シティポップといえば、大貫妙子とか山下達郎というイメージ。つまりJ-ポップ以前のオシャレ音楽的なイメージだったので、サチモスがそういう扱いを受けていることに、まず驚きました。(今更ですみません)
音楽的にはサチモスとシティポップの先人達を近いとは思えなかったので、「シティポップ」という言葉の意味が変容しているのか、そもそも「シティポップ」とは音楽ジャンルというより、その音楽の纏った雰囲気のようなものを指すものなのかもしれませんね。(「渋谷系」みたいに)
ちなみに私はサチモス初めて聴いた時に、和製ジャミロクワイ！と思って、思わずレコードショップに走りました。
キャッチーさではやや及ばないものの、20年以上前に一世を風靡したあのイカしたグルーヴをヒットチャート(しかも日本の！)のど真ん中に持ってきたのは、「すごい」の一言に尽きます。
良質な音楽がお茶の間的にも評価される時代がついに来るかも？とか期待したくなりますね。

80年代当時のシティポップのイメージと今言われているらしいシティポップは変容した別物っぽい感じはありますね。

普段そのようなジャンル分けを全く意識していないので他に誰が言われてるのか知りませんが…。

「STAY TUNE」でちょっといいかなと思って聞いてみたんですがいざちゃんとCDで聞いてみたら異様なベース音のデカさがしっくり来ず、評判が高い作品というのは分かりましたが個人的にはこれっきりになりそうではあります。