昨日、大阪市内にあるブックオフの某店舗に立ち寄ったのですが、中古ＣＤコーナーの棚には、ＡＫＢ４８の最新アルバム『次の足跡』がさっそく並んでいました。でも、その内容を良く見ると、どうも不思議なのです。インターネットで知った事前の情報では、このアルバムのＣＤは2枚組で、しかも2枚目の収録曲が違うタイプが2種類あるとのことだったのですが、同店で売られているアルバムは、いずれもＣＤが1枚しか入っていないのです。

次に不思議な点は値段です。このアルバムは発売されたばかりなのに、値段は900円程度で、ＣＤジャケットに表示されている定価の2000円と比べると半分程度でした。しかも、同じアルバムが店に6つも存在しているのです。

収録内容といい値段といい、一体どうなっているのかと疑問に思い、帰ってからネットで調べてみたら、ようやく理由が理解できました。なぜＣＤが1枚しか入っていないのかというと、これは劇場盤だったのですね。また、劇場盤にはインテックス大阪でも開催予定の「大写真会」への参加券が封入されているようです。
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11...
結局、参加券目当てにＣＤを複数購入して、すぐにブックオフで売却したというわけですね。

でも、このような複数枚商法を続けていたら、数年後にはどうなっているでしょうかね？90年代には、小室ファミリーなどのＣＤが飛ぶように売れていましたが、これらのＣＤは2000年代に入ると、ブックオフなどの中古ＣＤ店で、最も安い価格で投げ売りされるようになりました。ＡＫＢ関連のＣＤも、先が思いやられるような・・・。なにしろ、発売されたばかりのアルバムが、すでに定価の半分に値崩れしているのですからね。

今日は、大阪市内にあるブックオフの別の店に行って、アルバム『次の足跡』の状況を確認してきましたが、こちらには9つありました。もっとも、別のブックオフ店舗では、1つのみしかありませんでした。しかし、いずれも共通している点は、いずれも店頭に並んでいるのは劇場盤ばかりで、2枚組の通常盤は1つも無く、価格は950円だったことです。

AKB48の新曲「前しか向かねえ」には、特別イベント「大島優子感謝祭」の応募抽選券が封入されるそうです。劇場盤には「発売記念大握手会」の応募券がつく一方で、「感謝祭」の応募抽選券は通常版に封入されるそうです。

・大島の卒業イベ商法にファン悲鳴（メンズサイゾー
2014年02月06日）http://news.livedoor.com/article/deta...



「イベント参加券がメイン商品で、ＣＤがオマケ」という状況は、ますます加速する一方です・・・。