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大竹寛 情報
管理人 /
2009-12-05 11:42:00
No.17056
大竹寛 22期 現:広島
広島大竹が憧れ工藤から“8割投法”伝授
広島大竹寛投手が4日、大阪市内のミズノ大阪本社で行われたアドバイザリープロスタッフ会議で西武工藤公康投手から“8割投法”を伝授された。好投したときの感触を翌日以降も維持するために、余力を残して登板を終えるという内容。そのアドバイスに感激した大竹は、来春のキャンプでその教えを実践することを決意。さらなる進化を目指す。
大竹が上気した表情で言った。「すごいためになりました」。興奮を抑えきれなかったのは、現役26年の経験、そして通算224勝の実績を持つ工藤から受けた金言のためだった。
工藤 投げてよかったときの感覚を覚えておくこと。なんで今、自分は調子がいいのか、投げていい感触があったら、その日で使い切らずに次の日も維持する。8割くらいの力で続けることだ。
つまり2割ほどの余力を残しておけば、好調を維持しやすいという工藤の体験談だった。力投型の大竹にとって工藤の考えは斬新だった。「今の僕にはタイムリーな話でした」と感激した。
工藤と大竹は、もともとはあいさつ程度の面識しかなかった。しかし、この日初めて踏み込んだ野球の話をして、貴重なアドバイスをゲットした。大竹が「僕は(試合の)立ち上がりがよくないんです」と相談すると、工藤も「得意じゃない」と話したという。
工藤 でも、立ち上がりがいいときもある。そのときになんでいいのか? と。技術なのか、食事なのか、それとも生活習慣がよかったのかもしれないじゃないか。
「雲の上の人」とあこがれる存在からの助言に「目に力があるんですよ。本当に今日は来てよかった」とすっかり心酔。工藤は「アドバイス? それは僕から言うことじゃない」と言葉を濁したが、大竹の実力については「そりゃ彼はスゴイものを持っていますよ」と認めた。
大竹は、大阪入りした前夜、なんばグランド花月で吉本の舞台を鑑賞し、先輩嶋の紹介で知り合った吉本新喜劇の中條健一(44)と一緒に食事した。そこでも「ツッコミを覚えろ」という珍アドバイス? をもらっていた。まさに収穫いっぱいの大阪遠征だった。
工藤の教えを実践すべく、来春のキャンプでは投げ込み時に調子が良いからと投げすぎないように心掛けるという。「いい感覚を大事に残したまま、次の日につなげていきたい」。20歳年上の“教科書”を参考に、来季は目標の2年連続2ケタ勝利&200投球回を目指す。
2009年12月5日 日刊スポーツ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2009-12-05 11:43:00
No.17057
大竹「雲の上の人」工藤からアドバイス
広島・大竹は会議の中で「雲の上の人」と話す西武・工藤を直撃。
自身が課題とする立ち上がりの改善などについて「いい時もあったはず。いい時は何を食べたか、どんな生活習慣でその日を迎えたか。いい時の感覚を自分で覚えることが大事」などのアドバイスをもらった。約10分間直立不動で話に聞き入っていた右腕は「ためになったし、何よりも目に力があった。本当にきょうは来て良かった」と収穫に目を輝かせた。
2009年12月5日 スポニチ掲載
Re: 大竹寛 情報
管理人 /
2009-12-05 11:48:00
No.17058
大竹 感激!興奮!!工藤から金言
広島・大竹寛投手が4日、大阪市内のミズノ大阪本社で行われた「ミズノアドバイザリープロスタッフ会議」に出席し、西武・工藤公康投手から金言を授かった。現役最多となる通算224勝左腕の言葉に感激。これを生かし、優勝そして、自身初の200投球回到達と2年連続2ケタ勝利を目指す。
千載一遇のチャンスを逃さなかった。バットと用具についての分科会中。大竹は時間をもてあましていた工藤の動きを見逃さなかった。自ら駆け寄り、質問をぶつけた。
これまではあいさつ程度しか交わしたことがなかった。それでも気後れを振り払い、勇気を出して話しかけた。球界最年長左腕の丁寧な対応で、約10分の野球談議。大竹は直立不動で耳を傾け、一つ一つの重みのある言葉をかみ締めた。
