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29日浦学戦詳細
管理人 / 2008-04-30 11:37:00 No.12810
成徳大深谷2−3浦和学院(延長12回)

成000 000 002 000 =2
浦000 000 200 001x=3
【成】石原・伊佐山−大谷
【浦】森・高島−福士
▼二塁打 宮田(成) 島津(浦)

『つなぐ野球を徹底』
浦和学院は成徳大深谷に苦しみながらも8強入り。
先発した森と継投した高島が粘り強く投げ、森監督は「何とか食らい付いて、最後は勝利の女神が微笑んでくれた」と笑顔を見せた。
打線は赤坂(中日)らを擁した前チームのように、爆発力はない。その分足を絡ませ、つないで1点をもぎ取る野球に徹する。
この日も、8安打のうち長打は1本のみ。5盗塁と足を絡ませ、先制点は敵失に乗じて奪った。
指揮官は「野手陣はまだ硬いが、1試合でも多く経験してゲームの中で成長していってほしい」と期待を寄せた。

『成徳大深谷「あと1歩」夏への自信』
甲子園常連校にあと1歩だった。成徳大深谷は延長12回の末、浦和学院の前に力尽きた。
泉名監督は「良く追いついた。大収穫」と選手をたたえたが、「勝たないと駄目。ナイスゲームで終わっていたら、勝子とは出来ない」と悔しがった。
強豪に真っ向勝負を挑んだ。先発したエース石原はカーブと直球をうまく配して的を絞らせず、継投した伊佐山も粘り強かった。2点リードを許したが、打線は9回に持ち味を発揮。木元の中前打を皮切りに一死2・3塁の好機を築き、横川の遊ゴロの間に1点、さらに伊佐山の適時打でしぶとく同点に追いついた。
だが、延長11回の好機を生かせず、12回も送りバント失敗が響いて無得点。「我慢、我慢の自分達の野球は出来たが、最後はああいう結果になって…」と主将の小林。指揮官も「攻撃力がなさ過ぎる」と課題を実感した様子だ。
県北の進学校でナインは中学時代無名の選手ばかり。だが、泉名監督は確信を掴んだように言った。「練習すればウラガクと対等に戦える。浦和学院だけの時代じゃない」。
創部10年の新興チームは夏、さらなる進化を遂げて戻ってくるはずだ。

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