最近、このサイトを発見して楽しく拝見してます。
Ｓｉｎｇｌｅｓ＆Ｍｏｒｅ ２も
ＬａｓｔＲｏｌｌも所有しているので
スルーしようと思っていたこのベスト盤でしたが
店頭で手にとって、衝動買いに走りました。
ポップなんだけど、独特な捻り(または毒)が
ちりばめられていて、'92年〜'97までよく聴いてました。
反面で、１曲のみしか大ヒットがなかったのも
何故か納得しています。
（同時期のブレイクがミスチルとスピッツというのも
タイミングが悪かったかなと）

今回のベスト盤、『Last Roll』とはだいぶ聞こえ方が違うので新鮮でした。

現役時代は全く知らなかったので、
当初は何であの曲だけ極端に売れたんだろう？と思ったんですけど、
あの当時はもっと分かりやすい方が売れたんでしょうかねぇ。

あまりシングルをリリース順に聞いたことが無く、
「Singles & More」2作は今年になって初めて聞いたのですが、
シングルをリリース順に聞いたことで初めて
売れてからの黒沢さんはかなり戸惑ってたんだなぁ…と感じました。

近年出演されたテレビでのコメントからすると
確かに、精神的に追い込まれていたのかも
しれないですね。
個人的には「Remember」以前の作品のラインを
貫いていればもう少し、活動が長くなったのかと。
ブレイク後も「NICE TO MEET YOU」「雲」のように
大好きな曲も多いのですが。
'93年から'95年ぐらいまでがBEINGブーム、
'95年から'97年ぐらいがTKブームで
バンドに関しては、ビジュアル系が台頭した
90年代中期というのはつくづく
独特だったなと思います。