今年再結成を果たした、THE YELLOW MONKEYの15年振りのシングルの売上って予想以上に売れた印象がないですか？

近年同じく再結成バンドのLUNA SEAはおろか、今のGLAYやラルクを上回る売上を残すとは思わなかったので（全盛期の90年代でもそこまでシングルで大ヒットを残すバンドでは正直なかったので）

ドラマ主題歌だったとはいえ、10万越えは確かに驚きです。
確か「SHOCK HEARTS」とか「パール」の売上はもう上回ってるんですよね。

最良のタイミングで再結成し、
最良のタイミングで復活作を出せたということでしょうね。

継続して活動していたらこうは行っていないでしょうし、
相次ぐ再結成が少し落ち着き、
当たり前にあったものが無くなる事が重なった
この2016年により眩しく見えたというのもあるかもしれません。

イエモンの新曲は強力プロモーションも大きかったと思いますよ。
音楽特番はほぼ全出演、FMなどでも曲かかりまくり、タイアップもかなり効果が大きかったようです。

歌謡メロディーのサビが印象的だったのもあると思いますけどね。

90年代は色々なバンドの中で埋もれがちで、私も当時はあまり良さを理解できていませんでした。
しかし、今聞くと独特な世界観の良さを感じますし新曲も全くブランクを感じさせないので、当時からのファン＋新規ファンが多く売上にも繋がったのでしょうね。

シングルの初回盤にはライブ音源が12曲も入ってて、それで1200円＋税という価格設定も功を奏したかと思います。復帰作だしお得感あるし、円盤を手元に置いておきたい理由にもなったのではないですかね。

私も想定以上のシングルセールスで驚きました。
各種ランキングの指標を見ても、過去最大初動と呼んでもよいレベルです。(その中でも有線の動きが著しいです)
90年代の全盛期もある程度はヒットするものの、突出したヒットがないので埋もれていた感じがあります。
この事が全盛期に紅白に出られず、今年ようやく出る事につながっていると思います。

後は、歌謡曲をベースにした歌謡ロックを貫いていた点も強いです。
10年代の音楽シーンが80年代の楽曲(歌謡曲)に近い部分もあるので、再活動のタイミングで楽曲が古臭くならなかったのも大きかったと思います。