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LPからCDへの移行
メークイン / 2015-06-08 23:34:00 No.4131
チャゲ&飛鳥『MIX BLOOD』のアルバムレビューを見ていて気になりました。
今の常識ではレコードがCDに入れ替わったのはもっと後(1988〜89年頃)に捉えられているようですが、1986年の下期には、アルバムでは既にCDが普及段階から主役に入れ替わろうとしていました。
逆にシングル盤はCDが出ていないので、売り上げが目に見えて失速していたぐらいです。
・部門別Top100売上金額がCD>LPとなる(1986/11/3付)
・部門別首位の売上枚数がCD>LPとなる
 (1987/3/30付: 杉山清貴『realtime to paradise』)

この頃はCDの方が高かったので(LP2,800円、CD3,200円が標準)、ボーナストラックが付くのはよくある事でした。
さらに収録できる時間がCDの方が長くできるので、収録曲数で差別化する事もよくありましたね。

ちなみに私のCHAGE&ASKAをリアルタイムで見て記憶しているのは「モーニングムーン」からです。
あのキーボード・シンセサイザーの音は、未来的でスペイシーな雰囲気があって凄い格好良かったんですけどね。

Re: LPからCDへの移行
MOMA / 2015-06-09 00:07:00 No.4132
1988〜89年頃に捉えられているのは大体その辺りでもうCDしか出てないという状況になったことなどもあるのではないでしょうか。

最近この時期の作品を取り上げる事が多いので、
当時の発売状況をファンサイト等で調べる事も多いのですが、
CDが発売されるようになったと思ったら
そこから数年の86,7年辺りがもう境目っぽいんですよね。

86年といえばKUWATA BANDのオリアルは
レコードとカセットから1週間弱遅れてCDで発売するという状況だったのに、
その年末のライブアルバムはもうカセットとCDでしか出してなかったり。

・CDが遅れて発売されるようになる
・CDが同時発売されるようになる
・LPがリリースされなくなる

大体このステップを辿っていたようですけど
スピードが随分早いというか凄い強引だなぁと思います。

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