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大竹寛 情報
管理人 / 2009-12-04 10:03:00 No.17052
大竹寛 22期 現:広島
大竹『吉本新喜劇』で勉強しまっせ!

広島の大竹寛投手が3日、マツダスタジアムで自主トレ後、4日に行われるミズノアドバイザリー会議に出席のため大阪入りし、吉本新喜劇に足を運んだ。時としてマウンドで熱くなりすぎる性格だけに、求めるのは、ちょっとした遊び心。余裕が生まれれば、それこそ誰にも手がつけられない剛球がさえわたるはずだ。

来季はもう、独り相撲の投球はしない。大竹が成長するために目をつけたのは、意外な場所だった。

「新喜劇を見にいこうと思います。これからも遊び心を学んでいきたいですね」

マツダスタジアムに自主トレに訪れた大竹はウエートなどで軽く汗を流した。練習を終えると、向かった先は4日にイベントの予定が入っている大阪。トレーニングの一環?として早速、吉本新喜劇に足を運んだ。

すでに大竹にはお笑いの講師役もいる。吉本新喜劇芸人の中條健一。ヤクザの役柄が多い中條のファンで、今季中も遠征先などで何度か会食に出かけたこともある。携帯ストラップのミニチュアフィギュアも中條のもの。「これから楽屋にも入りたい」。許されれば、芝居後の楽屋で、舞台に上がる前の心構えなどの教えを聞くことも検討している。

今季は4年ぶりの2ケタ勝利を達成。シーズン最終の巨人戦では1-0完封勝利で有終の美を飾った。「ベストの投球ができた」と振り返る。ピンチでも表情に出さずに淡々と投げる。最後の登板で理想の投球ができたが、もう一段、上を目指すためにも、ちょっとした遊び心を身に付けようというわけだ。

年々、安定感の増す投球をみせているものの「まだまだ上を目指していきたい」ときっぱりと言い切る。来季の目標に、プロ初の2年連続2ケタ勝利と今季達成できなかった200投球回数の到達をノルマに掲げている。野球の技術を磨くことはもちろん、大竹はあらゆる面で自己改革しようという意欲に満ちている。

今オフには長年生活した三篠寮を退寮し、一人暮らしを始める。規則正しい生活を心がけ、来季のマウンドでもテンポのいい投球につなげようという腹づもりだ。

「チームの優勝の力になりたい」。遊び心を取り入れた大竹なら、幅広い投球で勝ち星を量産することも可能だ。

2009年12月4日 デイリースポーツ掲載

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