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いつもベストに入らない曲があるのは
yako / 2016-03-16 21:56:00 No.4403
何回かオールタイムベストを出してる歌手の中にはいつもベストアルバムには(レコード会社の権利問題とかのしがらみがないのに)収録されない曲があるのはどうしてなのでしょうか?
最近だといきものがかりのようにシングルA面曲が未収録で、アルバム、c/w曲がいつも収録されるケースもあるので。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
MOMA / 2016-03-16 22:55:00 No.4404
シングルはアーティスト本人がシングルにしたいという要望が通らない場合もあるし、単純にいつも入らないなら思い入れが無いんじゃないでしょうか。

いきものがかりの場合、前のベストの時に水野さんがカテゴリ分けして云々とか理由を説明してましたけど個人的にはしっくりきませんでした。

シングルにバラードが多いので、アップテンポな曲はアルバムからも選曲していくとなると選曲の枠が少なくなりシングル曲が外されがちっていうのが結果からハッキリしているわけでそう解釈した方がいいかなと。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
Pondaring / 2016-03-17 07:23:00 No.4405
水野さんがTwitterの連載でデビュー直前の頃を、

(240) 10年前の話だけれど、当時、ソニーミュージック系列の新人は、アニメの主題歌に選ばれることで、世に出るかたちをつくることが多かった。デビューする前の僕らも、とにかくオトナたちからは「なんとか、アニメの主題歌の座を獲得するんだ!」と、もう嫌というほど言われた。

(241) 2005年は、まさにそのための曲作りをしていたようなものだったかもしれない。当時のスタッフの要求はとってもストレートで、主題歌を狙うアニメのカラーに合わせて、ばんばん曲に修正を求められた。

(242) バラードでつくったはずの曲が、いつの間にかアレンジャーに発注され、ディストーションギターの轟音が響くハードロックのデモで返ってきたりする。歌詞はアニメの方向性に合わせ、一字一句、気持ちの悪いほど前向きなものを求められた。戸惑う余裕さえなかった。

と回顧しているので、修正が入りまくって思い入れがなくなってしまった曲なのかもしれません。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
yako / 2016-03-17 16:41:00 No.4406
コメントありがとうございます。あと同じように気になってた福山雅治もこういう理由なのでしょうか?

福の音に収録されるべき楽曲だとシングル曲扱いだった無敵のキミや美しき花がいつもベストで省かれてますが。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
MOMA / 2016-03-17 21:08:00 No.4407
これ水野さんの最近のTwitterですよね。

初期アニタイでいきものにしては妙にロックなのって「HANABI」か「流星ミラクル」の事言ってんの確定的じゃん…と思いました。
ベスト2連続スルーの理由がよりハッキリと見えてしまった気がしました。
「流星ミラクル」って未だに1,2を争う曲なんですけどね…。

福山雅治に関してはコメントも確認してませんし、確定的なことは分かりません。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
近江路 / 2016-03-22 22:28:00 No.4413
wikiによれば、流星ミラクルは水野の高校時代のバンドの楽曲がモチーフらしいですけどね。嫌いなんでしょうか。

ただ、A面よりも優先すべきB面やアルバム曲もあるとは思いますし、いきものがかりでは無い話ですがA面とそれ以外で系統が違うというアーティストもいますからベストから溢れたシングル=思い入れがない、とは言い切れないと思います。

こう考えると、●ニーの運営体制って2000年代になってもブラックなんだな…って思いますね。
SAKURAでデビューしたいきものがかりにアニタイつけようっていう発想がクレイジーですよね。今のback numberにアニタイさせるような感じでしょうし。(back number本人たちは「アニタイが来たら全力で寄せた楽曲を書きたい!」なんてラジオでボケとして語っていましたが。)

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
MOMA / 2016-03-23 18:47:00 No.4414
当時のチャートレビューでは「ソニーアニメ典型パターン」と勝手に命名していましたが、クレイジーでもなんでもなく当時のソニーにはそれがフツーの事でした。00年代CDが売れなくなり、ドラマタイアップで大ヒットの方程式が通用しなくなってからのソニーはアニメタイアップでヒットを飛ばすのが当たり前でした。アニソン専門ではない人たちがレーベルで枠を占拠して…というのはそれ以前はB社が得意としていた手法で、ソニーも「るろうに剣心」で90年代にやっていましたが、00年代になるとこの手法に頼りっきりになったわけです。

いわゆる「土6」と呼ばれたガンダムSEEDやハガレンなどのヒット作を生んだ枠を最上位として、「BLEACH」「銀魂」「NARUTO」のジャンプアニメタイアップは新人でも軽くトップ10ヒットになり、特に有効なタイアップでした。実際にいきものがかりの初トップ10入りは「BLEACH」タイアップの「HANABI」でした。「流星ミラクル」は最強だったはずの「土6」枠だったんですが、不人気作だったようで担当4組のうち元からトップ10人気を持っていたポルノ以外コケてしまいました。

DOESのように銀魂タイアップさえ持って来れば必ず上位に帰ってこれるみたいなのは稀有で大概は徐々に効かなくなり、効き目の弱いアニメしか回ってこず、やがて契約が…というパターンでかなり多くのミュージシャンが消えていきました。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
メークイン / 2016-03-23 21:47:00 No.4415
デビュー時点では、静の「SAKURA」と動の「HANABI」の二面性を見せる戦略だったのだと思います。
リリース間隔も3ヶ月弱とかなり短いですし。

ただし「SAKURA」が想定外にスマッシュヒットしたために、いきものがかりのイメージが早い段階で定着してしまい、動の「HANABI」が浮いてしまった感じになった気がします。

想定外の理由が、タイアップのNTT東日本の電報のCMが高視聴率の2006ワールド・ベースボール・クラシックにて頻繁に流れた事です。
(私はこの時奄美大島へ旅行していたので、テレビは見ていたものの、このCMは見ていません)
本来ならば、じわじわと売っていこうとしていた戦略が裏目に出たのではないかとみています。
「SAKURA」のヒット中に「HANABI」をリリースしたタイミングの悪さもプラスしてあります。

次シングルの「コイスルオトメ」と「流星ミラクル」も静と動の組み合わせですよね。
静と動の二面性を交互に見せていくのは、80年代アイドルのような古典的な手法です。
これにより、いきものがかりの売り方がようやく確定したのではないかと思います。
メンバーは、戦略用に勝手に作られた動のイメージや曲が気に入らないのでしょうね。

Re: いつもベストに入らない曲があるのは
近江路 / 2016-03-23 22:24:00 No.4416
ソニーがある意味すごいのは、未だにアニメタイアップを第一においていることですよね。
今だと「ハイキュー」タイアップかソニーの新人メインではないでしょうか。
Galileo Galileiの活動終了もそのあたりが影響してそうですし、今少し売れかけてるburnout syndromeというバンドもソニーにいってアニタイによっていったように感じます。

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