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大竹寛 情報
管理人 /
2009-06-01 12:01:00
No.15535
広島大竹の連続無失点43回でストップ
広島大竹寛投手が江夏超えで5勝目をマークした。楽天戦の6回、山崎武にソロ本塁打を浴びて4月22日横浜戦の5回以来の失点をしたが、69年の江夏豊(阪神)らを抜くセ・リーグ6位の43イニング連続無失点を記録した。6回2失点の好投でチームを04年以来5年ぶりの5連勝に導き、4位ながら3位中日とのゲーム差はなくなった。
最大の試練は初回に訪れた。ハートの強さを試される場面で、大竹は堂々と投げ抜いた。先頭中村真に二塁内野安打を許した直後、2番小坂も打撃妨害で出塁。これに対してブラウン監督が抗議。時間が経過するなかで、黙々と投球練習を行い、再開に備えた。冷静さが実を結んだ。抗議が終わり、無死一、二塁の場面で草野を二飛に抑え、山崎を変化球で二塁ゴロ併殺打に仕留めた。
大竹 立ち上がりから走者を背負っての投球になったが、粘りながら投げることができました。勝てたことが一番ですね。
テンポ良く球を投げ込んで、スコアボードにゼロを刻む。6回には山崎武に今季初被弾して連続無失点記録は43イニングで止まったが、69年江夏らを抜きセ・リーグ歴代6位。「取られたという感じです。(それよりも)2点目です。抑えて、もう1イニングでも長く投げたかった。中継ぎに負担をかけました」。先発の責任を果たす6回2失点で降板。自身5連勝で今季5勝目をマークした。
プロ8年目で、大きな壁を破った。昨季はリーグワーストの13敗(9勝)。メンタル面のもろさを指摘された。しかし、新球チェンジアップが「精神安定剤」になっている。「力んでは投げられない球種ですから。使うことで(全体的にも)力まないので」。配球面で打者の打ち気をそらすだけでなく、リラックスして投げられる効果もあった。
大竹 自分のやってきたことを出せば結果もついてきて、自信になります。これからも謙虚な気持ちで、やりたい。自分だけじゃなく、石原さんのサポートもある。とにかく過信せず、シーズンは長いですから。
先発陣を引っ張ってフル回転。4年目のブラウン体制で、初の5連勝をもたらした。
2009年6月1日 日刊スポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2009-06-01 12:04:00
No.15536
大竹連続無失点止まっても 広島5連勝!
広島の大竹は、喜びと悔しさが入り交じった複雑な表情を見せた。6回2死から山崎武にソロを被弾。実に4月22日の横浜戦(横浜)以来の失点。連続無失点記録はセ・リーグ歴代6位の43回で止まった。
それでも楽天・岩隈相手に投げ勝って6回2失点で5勝目。チームにとって5年ぶりとなる5連勝に「勝てたことが一番です」としながらソロを被弾後、2安打2四球で2点目を許したことについて「あれは与えてはいけなかった」と反省も忘れなかった。
今季はチェンジアップを習得して投球の幅が広がり、課題とされてきたメンタル面も成長。この試合でも3者凡退は3回だけ。再三の危機を切り抜けるだけの精神力も身につけた。5月21日には、遠征先の福岡で26歳の誕生日を迎えた。もつ鍋やケーキでささやかなお祝いをすると「今年は野球をやっていて楽しい」と話した。同席したチーム関係者も「去年まではそんな言葉は聞いたことがありません」と話すほど、充実したシーズンを送っている。
これでチームは5年ぶりの5連勝。江夏、堀内、別所ら大投手の名前が並ぶ連続無失点記録の中に名を連ねた大竹は「チームや野手の方々に感謝したい。過信はせずに、またやるべきことをやっていく」と話した。この謙虚さが、26歳の背番号17をまだまだ成長させる。
≪セでは6位の成績≫大竹(広)が6回に2点を失い、4月28日巨人戦の初回から継続していた連続イニング無失点はこの日の5回を加え43回でストップした。歴代13位タイの記録で、セでは単独6位。なお、プロ野球記録はセ最多記録でもある58年金田(国鉄)の64回1/3。セ2位に55年別所(巨人)の49回1/3、3位は06年藤川(阪神)の47回2/3、4位は62年小山(阪神)の47回、5位は66年堀内(巨人)の44回。
