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アジアAAA野球選手権 情報
管理人 / 2009-08-25 11:37:00 No.16373
きょうからアジアAAA野球選手権

誇りを胸に県勢3選手 島津・芹沢・西村

高校生年代で争う第8回アジアAAA野球選手権大会(25〜29日・韓国)の日本代表18人に埼玉から、島津裕真内野手(浦和学院)・芹沢拓也投手(埼玉栄)・西村祐希捕手(春日部共栄)の3人が選ばれた。メンバーは千葉県で合宿(19〜23日)を行い、本番に備えた。

グラウンドでの表情は生き生きとしていた。「わくわくしている」と3人。初の日本代表を楽しみにしている。はじける笑顔には、誇りと充実感が漂った。

21日の千葉県大学リーグ選抜との練習試合は島津と西村が先発。2−4の8回、島津が同点打を放つなど5−4で逆転勝ち。22日の同選抜とのゲームには芹沢が7回1死一・二塁から登板。4失点したものの、8回は三者凡退に抑えた。4−5で敗れたが、収穫は大きかったようだ。

代表は関東1都7県から選出された。長身左腕の真下貴之(千葉・東海大望洋)や、スラッガーの筒香嘉智(神奈川・横浜)らプロ注目のそうそうたる顔ぶれ。
指揮は浦和学院の森士監督が執り、川口の冨沢雅浩監督がアシスタントコーチで参加する。浦和学院でも主将だった島津は日本代表でもキャプテン。「みんなチームの中心だったのでまとめやすい」と話す。

大会は1994年に始まり、隔年毎に開催。覇権争いだけでなく、野球後進国への振興も目的とする。
今回は全国高校選手権に出場できなかった選手で構成。関東選抜で臨むことになった。日本や韓国、中国など6カ国がA・B組に分かれて予選リーグを行い、決勝トーナメントを争う。

立ちはだかるのはホスト国・韓国か。これまで決勝トーナメントで3度戦って2勝1敗と勝ち越し。第6回大会の決勝では、延長10回の末に5−4で競り勝った相手だ。森監督は「投げて守って、打って走って勝つ」と優勝に照準を定めた。

国際大会初参加の芹沢は「他県の投手は格が違う」と圧倒されながらも、「アクセントを付けられれば」と役割を自覚する。西村は「新鮮。好配球したい」と凛とした表情を見せた。不慣れな木製バットにも島津は「芯に当てれば、あまり違いはない」と力を込めた。

▼第8回アジアAAA野球選手権大会日程
試合会場:木洞野球場
8月26日 18:30 日本−中華台北
8月27日 18:30 日本−韓国
8月28日 準決勝
8月29日 決勝・3位決定戦

2009年8月25日 埼玉新聞掲載

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