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『スピッツ/醒めない』評について
hagure / 2016-09-20 10:25:00 No.4523
こんにちは。初めて投稿させて頂きます。
いつも楽しく拝見しているのですが、今回のスピッツの醒めない評に関していくつかお聞きしたいことがあるので、もし宜しければお答えいただけると嬉しいです。大きく2点ですが、

・往年のスピッツと比べて丸くなったと感じるのは(「尖った感じは流石にあまり無い」とあったので)特にどのような部分ですか?

・管理人さんが考える『過去の名盤』はどの辺りの時期の作品を指していることが多いですか?

因みに1点目に関して自分の印象では、
歌詞の面では徐々にストレートになり、今作では特に『リスナーへのメッセージ』と取れる歌詞が多く散見されたので、(ヒビスクスの『恐れるな、大丈夫』など)マサムネ氏の頭の中で完結していた独特の世界観から、リスナーを意識してかなり開けて来たという点では丸くなったといえる気がします。
サウンド面は、自分はど素人なのでこの辺り特にお聞きしたいです。(最近はどの曲もPOPに聞こえるとっつきやすさは感じますが)

長文になり申し訳ありません。既に完成している論評に質問するというのはこの掲示板の趣旨に反すかもしれないので、その場合は無視して下さい。お目汚し失礼しました。

Re: 『スピッツ/醒めない』評について
MOMA / 2016-09-20 17:06:00 No.4524
こちら全面的にど素人で、「論評」でもなくただの「感想」である点は強調しておきます。

笹路さんを離れてからのスピッツはスピッツバブルで根付いたポップなイメージに反してもっとロックバンドである点を強調したいとして試行錯誤を繰り返していました。「フェイクファー」「ハヤブサ」からの「三日月ロック」での目指していた音への到達したというのがストーリーとして印象強く、この時期は毎作ごとに作風が変わり、実に尖っていて攻めている印象があったので、亀田誠治以降は安定して落ち着いたという印象が強くなります。

「ハチミツ」〜「三日月ロック」は過去のアルバム感想ではほぼ赤★4〜赤★5で、「スーベニア」以降は★5以上を使っていません。なので概ね「三日月ロック」以前が「過去の名盤」というのが個人的なイメージです。

今回はロック色が強めな印象もありましたが、その時ほどではないという意味合いで「尖った感じはさすがにもうあまりないし、過去の名盤を凌駕するかというと正直そこまでの勢いはもうない」という一文が出てきています。

Re: 『スピッツ/醒めない』評について
hagure / 2016-09-20 20:41:00 No.4525
返答頂きありがとうございました。
つい論評という言葉を使ってしまいましたが、あくまで個人の感想であることは心得ています。失礼いたしました。

こちらが言葉尻を捉えたような解釈をしてしまったようで、「尖った感じは流石にもう無い」というのは短い期間に急変化していった「フェイクファー」〜「三日月ロック」辺りと比べての印象ということだったのですね。
確かに、この時期は何とか納得のいくアルバムを作りたいという思いがより切実ですし、メンバーもまだ若かった。そういう意味での勢いはもう出せないでしょうね。

お忙しいところ丁寧に返信して頂きありがとうございます。拙文失礼しました。

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