氣志團が久々にトップ10入りを果たしたのは、おそらく昨年と今年開催された「氣志團万博」が大きかったのではないでしょうか。

ゲストにホルモンなどのロック勢、ももクロなどのアイドル勢にHYなどのJ-POP勢あたりもきちんと呼んでいたりと、
非常に豪華でかなり話題になってましたし。

その結果、ここ最近の作品はヒットチャート上位から遠ざかっていたものの、
ORANGE RANGEと違って何となく氣志團の名前だけは世間が忘れておらず、
今回のベストもセルフカバーと言うことで、久々に氣志團聴いてみようかなと言う層を
取り込むことに成功したと言うことではないかと思います。

氣志團の名前だけでは、もう多くのお客さんを取り込めない状況なので、
今後「氣志團万博」を毎年恒例のフェスの形にして、多くの豪華ゲストを呼んで話題を作り、
氣志團の生命線を確保して行こうとしているのが狙いではないかと見ています。

なるほど。フェス関係で存在感を発揮していたんですね。何年も前から消えそうだとか自虐ネタをかましていた印象がありますが、生き残り方は上手ですよね。

アーティスト側が主催するフェスが流行っているのと、氣志團が持つ交友関係の広さを最大限に活かした結果が、氣志團万博の成功や今回のアルバムのヒットに繋がったんだと思います。
ひっそりと出た同発シングルカットの「One Night Carnival '13」はコケたけど、今の時代にアルバム同発シングルという戦略に無理があっただけで。