「Original　Mix」と「Radio　Edit」はどちらが一般的なのでしょうか?
　「Radio　Edit」は文字通り、一般的にはラジオなどで流れるものですが、BEST盤に収録される際には非常に曖昧なように思います。
　（本来なら、完全盤である「Original　Mix」の方が収録されるものなのかな?と思いますが）

　例えば「TRF」の「Love&Peace,Forever」ではシングル内に「RADIO　EDIT」と「ORIGINAL　MIX」が収録されていますが、BEST盤には「RADIO　EDIT」（表記はありませんが）が収録されています。

　一方「安室奈美恵」の「Don't　wanna　cry」はシングルでは1曲目が「Radio　Edit」が収録され、一般的ですが、BEST盤「18　19　20」は「Radio　Edit」よりも歌詞が長いヴァージョンが収録されています。（おそらく、これが「Original　Mix」もしくは「Full　Version]ということかもしれません）

　シングルでも「Radio　Edit」のみしか収録されていないものも多く、「Don't　wanna　cry」以外にも「華原朋美」の「I　BELEVE」「I'm　Proud」「globe」の「DEPARTURES」が有名です。

　ZARDの「時間の翼」のプロモ盤では「負けないで」や「揺れる想い」のRemixは前奏が長いので「Radio　Edit」として収録されています。
　本来はそのような使い方が一般的なのかな?と思いますが、アーティスト（プロデューサー）によってその境目がわかりにくい感じがします。

通常はシングル盤の1トラック目に入っているバージョンが一般的なものだと思います。
その曲のバージョン表記がRadio EditやOriginal Mix等定まっていないのでバラバラに感じるだけだと思います。

(上にあげられている作品の1年後に出されている、TKプロデュース作品である、hitomi「BUSY NOW」のように2トラック目がメインタイトルという例外もあります)

私の感覚だと、Radio Editはラジオ局でのオンエア用(またはテレビの歌番組歌唱用)に作られた、ワンコーラス半音源(非売品)が多かったような感じがしています。

その2つの表記って主に90年代の小室ファミリーが多用していたやつじゃなかったでしたっけ？どちらもそんなに一般的ではないと思います。

ベスト盤収録の際にどちらをオリジナル扱いにするかもその時の裁量次第ということでは。

小室哲哉の場合は、ラジオで流す用というよりも単にオリジナルが長いのでシングル用に短くしたSingle MixとかSingle Ver.をRadio Editと名付けていたような。マキシシングルになって収録時間の制約が無くなったり、ストバラ流行で6分前後の曲が珍しくなくなったので今では掴みにくいですが、90年代はまだシングル曲というのは3〜4分台が基本で5分じゃ長いくらいの感覚だったように記憶しています。

「WOW WAR TONIGHT」なんかオリジナルバージョンが「2 Million Mix」とか大胆な名称つけてたし、globeでは「STRAIGHT RUN」とかいうよく分からない名称もありましたし、とにかくなんか横文字でキメたかったんじゃないかと…。

　お二方ともありがとうございます。

　「Original　Mix」「Radio　Edit」は小室さんプロデュースの作品が多いです。
　大抵は1曲目が「Original　Mix」か「Radio　Edit」「Straight　Run」（または無表記）のどれかが多いですが、希に「Original　Mix」と「Radio　Edit」が１つのシングルに入っている（「BUSY　NOW」や「Love&Peace,Forever」安室奈美恵の「NEVER　END」etc）

　BEST盤の際はどちらかですけれど、「シングルコレクション」と銘打たれた場合はシングルに「Original　Mix」と「Radio　Edit」の２つが収録された場合は微妙かな･･･と思ったりします（例えばTRFの20thBEST）
　「Love&Peace　Forever」のシングルの歌詞カードは「Original　Mix」の歌詞だったのですが、結局、収録されるのは「Radio　Edit」となっていて（この曲が例外なのかもしれませんが･･･）
　小室さんの場合、洋楽で扱われる本来の「Radio　Edit」や「Original　Mix」という扱いをしていなかったのかもしれないですね･･･