2009年6月1日 スポニチ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2009-06-01 12:07:00
No.15537
大竹、無失点止まるも江夏超え43イニング0封
はっとわれに返った時には、もう遅かった。6回2死。大竹の“ゼロ行進”は、44イニング目で途切れた。山崎武に142キロのシュートを左翼席へ運ばれた。4月22日以来の失点。だが、チームに5年ぶりの5連勝をもたらしたのは、紛れもなく背番号17だった。
「勝てたのが一番」試合後、終わりを告げた連続無失点記録も、大竹は振り返ろうとはしなかった。失点後も「点を取られてから(が大事)と思っていた」と気持ちを切り替え、2点目こそ許したが、2死満塁の場面では代打リックを二ゴロ。6回2失点で乗り切った。
43イニング連続無失点は江夏らを抜き、堂々のリーグ歴代6位。「今までやってきたことが自信になるし、チームや野手の人たちに感謝しなければいけない」これまで“独り相撲”でゲームを崩してしまうことがあったが、野球はベンチ全員でやるものだということを悟ったという。
4月28日の巨人戦(マツダ)に今季初完封、初勝利を挙げてからスタートした無失点ロード。その間、野手全員からの信頼を勝ち取った。ベンチに戻ってくる時、アウトを取ってくれた一人一人に頭を下げる。「ホッとしたのと、野手の人への感謝の気持ちです」5月の月間MVP候補は自信に満ちていた。
新エースの力投に、打線の援護と投打がかみ合い、就任以来初の5連勝にブラウン監督も「一丸となって勝っていけばいい」と誇らしげだった。
2009年6月1日 スポーツ報知掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2009-06-01 12:14:00
No.15538
大竹 歴代7位の43回無失点で5連勝
広島・大竹寛投手が連続無失点を43回にまで伸ばし、江夏豊氏らを抜き、歴代7位タイにランクインした。六回二死から楽天・山崎武にソロ本塁打を浴び、無失点記録は43回で途切れたが、楽天のエース岩隈に投げ勝ち、6回2失点で今季5勝目をマーク。チームは04年8月以来5年ぶりの5連勝となった。
記録がすべてじゃない。連続無失点が途切れても、チームの勝利に貢献できたことが一番うれしかった。大竹がエース岩隈とのエース対決を制した。1点差の九回は永川が最後を締めると、ベンチのイスから立ち上がり、満面の笑みで拍手。緒方に頭をなでられて握手を交わすと、大竹はうれしそうにお辞儀した。
「チームが勝てたことが一番。チームや野手の方に感謝したい。これからも過信をしないでやっていきたい」。6回2失点で5勝目。4月28日の巨人戦から5連勝を遂げたエースは淡々と勝利の味をかみしめた。
38回連続無失点で迎えた、楽天のエース岩隈との対決。そんな厳しい条件が重なる中でも、投球の原点とする自然体、無心の投球を心がけた。
大竹に初回いきなりピンチが訪れた。無死一塁。バントを試みた小坂がバットを引いた際に石原のミットと接触したが、打撃妨害を取られた。黙ってはいられないブラウン監督は10分間の抗議を行ったが、ここで崩れないのが今年の大竹だ。
マウンドでは屈伸運動、シャドーピッチングを繰り返しながら試合再開に備えた。無死一、二塁から4割打者の草野をチェンジアップで二飛。威圧感あふれる山崎武にも真っ向勝負でシュートを多投した。最後はスライダーで二ゴロ併殺打。これで落ち着いた大竹は二回以降もスコアボードにゼロを並べる。五回まで無失点に抑え連続無失点を43回に伸ばした。
六回二死。山崎武に甘く入ったシュートを左翼へ今季初被弾され、ついに連続無失点は途切れた。それでも山崎武は「大竹は昔から潜在能力は高かったが、今日もとても強い球が来てた。打てたのはたまたまだよ」と称賛。パを代表する長距離砲も40回を超えた連続無失点に納得の表情だ。
4月28日の巨人戦から続けた43回連続無失点は、セ・リーグ歴代6位でプロ野球7位タイ。5月に限れば5日の中日戦から34回連続無失点で、これは70年の阪神・村山の月間連続無失点記録の34回に肩を並べた。5月は4勝負けなし。月間MVPも射程圏にとらえた。
