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OB情報
管理人 / 2008-02-04 01:30:00 No.12267
大竹寛 22期 現:広島
熱投、大竹104球 下半身重視で球に伸び

状態の良さへの自信か、エースの座奪取への意欲か。大竹寛投手が2度目のブルペンで捕手を座らせ104球を投げ込んだ。今キャンプの投手陣で最多の球数。いずれもきれいに糸を引くような「大竹らしい」球筋だった。「いい感じで投げられた。ただ、もっといいものを目指してやっていく」。強い決意が引き締まった表情に見て取れる。

上半身に力は入っていない。それでも、球に伸びがある。テーマは「下半身を使って投げるフォームを固めること」。ブルペンに要した時間はわずか20分余り。テンポの良さが、迷いのない大竹の胸の内を証明している。

今キャンプはかつてない期待を背負う。その沖縄でいつも携帯しているのは赤いゴムチューブだ。投球直前に肩、ひじの体幹を強化し、けが予防につなげるのが狙い。昨年、黒田博樹投手(ドジャース)から口酸っぱく勧められていた調整方法でもある。「やるべきことをしっかりやらないと」。先輩の思いを受け継ぐ覚悟がある。

首脳陣と話し合い、キャンプ中には一日200球近く投げ込む計画も立てた。「練習で1球納得できる球があっても、それに満足しないようにしたい。理想を高く持っていく」。突き進む道の先には、広島の24代目開幕投手の座が待っている。

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