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大竹寛 情報
管理人 / 2008-06-26 11:55:00 No.13198
大竹寛 22期 現:広島
G倒先陣!「無心」必勝!

後半戦は頼むぞ!27日から再開されるリーグ戦最初の3連戦(対巨人・広島)で広島・大竹寛投手(25)が“開幕投手”を務める。3・28開幕投手を務めたエース候補はここまで2勝9敗と振るわないが、ブラウン監督は悲願のAクラス入りに向けて、後半戦のキーマンに大竹を指名した。

交流戦までの成績はリセットして、リーグ戦にかける。大竹がチームのクライマックスシリーズ進出へ、今度こそ鯉投の柱になってみせる。

27日からの巨人3連戦。大事な“開幕戦”の先発を託された背番号17は「後半戦になって、1試合1試合が大事になっていくのは僕も分かっている。期待に応えられるように結果を出していきたい」と決意を述べた。

今季は黒田が抜け、新エースの期待を込められて3月28日の敵地中日戦の開幕投手を務めたが、黒星が先行し2勝9敗と苦しんでいる。

それでもブラウン監督は、もがく大竹をリーグ戦再開後も先発の軸に指名した。「大竹は力的にはルイスとも変わらない。野球はやり直しがきく職業。前半とは頭を切り替えて、勝ちを1つ1つ積み重ねるようにしてもらいたい。絶対にいい結果は出ると思う」と絶大な信頼を寄せた。

指揮官はここまで10勝のルイスとの投球内容を踏み込んで比較。「相手が誰であろうと、ルイスは自分のスタイルを変えない。自分の力、自分のスタイルを信じてそれを生かしている。ところが大竹はチームが変わると全く違うことが多い」と分析した。

球威はルイスと同等の評価ながら、それなのに勝てないもどかしさを感じている。「焦り、力みとかいろいろあると思う。自分を磨かないといけない」と奮起を促した。

前日24日、大竹は練習休日で静養に努めた。仕切り直しとばかりに気持ちの切り替えはできている。25日は広島市民球場で2階席のスタンドを黙々と走り込んだ。

その後、外野芝に移動してからは、沢崎投手コーチを相手に投球フォームを確かめながら、投げ込んだ。ここまで勝てなかった原因について自己分析は十分している。

「最近よく、言われてるけど点を取ってもらった後に点を取られている」。前回17日の日本ハム戦では4回2/3を6失点。一、四回と援護点をもらった直後に失点、KOされた。今季を象徴する投球内容を頭に描きながら「そういう状況になった時に無心になって、目の前のバッターに集中して抑える意識でいきたい」。あれこれ考えず無心で投げ続けるつもりだ。

現在チームは借金2の4位で、3位巨人とは1・5差。この3連戦がいきなり後半戦最初のポイントとなるだけに、初戦必勝を誓って大竹が先陣のマウンドに立つ。

2008年6月26日 デイリースポーツ 掲載

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