去年までの嵐とEXILEのシングルはある程度固定ファンが買った分だけの予想通りの売上でしたが、発売形態を変えた今年は
嵐　　初日39万→初動75万
EXILE　初日54万→初動？
と売り方を変えるだけでここまで大きく売上が変わりましたが、こうなると余計売上と曲の浸透が比例されなくなる気がするのですが、どうなのでしょうか？
今まではAKB系列だけではありましたが、嵐、EXILEもこういう事をしていくと、シングルチャートや年間ランキングは更に特定の歌手ばかりが上位に居座り、これから一体どうなっていくのだろうなとは思います
（また次のAKB総選挙曲が劇場盤の形態を増やすみたいであきらかに不自然な売上になりそうですし）

EXILEは意外性はないね。
弟分や妹分が散々ドーピングやってたから。

オリコンて業界内ではどのように見られているのだろうか？
一部のアイドルヲタが気にしているだけの存在のような気がする。

どんな商法が話題になっても今更という気がします。
昨年のオリコンシングル年間ランキング、30位までに１種売りでランクインしたのはミスチルの１曲のみで、ほかは程度の差こそあれ、複数種売り、握手・選挙、イベント券やプレゼント応募券つきなどの「ファン向け商法」でした。
CDは配信が登場して以来年々「ファンアイテム」化していますし、ランキング（売上）＝曲の浸透度だった時代ははるか昔のことだと思います。

もはやそういうのはAKBだけのものではないですよ？
shinさんも言っていますがEXILE系のアイドルもこういうことしてますし、アイドルに限らず一般のシンガーだって複数や握手なんかはしてます。
昨年の年間トップ100の時点でとんでもないことになってますし・・・
曲の浸透はカラオケ・配信・レンタル・売り上げなどを見てようやくわかるって感じですね

横から失礼します。さらに言えば、曲の浸透ってのも分化されちゃってると感じます。
たとえば一昔前なら「誰もが知ってるヒット曲」がちょくちょくありました。
それはなんでかと言ったら、皆大体共通のメディアから音楽を聴いてたからだと思います。
音楽番組だったりドラマ主題歌だったりと。

それが今はメディア自体が多すぎて、その界隈ごとにしか有名曲が生まれづらいのではないでしょうか。
たとえばボカロ系なんて、一般とファンでは物凄い知名度の差がありますし、着うたでもそんな印象です。
それで大きな話題にもならないから、大ヒットもしない。（更にもうCDで買う必要はない）
音楽のありよう…というか浸透の流れも根本から変わってきてる気がしますね。オリコンとかの問題以上に。

熊木杏里の結婚妊娠でコアファンがショックを受けているように、コア中のコアなファンっていうのはもうアイドルのファンと変わらない状態なんですよね。CDがドッカドカ売れている頃はそういった面はあまり見えないくらいライトリスナーもいましたが、今はコアなファンしか買ってくれないので、やり方もコア向けになっている感じです。

仁八さんの意見、もっともだと思います。
今は売り出そうとすればごり押しだと言われてしまうし、
けっこうどうしようもない状態です。

CDシングルというもの自体が既に時代遅れなので、売上枚数がどれだけ高くても一般の人は興味すら持たれていないと思います。
通勤の電車車内で見ていても音楽を聞いている人は、半数以上スマートフォンで聞いているような感じです。
そのような人達がCDからPC等を使って保存をしているようには到底見えません。
今CDシングルを買っているのは、コアなファン以外にはいないように思えます。
どのようなジャンルの歌手でもファングッズの一つに成り下がっているのでしょう。

シングルチャートですが、上位がどんなに売れていても30位のボーダーラインはいつも3,000枚前後です。
この枚数ではほとんどの歌手はCDシングルをリリースするだけで赤字になっていると思えます。
そろそろシングルリリースを撤退するメーカーおよび歌手が続出しても不思議ではないと感じます。
今は時代の波に乗り遅れた歌手、メーカー、芸能事務所が、最後の悪あがきをしているようにしか見えません。

俺が買っているアーティストだとかなり下位になってしまっているGOING UNDER GROUNDはアルバムのペースの割にシングルが極端に減ってますし、最近聞くようになったLUNKHEADは一般発売のシングルはとうに撤退していて完全にアルバム中心(所属はビクター)、シングルはタワレコ限定、会場限定とかになっています。

DEENもかなりアルバムを出していますがシングルは先日の対談にあるように年1ペースになっています。下位の人たちは既にシングルから撤退しつつあるように思います。

エイベックスとかソニーとかアニメタイアップの枠を固定で持っているところは、曲単位の需要があるのでまだシングル出す意味もあるんでしょうけど。

また失礼します。逆に、CDで買ってくれる層ってのも確かに一部にはいつまでもいると思うんですよね。（自分とか）
ただ今までどおりの売り方だと、今の売り上げくらいじゃ採算が取れない。
だからこれからは、既存のメディアにたよらず（広告費節減）
SNSなどで自分（あるいはファン）から情報発信することで情報・商品を伝える、買わせるってスタイルが増えると思います。
確実に買ってくれる固定ファンだけを対象にすれば、需要と供給が一致して採算もとれるかな、と。
タワレコ限定シングルとかもそういう流れですよね、多分。
自分は詳しくないですが、歌ってみたとかその辺はそういう繋がりが物凄くがっちりしてるから強い印象です。
逆にガッチリしすぎてて一般を巻き込んだ大きな波にはなれないと思いますが。

いまどきCDで買うのはファンかコレクター位でしょうから、もし曲単位で一般にCD買わせるなら
アニメタイアップでアニメ好きな人のコレクター魂を狙うor年配層を狙うなどしないとシングルCDを買う意味は薄いでしょうね…。

仁八さんが書かれている「SNSで発信し、買わせるスタイル」というのは、既に欧米では一般的な概念になっています。
日本では関連団体が反対して遅々として進みませんが、"Pandora Radio"や"Spotify"といったインターネットラジオサービスです。
自分の好きな楽曲を「ラジオ局」として登録し、ユーザ同士で共有するスタイルです。

合法のストリーミングサービスという事から、違法ダウンロードも減少しており、メーカー収益の改善もみられているようです。
日本国内でも初音ミクを売り出しているクリプトン・フューチャー・メディアも昨年から楽曲提供していたようです。
http://www.venturenow.jp/release/2012...

日本もメーカーの収益改善のためにこのようなサービスを開始する動きが徐々に見えています。
数年後にはシングルチャートはこれらのサービスでのプレイ数(シングルトラックチャート)に置き換わるだろうと考えています。