先日は、DVDとブルーレイについて、
皆さまそれぞれのご意見を頂戴し、有難うございました。

今回、お聞きしたいのは、「映画でのライヴ」についてです。
私は過去にX JAPAN、ミスチル、最近ではスピッツの
「横浜サンセット」などのライヴを、映画館で鑑賞しました。

鑑賞中、加齢によるものか、段々と耳に痛みを覚えるようになりました。
しかし私の感想に反して、ほとんどのレビューにおいて、
音質が良かったと述べられています。

確かに、ライヴ会場では爆音こそアイデンティティ、みたいな所がありますから、
それは仕方ないとしても、映画館でそれを再現する必要はあるのか？と思うのです。
映画館ではただの一「上映作品」なのですから、
映画館で観るに適した音像に仕上げて欲しい…と。

中継であれ、録画であれ、映画館でのライヴは本当に「高音質」なのでしょうか？
もしあれが高音質なら、私個人としては、高音質なんて要らないと思います。

俺が見たのはミスチルだけですが、
もうわずかに下げるくらいがちょうどいい、
という感触ではありました。

「音が良かった」というのは
俺的には
ただライブにおけるその場にいる者の耳を破壊させる事すら
まるで気にしてないような殺人的音量に比べれば
実に素晴らしい音質だった、という感じです。

あとは映画館の音響があまり良くなかった…とかでしょうか。

古い「街の映画館」は今世紀に入ってから、
シネコンに取って代わられていったので、
設備や設計が極度に古いものはあまりないでしょうけど、
それでもなんだかんだ今世紀も15年経ってますし、
映画館によって音響に差があるっていうのは
一般レベルでもけっこう言われているように思います。