お隣の国との領土問題から反韓がより高まり（以前みたいにメディアに猛プッシュが出来ないことから）K-POPの人気のピークが過ぎて、ブームが終幕しつつあるのは（紅白や年末の音楽番組に一切呼ばれない事でも）周知の事実ではありますが
今年のO社の売上では男性K-POPの2PM、キム・ヒョンジュン、SHINeeは10万を超えていて、（曲自体が浸透している訳ではないのでこの売上は）信用は出来ないですが売上だけ見るとあまり響いていないのはどうしてなのでしょうか？

KARAや少女時代など女性K-POPは売上がもろに響いている（シングル・アルバム共に5〜10万程ですし）のに男性K-POPは売上が何故あまり変わりないのだろうと疑問に思っていました。

「誰がJ-POPを救えるか?」（麻生香太郎：著、朝日新聞出版）
http://book.asahi.com/reviews/reviewe...
という本に書かれていたことですが、日本国内におけるＫポップアイドルには、ファンクラブを中心とした固定ファンが多いそうです。こうした固定ファンは、楽曲をYoutubeなどでチェックし、来日イベントなどはファン同士でネットで連絡をすることが多いわけです。だから、Ｋポップアイドルはテレビにそれほど出なくても、日本で一定のファンを維持し続けられるのだそうです。

例えば、韓国にはSUPER JUNIOR（スーパージュニア）という男性アイドルグループがいますが、彼らは日本の地上波テレビには全くと言ってもよいほど出演していません。しかし、日本では東京ドームや京セラドーム大阪といった大規模な会場で単独ライブを成功させています。これも、一定の固定ファンをネット経由で確保していることが要因のようですね。

・SUPER JUNIOR、日本で人気の理由は?
http://contents.innolife.net/news/lis...

ヒットチャートにK-POPが牽引する前の、「冬のソナタ」などの韓流ブームの時は、
3,40代あたりの主婦層がメインファン層のイメージで、
今現在も、韓流の熱心なファンと言う意味では、やはりこのあたりが多いのではないでしょうか。
女性リスナーの方って、やはりルックスの良い男性グループを求めるでしょうし、
このあたりが、嫌韓モードが高まった今でも、男性グループが根強い人気を保ち続けているのではないかと思います。

逆に、KARA、少女時代などの女性グループの方が比較的若年層ファンが多いイメージで、
ただ、若い人って、流行りの移り変わりって激しいですから、
この辺が売り上げが急落してる要因ではないかと思います。
男性リスナーも、韓国系よりもAKBなどの同じ日本人アイドルの方を好むでしょうし。

KARAや少女時代などは商法的には通常時のジャニーズ辺りと変わらない(複数商法+応募や多少のイベント)ですが、男性K-POPがやっているのは日本の女性アイドルやV系と同レベルの"イベント商法"に近い…というのが今年前半まで「今週のチャート」やってて抱いている印象です。ブームの時は一緒にされてましたが、わりと最初から売り方が根本から違っていたように思います。

女性K-POPはTVをメインとしたメディア型、いわゆる「流行りモノ」に属するタイプだったので流動的なリスナーが多くてブームの影響をモロに受けましたが、男性K-POPは一定数のコアリスナーが存在し、現在のV系と構造的には同じ形になっているのではないかと思います。V系のような見た目の濃さが無く、さわやか好青年が多いせいか間口が広いので、トップクラスだとまだ10万近い初動が出せるのでしょう。

少なくとも男性K-POPが流行りで売れていた分はほぼ皆無になったと思われます。レミクラーイ(名前もタイトルも違)もそうですし、超新星などブーム時はAmazonなどでもプレミア化していた初回盤CDの数々は、KARAや少女時代のようにあの喧騒が嘘のような大暴落です。ちょっと泣けてくるような値段が並んでます。

韓流好きは、基本的に女性が多いという話は以前から言われていました。

例えば、少女時代が2010年に初の来日イベントを開催した時は、女性アイドルグループのイベントにもかかわらず、観客の大半は女性だったそうです。要するに、彼女たちは東方神起などの男性グループを好きになってから、少女時代などの女性グループに関心を持つようになったようです。

