

倖田さんはMステでも（本人にその気は無いでしょうが）「原曲者へのリスペクトが無いのでは？」と思われてしまうような発言をしていたので仕方ないところもあるとは思いますが…。

批判はどうあれここまで大手サイト単位でもニュースが拡散されてしまうのはいささかおかしいですね。
よっぽど芸能ネタが無いのかネット市民への近寄り方がブラックな方向に勘違いして向いているのかどうかはわかりませんが。

Twitterは特に日本語ハッシュタグ解禁辺りでやたら2chで昔見かけたようなネタでウケを狙うようなノリが激増したり（ネタツイッタラーの面白発言RT合戦になったりとか）、2chノリな軽い発言が多い風潮が強くなって自分も染まっていたかな…と反省する所がありました。しばらくやっているとTLにしか世界が向かなくなる事もありますし。…これは個人事ですね（笑）

なのでこの話単体は「またどっかで批判されてるらしい」レベルの認識でいいと自分は思っています。

カバーですが、個人的に原曲を尊重しつつも完全に自分のものにしているものは良いと想います。
ただ唄いました、という感じのものはカラオケにしか聴こえないし、今回の倖田さんは一度に色んなジャンルに手を広げすぎたような気がします。
それだけに多方面から批判が多く寄せられたのではないかなと思います。
まず手始めにエイベックス系のアーティストの楽曲を中心にカバーしてみるのも面白かったような気がします。
どんな人でもオリジナルを超える、というのは無理なのでいかにオリジナルとはまた違った良さを引き出せるかが重要ではないでしょうか？

詰まるところ、熱狂的なファンが付いているアーティストの曲のカバーは避けたほうが無難、
ということでしょうかね。

この人は元々カバー曲の｢キューティーハニー｣で売れた人ですし、
｢BE MY BABY｣のカバーは結構良かったので、
今更カバー曲集で悪評が立つのは意外です。