「自分がやってきたことが結果となり、自信につながっている。これからも謙虚にやっていきたい」。心技体ともに成長し続ける大竹。今や押しも押されもせぬエースに成長した右腕が、この勢いで勝ち続ける。
2009年6月1日 デイリースポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2009-06-01 12:17:00
No.15539
5年ぶりの5連勝 大竹は無念の被弾点
広島が5年ぶりの5連勝。三回に2点を先行し、四回に梵の2点二塁打などで3点を追加。終盤反撃されたが、継投でしのいだ。大竹は6回2失点で5連勝。永川が15セーブ目。楽天は山崎武のソロから追い上げたが、わずかに及ばなかった。
▽大竹、動じずピンチ断つ
記録の呪縛から解き放たれた安堵と悔しさと。一発を浴びた直後、大竹の顔に浮かんだのは苦笑いだった。連続無失点イニングは43で止まった。「走者を出しても粘ることができた。勝てたのが一番」。試合後の表情は晴れやかだった。
「その時」は六回2死から訪れた。打席は山崎武。カウント0―1から、142キロの内角低めのシュートを左翼席に運ばれた。今季239人目の打者に初めて喫した一発だった。連続無失点イニング43はセ・リーグ歴代6位、月間連続無失点イニング34は村山実(阪神)と並ぶリーグタイの勲章が残った。
失点直後はさすがに慎重になった。2安打と四球でさらに1失点。ただ、続く2死満塁はしのいだ。「この打者はこう攻めようとか、このボールはこう投げようとか、ピンチでも考えられている」。好投を支えてきた冷静な状況判断が、揺らぐことはなかった。
5月は4勝負けなし、防御率0・51。月間MVP候補にも名前が挙がる。「結果は自信になるが、これからも過信せずにやりたい」。約1カ月に及んだ球史に残る快投劇で、心技ともにたくましさを増した。
2009年6月1日 中国新聞掲載
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広島大竹寛投手が江夏超えで5勝目をマークした。楽天戦の6回、山崎武にソロ本塁打を浴びて4月22日横浜戦の5回以来の失点をしたが、69年の江夏豊(阪神)らを抜くセ・リーグ6位の43イニング連続無失点を記録した。6回2失点の好投でチームを04年以来5年ぶりの5連勝に導き、4位ながら3位中日とのゲーム差はなくなった。
最大の試練は初回に訪れた。ハートの強さを試される場面で、大竹は堂々と投げ抜いた。先頭中村真に二塁内野安打を許した直後、2番小坂も打撃妨害で出塁。これに対してブラウン監督が抗議。時間が経過するなかで、黙々と投球練習を行い、再開に備えた。冷静さが実を結んだ。抗議が終わり、無死一、二塁の場面で草野を二飛に抑え、山崎を変化球で二塁ゴロ併殺打に仕留めた。
大竹 立ち上がりから走者を背負っての投球になったが、粘りながら投げることができました。勝てたことが一番ですね。
テンポ良く球を投げ込んで、スコアボードにゼロを刻む。6回には山崎武に今季初被弾して連続無失点記録は43イニングで止まったが、69年江夏らを抜きセ・リーグ歴代6位。「取られたという感じです。(それよりも)2点目です。抑えて、もう1イニングでも長く投げたかった。中継ぎに負担をかけました」。先発の責任を果たす6回2失点で降板。自身5連勝で今季5勝目をマークした。
プロ8年目で、大きな壁を破った。昨季はリーグワーストの13敗(9勝)。メンタル面のもろさを指摘された。しかし、新球チェンジアップが「精神安定剤」になっている。「力んでは投げられない球種ですから。使うことで(全体的にも)力まないので」。配球面で打者の打ち気をそらすだけでなく、リラックスして投げられる効果もあった。
大竹 自分のやってきたことを出せば結果もついてきて、自信になります。これからも謙虚な気持ちで、やりたい。自分だけじゃなく、石原さんのサポートもある。とにかく過信せず、シーズンは長いですから。
先発陣を引っ張ってフル回転。4年目のブラウン体制で、初の5連勝をもたらした。
2009年6月1日 日刊スポーツ掲載