「雲の上の存在の人」と話す工藤から初めて受けた具体的なアドバイス。「すごいためになりました。いやー、よかった。本当にうれしいし、来てよかった」。興奮を隠しきれず、ほおは紅潮していた。
内容は好調期間持続の方法についてだった。大竹によると工藤から伝えられたのは、気持ちの持ち方と考え方だった。
「いい時の感覚を自分で覚えていけ。調子がいいと自覚したら、その日で使い切らず、8割ぐらいにして次の日も続けていく方がいい。いい時はなぜよかったのかを考えないと。技術も大切だけど、食べたものとか、生活習慣とか、そういうとこも大切にしないといけない」
大竹にとっては、まさに金言だった。これまでは高い能力がありながら投球に集中し過ぎるあまり、周囲が見えなくなる悪癖があった。その結果、余分な力を使うことも多く、序盤での降板やピンチでの連打なども目立っていた。メンタル面を課題に挙げていたこともあり、「今の僕にとって非常にタイムリーな話だった」と感銘を受けた。
貴重なアドバイスは早速、来春キャンプで生かす。「調子がいいからといって投げ過ぎないようにしたい。いい感覚を残して、一日で終わらせないようにしたい」。キャンプでは投げ込みが課されるが、冷静に状態を把握して調整する方針だ。
工藤は「投手としてすごいものを持っている。交流戦で投げられたら困るけどね」と苦笑しながらも成長を期待した。大竹が貴重な言葉を無駄にしなければ初の200投球回達成も、2年連続2ケタ勝利も夢ではない。
2009年12月5日 デイリースポーツ掲載
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広島大竹が憧れ工藤から“8割投法”伝授
広島大竹寛投手が4日、大阪市内のミズノ大阪本社で行われたアドバイザリープロスタッフ会議で西武工藤公康投手から“8割投法”を伝授された。好投したときの感触を翌日以降も維持するために、余力を残して登板を終えるという内容。そのアドバイスに感激した大竹は、来春のキャンプでその教えを実践することを決意。さらなる進化を目指す。
大竹が上気した表情で言った。「すごいためになりました」。興奮を抑えきれなかったのは、現役26年の経験、そして通算224勝の実績を持つ工藤から受けた金言のためだった。
工藤 投げてよかったときの感覚を覚えておくこと。なんで今、自分は調子がいいのか、投げていい感触があったら、その日で使い切らずに次の日も維持する。8割くらいの力で続けることだ。
つまり2割ほどの余力を残しておけば、好調を維持しやすいという工藤の体験談だった。力投型の大竹にとって工藤の考えは斬新だった。「今の僕にはタイムリーな話でした」と感激した。
工藤と大竹は、もともとはあいさつ程度の面識しかなかった。しかし、この日初めて踏み込んだ野球の話をして、貴重なアドバイスをゲットした。大竹が「僕は(試合の)立ち上がりがよくないんです」と相談すると、工藤も「得意じゃない」と話したという。
工藤 でも、立ち上がりがいいときもある。そのときになんでいいのか? と。技術なのか、食事なのか、それとも生活習慣がよかったのかもしれないじゃないか。
「雲の上の人」とあこがれる存在からの助言に「目に力があるんですよ。本当に今日は来てよかった」とすっかり心酔。工藤は「アドバイス? それは僕から言うことじゃない」と言葉を濁したが、大竹の実力については「そりゃ彼はスゴイものを持っていますよ」と認めた。
大竹は、大阪入りした前夜、なんばグランド花月で吉本の舞台を鑑賞し、先輩嶋の紹介で知り合った吉本新喜劇の中條健一(44)と一緒に食事した。そこでも「ツッコミを覚えろ」という珍アドバイス? をもらっていた。まさに収穫いっぱいの大阪遠征だった。
工藤の教えを実践すべく、来春のキャンプでは投げ込み時に調子が良いからと投げすぎないように心掛けるという。「いい感覚を大事に残したまま、次の日につなげていきたい」。20歳年上の“教科書”を参考に、来季は目標の2年連続2ケタ勝利&200投球回を目指す。
2009年12月5日 日刊スポーツ掲載