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大竹寛 情報
管理人 / 2009-11-07 20:51:00 No.16939
大竹寛 22期 現:広島
大竹、穴のない先発目指す

黒田以来「200投球回」目標

広島の大竹にとって、今回の日南秋季キャンプは「先発力」を上げるためにある。投球練習だけでなく、クイックモーション、けん制、打撃にも熱心に取り組む。「すべてが勝ちにつながっていく」。今季、2度目の10勝(8敗)を挙げた右腕は、ローテ投手に必要な要素のすべてでレベルアップを目指す。

6日のブルペンでは新しいセットポジションを試した。これまでへその位置まで下げてきたグラブを胸の前で制止。すると約1・3秒だったクイックモーションのタイムが1・2秒を切った。「けん制も速くなる」。球威も落ちていなかっただけに、手応えはいい。

この秋から本格化した投手の打撃練習でも、真剣さが目立つ。バント、バスターは日に日に向上。打撃技術が上がるほど、好機で打順が回っても代打を送られる場面は減る。球数制限の撤廃を唱える野村新体制だけに、「(年間の)イニング数増にもつながると思う」と張り切る。

頑張る姿に、山内投手コーチは「いい成績を残しても、向上心を忘れてはいない。いい顔をして、やっている」と称賛。今季185回2/3を投げた大竹は、チームでは2005年の黒田博樹(現ドジャース)以来となる「シーズン200投球回」を来季の目標に定めた。

2009年11月7日 中国新聞

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2009-11-07 21:15:00 No.16940
大竹 黒田になる!目指す200投球回

広島の秋季キャンプが6日、日南市内の天福球場などで行われ、大竹寛投手が来季の目標に「200投球回以上」を掲げた。達成すればチームでは師と仰ぐ黒田(現:ドジャース)の05年以来。今季3度目のブルペンでは新たなセットポジションに挑戦するなど、来季こそ真のエースになってみせる!

さらなる高みを目指す。充実した秋季キャンプを送っている大竹が、真の投手陣の柱となることを誓った。
来季も勝ち星・防御率など全ての数字にこだわるとした上で「200イニングは目標としたい。届くか届かないかの高いレベルなので頑張りたい」。昨オフは「無理です」と話していた右腕がハッキリ言い切った。
実績が自信の裏付けだ。今季は4年ぶりの10勝を挙げ、初の防御率2点台(2.81)を記録。自己最多の185回2/3を投げ、現役では6年連続の横浜・三浦に続く5年連続の規定投球回に到達した。
野村監督も全幅の信頼を寄せている。「彼の目標は、“良い成績を残す”という意思表示なので尊重したい。200回を投げるということは、結果がついてくるということなので、10勝以上で貯金を作るということだと受け止めたい」と頼もしい言葉に目を細めていた。
達成すればチームでは05年の黒田以来となる。大竹は入団以来6年間、偉大な先輩の妥協を許さない練習姿勢を間近で見てきた。だが、そんな黒田でも200回以上の投球回数は2度(03/05年)しか達成していない。だからこそ、今キャンプには目的を持って取り組んでいる。
3度目のブルペンで、ベルト付近だったグラブの位置を胸元まであげたセットポジションに挑戦し始めた。課題のけん制とクイックを克服するためだ。新フォームで投げたのは69球中6球だったが、手応えは上々。始動から捕手のミットまでの到達タイムが1.3秒から1.2秒台に上がった。今後は旧フォームでも投げて、よりよい形を模索するつもりだ。
今キャンプでは、バスター・スライディングなど“9人目の野手”としての技術の向上にも積極的に取り組んでいる。山内コーチは「選手である以上、向上心を持ってやって欲しいし、そういう気持ちが見える。いい顔をしているよ」。大竹が日南でまたひと回り成長しようとしている。

2009年11月7日 デイリースポーツ掲載

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