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OB情報
管理人 / 2007-12-05 20:58:00 No.11895
大竹寛 22期 現;広島
『鯉の新エースとして代表目指す』

広島・大竹寛投手(24)が4日、北京五輪出場を決めた野球日本代表を祝福し、本大会での星野ジャパン入りを目指す決意を見せた。日本中が熱く燃えた台湾での激闘に触発された。まずは黒田博樹投手(32)が抜ける来季、新エースとして結果を残すことが最優先だが、五輪では日の丸を背負って。夢へ向かって突き進む。

ガッツポーズ、雄叫び、ヘッドスライディング。テレビ画面に写った星野ジャパンの熱闘。胸を打つシーンの連続に刺激を受けないわけがなかった。自然と拳に力が入り、熱い思いが込み上がってきた。魂をかけた戦いをしてみたい。大竹が、北京五輪出場へ意欲を見せた。

「韓国戦を見た。すごく刺激になったし、あの場で戦ってみたいという思いはある」。日の丸へのあこがれを隠すことなく、野球人としての素直な思いを口にした。

だが、チームは黒田がメジャー挑戦を表明して、新井は阪神移籍を決断。危機的状況に陥っている。次期エースとして期待される男は、北京五輪よりも優先するものが何か。それは十分理解している。

「今は自分のことをしなければいけないし、来シーズンへの思いは強い。活躍して?それが(代表選出に)つながればいいと思う」。チームへの貢献が、夢へつながることを望んでいる。

代表へのあこがれは強い。浦和学院3年夏の埼玉県大会ではベスト8ながら、日本代表に選出された。アジアAAA選手権に出場。「すごい緊張感だった。(あの経験は)今考えてもためになった」。以来、思いはずっと心の中に秘めてきた。

星野ジャパン入りを目指すことは、決して現実離れしていることではない。大竹は5月、北京五輪の野球アジア予選日本代表第1次候補選手60人に選出されている。

夢を実現するためにも、まずはしっかり体をつくることだ。今季は8月2日に抹消されるなど、右肩痛に泣いた。苦い経験を生かして、キャンプ後は右肩の強化に取り組んでいる。本大会の代表候補の絞り込みが始まる、来年2月のキャンプまでには万全な態勢を整えられそうだ。

今回の星野ジャパンには広島からは一人も選出されていない。「さみしいですね…」とポツリ。大竹は広島の中心選手としても、代表切符をつかみ取る決意だ。

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