最近の日本では、「Ｋポップブームの終焉」という声がたびたび聞かれます。しかし欧米諸国では、Ｋポップ人気はむしろ上昇しています。

昨年、韓国の男性ソロ歌手・ＰＳＹ（サイ）が歌う「江南（カンナム）スタイル」という曲が欧米で大ヒットしました。

・江南スタイル[日本語字幕]ーPSY

どれほどヒットしたのかと言うと、アメリカ・ビルボードチャートで最高位2位、カナダ、イギリス、ドイツなど計14ヶ国の公式チャートで最高位1位、Youtubeの累計再生回数が18億回を突破（今年10月時点）するという、すさまじい記録です。
http://news.kstyle.com/article.ksn?ar...

この曲は、替え歌も世界各国で作られ、例えば、昨年のアメリカ大統領選にちなみ、オバマ大統領を題材にした「オバマスタイル」

や、共和党のロムニー候補を題材にした「ロムニースタイル」

などがあります。韓国製の楽曲が、アメリカ大統領選をネタにした替え歌に作り替えられたのは前代未聞の出来事ですが、いかに欧米諸国で「江南」が大ヒットしたのかがお分かりいただけると思います。

ところが日本では、「江南」の世界的ヒットはマスコミでもそれなりに取り上げられましたが、爆発的な人気は得られませんでした。この原因は、ＰＳＹ本人が来日してプロモーション活動をしなかったこともありますが、「ＰＳＹが日本の韓流ファン好みのイケメンでは無いからではないか」と推測する声もありました（笑）。

今のところ、ＰＳＹに続いて欧米でヒット曲を出した韓国人歌手はいません。しかし、日本での韓流ブームが終わっても、欧米など他の地域では、まだまだ韓流が受け入れられる素地があると思います。

2年前のオリコンの業界紙"ORIGINAL CONFIDENCE"の抜粋ですが、40代の人気が突出していました。
http://biz-m.oricon.co.jp/news/data/6...
リンク外となっているページも当時読んでいましたが、男性K-POP勢は40代の人気が高かった事を覚えています。
ただし東方神起だけは、各世代に万遍なく人気があった事を記憶しています。
基本的に中心はHKさんと同じくバブル世代の40〜50代の女性だろうと思います。
(身の回りでも、この世代以外からその手の話を聞いたことがありません)
　
男性K-POPだけが人気として残ったのは、日本の歌手にはいなかった隙間産業だったからだと思います。
男性アイドルはジャニーズ系がほとんどで、この世代から見れば子供すぎますし、LDH系列は男臭くて苦手という層をうまく取り込めたのだと思います。

女性K-POPは、KARA, 少女時代のブレイク期に日本のアイドル系の復権が起こってしまい、市場が奪われてしまったことがあると思います。
ダメ押しでいえば、E-girlsが後継者として君臨しつつある状況です。

韓流に関しては、他の国で受け入れる素地は経済面・政治面から見ても既に失われています。
PSYに関しては、今年の5月末にイタリアのサッカー場で大ブーイングがあった事を見ても、ヨーロッパ圏で受け入られているとは思えません。
(単に場違いな場所で歌ったせいで、ブーイングを受けたというのも大きいが)

＞メークインさん
＞女性K-POPは、KARA, 少女時代のブレイク期に日本のアイドル系の復権が起こってしまい、市場が奪われてしまったことがあると思います。
ダメ押しでいえば、E-girlsが後継者として君臨しつつある状況です。

E-girlsについては、少女時代のイメージや雰囲気をマネしているのは事実だと思います。韓国の大手新聞である中央日報も、こんな記事を書いたくらいですからね。

・日本版少女時代「Ｅ−Ｇｉｒｌｓ」、非難と期待の中でデビュー
http://japanese.joins.com/article/265...


