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大竹寛 情報
管理人 / 2009-06-23 13:50:00 No.15689
大竹寛 22期 現:広島
大竹が宣言!エコ投球で完投しまくる

広島・大竹寛投手が22日、中日戦(26日・マツダ)から再開するリーグ戦で完投数を増やすことを誓った。チームは4月28日の巨人戦で完封した大竹以来39試合も完投投手が出ておらず、中継ぎ陣にしわ寄せが及んでいる。救援陣が疲弊してしまってはクライマックスシリーズ進出もおぼつかない。鯉投を救うために“エコ投球”でフル回転する。

恩返しする時がやってきた。6月に入ってうだるような暑さが続く中、リーグ戦では連戦が続く。中継ぎにこれ以上の負担をかけられない。先発の柱・大竹が“フル回転”を約束した。

「先発するなら完投したい。夏場はどんどん暑くなるので(中継ぎのために)何とか頑張って1イニングでも長くマウンドでいる、という気持ちを持って投げたい」

期する思いがある。ここまで5勝のうち4勝を中継ぎの踏ん張りで手に入れるなど、何度も中継ぎに助けられてきた。

チームは1試合平均の先発を除く起用投手が2・87人。当然、リリーフ陣にしわ寄せが及び、梅津は6月4日に右肩痛で離脱。横山は6月の9試合中3試合で失点。6月中旬まで防御率0点台だったシュルツも、ここ3試合は毎試合安打を浴びている。

今季ここまで広島の完投は12球団で9位タイの3。先発投手の1試合平均投球回数は5・80回で、1試合平均球数は93・9球だ。点差や状況などもあり、一概には言えないが、ブラウン監督は100球前後で交代させていることになる。しかし、投球内容がよければ100球を超えても続投させることはできる。

大竹が目指すスタイルは、チェンジアップとシュートを活用して打たせて取る“エコ投球”。「監督のさじ加減だが、内容がよければ(完投も)あると思う。ゴロを打たせ、無駄な四球は球数が増えるので気をつけたい」。リーグ戦再開後、最初の先発は27日の中日戦が濃厚。1・5差で追う3位チームに完投勝利を挙げ、チームを勢いづける決意だ。

状態はいい。休日を返上してマツダスタジアムで約30分のランニングなどを行った後は「いい汗をかけた。キャッチボールもよかった。状態は悪くない」とすがすがしい表情を見せた。

この状態をキープする秘けつは「よく食べ、よく寝ること」と言う。夏場でも食欲は落ちないため、睡眠時間を確保するために今季もクーラーを活用する。「タイマーをうまく使ってしっかり寝られるようにしたい」。昨季9勝のうち7勝を7月以降に挙げた夏男。フル回転へ準備は整った。

2009年6月23日 デイリースポーツ掲載

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