『風のクロマ』を聴いた時は、3ピースか、今の状態かと、迷ってたんですが、
今回の『レミオベスト』を聴いて、
正直、昔の3ピース路線に戻って欲しいと思いました。

『夢の蕾』に関しては、MOMAさんと同様で、ヒネリも何もない、
ストリングスアレンジには、耳障りな印象でかなりウンザリしました。
やっぱり、小林武史のストリングスアレンジって、
どう聴いても、レミオロメンの本当の良さを食い潰してる気がしてきたので、
昔の3ピース路線に戻って欲しいです。

個人的には、3ピース路線とストリングスが丁度いい感じで
混ざり合っていた、『ether』の頃が一番良かったと思いますが・・・。
にしても、このアルバムからは、何故2曲だけ？？？
自分も9,10,15あたりは好きじゃないので、代わりに『モラトリアム』、
『永遠と一瞬』『蒼の世界』あたりを入れて欲しかったです。

プロデューサーも、小林より笹路正徳、亀田誠治あたりの方がいいのではと
個人的には考えてるんですが・・・。
ただ、皆川真人と共同アレンジして『Sakura』は中々いい曲で、
アレンジに関しても確かに悪い印象ではなかったので、
小林から離れるのが無理なら、自分も皆川氏との共同作業に期待でしょうか。

『ether』は良かったですねえ。確かに、ベストには『永遠と一瞬』や『モラトリアム』を入れて欲しかったです。
Sakuraは良かったので、今後に期待したいです。

自分もsakuraはここまでふっきったらありだなと思いました。
ＰＶの印象も吹っ切ったかという感じで・・・
ストリングス路線だけはほんともう勘弁ですね。

自分も蒼の世界やモラトリアムは入れてほしかったです。
サードアルバムからの選曲が多いのはまぁ何となく理由がわかりますが
せめて蒼の世界は入れてほしかった。

Sakura好評ですね。

小林武史はサザンとミスチルという超天才と組んで有名になった人なので、実は実力が無いんじゃないかとさえ思いますが、明らかに00年代以降おかしくなってる気がします。

自身が完全プロデュースしたマイラバの90年代を聞けば分かるように、あの頃は本当に凄かったんですよね。近年の彼がやるのは、ピアノ（自分）主体のアレンジか、ストリングス入れる、本当にこれだけしかやってないように見えます。レミオロメンの場合は特に初期はバンド色が強かったので、より深刻に聴こえます。最近のミスチルもその圧倒的なメロディーでごまかされてはいますが、レミオ同様にストリングス無駄遣いしすぎに思えます。

あとレミオロメンの場合、本人たちは大衆ウケバンドになりたかったのに、多くのファンが望んでいたのはその逆だったっていうのと、結局大衆ウケしきれなかったところが1番まずかったところかなぁと。

分かりやすい話、サザンやミスチル、全盛期のGLAYのような存在になりたい（なることに抵抗が無い）本人たちに対して、世間の認識は売れてる連中でもBUMP、RAD、アジカン等に代表されるようなテレビにもあまり出ない音楽ファンウケする存在（積極的に売れに行く行為を自身もファンも嫌がるという方向）。

これやって一定の成功したのは…スピッツとかエレカシくらいでしょうか。