ＰＳＹについて言わせてもらうと、彼に続いて、他の韓国人歌手が欧米でも今後受け入れられるのかが問題ですね。

ただ、「江南」について特筆すべき点は、歌詞のほとんどが韓国語のまま（ただしサビの部分では英語も混じっている）でも、欧米で大ヒットしたことです。じつは、ＢｏＡや少女時代なども、すでに欧米進出を試みたことがあります。しかしその手法は、欧米人作曲家が作った曲を、英語の歌詞で歌うというものでした。要するに、韓国人歌手の日本進出で、日本語の歌詞で歌うのと同様の「現地化」手法を、欧米進出でもあてはめたわけです。でもこれでは、単に韓国人が洋楽を歌っているにすぎないわけで（笑）、セールス的な結果も芳しくありませんでした。

しかしＰＳＹは、韓国人が作詞・作曲した曲を、韓国語詞のままで歌い、欧米で成功したわけです。どの国の言語で歌おうが、良い曲ならば世界中で大ヒットできることを証明したわけですね。

自分は日本での男性アイドルの少なさが要因だと思います。女性アイドルはAKBやももクロなどが人気ですが男性の場合、嵐以降のジャニーズってあまり活躍してないと思います。

コメント書き込むのは初ですが、以前からHP拝見していました。ゴーフレットといいます。

K-POPに関しては、ごり押しがなくなったというのが、逆に良かったのかもしれません。
私はK-POP勢がやたらテレビに出ていた頃は全くといっていいほど興味がありませんでしたが、今になって、情報をチェックしたりしています。

日本の男性グループというと、売れているのはEXILE系かジャニーズしかありませんから、それが向かない人にとっては、K-POPというのは好奇心をそそるものなのかもしれません。

EXILEは踊れる人が多いですが、振り付けがいまいちな気がししますし、ジャニーズはルックスや振り付けはいいと思いますが、レベルが高いダンスか？というとそうでもない。
結果、そういうものを嫌った人が国外に興味がいくのでないかと思います。

それと、BIGBANGに関しては、女性の人気もそうですが、若い男性の人気もあったりするんだそうです。
EXILEやジャニーズ系は、曲調が歌謡曲路線で、あまりカッコいいものとはいえない。けれど、K-POPはHIPHOPを基調としたダンスチューンが多いですから、その辺が好きな人ははまるのでは？と思います。

よくK-POPはアメリカのパクリなどと言われますが、そのラインの曲を日本で歌いこなせる人がいるか？というと、実はそれほど多くはないような気がします。

カッコいい曲を持ってきたとしても、そこに日本語をのせるとダサくなってしまったり…。
それに比べて韓国語は日本語よりラップが乗りやすいような印象を受けます。
そういった結果もあって、K-POPを聴く人は一定数いるのでは？と思います。

いろいろ韓国アゲな内容になってしまいましたが、決して韓国の回し者ではないのでお気になさらずに（汗）

韓流ブームの火付け役になった、ヨン様ことペ・ヨンジュン主演の「冬のソナタ」が日本で放送されてから、今年で10周年だそうです。

・韓流10周年公式サイト
http://hanryu10.jp/

ヨン様フィーバーから早10年。今の韓国を代表する世界的スターは、お世辞にも決してイケメンとは言えない、小太りで30歳代のオジサン歌手であるＰＳＹなのです（笑）。

韓国には、今でも徴兵制が存在しており、韓国国民の男子は、満19〜29歳までの間の任意の時期に軍隊へ入り、約2年間の兵役につくことが義務付けられています。当然のことながら、若い人気男性タレントにとっては、徴兵制は悩みの種です。

例えば、東方神起の場合は、メンバーのユンホが1986年2月生まれですから、遅くとも再来年の初頭までには入隊する必要があります。これまで男性Ｋポップアイドルを引っ張ってきた存在である東方神起が兵役で2年間活動停止になるのは、Ｋポップ界の勢力図において、明らかに大きな出来事だと思います。そうなると、男性アイドルの顔ぶれも、必然的に世代交代していかざるをえなくなると思います。

その点、欧米諸国で最近大ブレイクしたＰＳＹの場合は、すでに2009年に兵役を終えています。ＰＳＹの人気がいつまで続くかどうかは分かりませんが、これから兵役に入る若い男性アイドルよりも、活動の自由度は高いと言えるでしょう。かくして、若いイケメンアイドルに代わり、小太りのオジサン歌手の天下が到来するようになるかもしれません・・・（笑）。